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LFC001038

Antique 【La Azteca】 Chimayo Purse Solid Blue w/Concho c.1940

Antique 【La Azteca】 Chimayo Purse Solid Blue w/Concho c.1940
37,800 円(税込)
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Antique 【La Azteca】 Chimayo Purse Solid Blue w/Concho c.1940
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1940年代製、【La Azteca】ブランドのビンテージチマヨパースです。 非常に珍しいソリッドな単色のピースで、シンプルながら、かなり大き目のコンチョがあしらわれたパースです。

当時、フレッド・ハービー社はチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房にこちらの様なパースの製作を発注していたようです。 現在で言うOEM生産で、こちらの【La Azteca】ブランドも、コンチョのスタンプなどから、【Ganscraft】ガンズクラフト社によるOEM製品と推測されます。

【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。20年代~40年代には現在、大巨匠として名前の残るシルバースミスが多数在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。前述の通り、 雇われていたアーティストは非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらは、とても深く綺麗なセルリアンブルー(画像では白い背景の色が実物に近い色目となります。)のチマヨ織に大きさがあり、独特の剣菱のようなシェイプを持つコンチョが施されています。コンチョに施されたスタンプも独自性の強い古いスタンプが使われており、史料価値も高いピースです。
ジップはボールチェーンハンドルTALON社製(コの字止め)、内側に小さなポケットが付きます。 もちろんHAND WOVEN(手織)になりますので大変な時間をかけて作られた作品です。

こちらのような【パース】は、クラッチバックとしてはもちろん、バックインバックとして貴重品の保管にも大変便利なアイテムです。
また、ソリッドな単色で仕上げられているため、チマヨ独特の柄によるインディアンクラフトらしさは抑えられていますが、シンプルでクラシックな印象はあらゆるスタイルに馴染みやすく、フォーマルな場面にも対応します。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは未使用品、デットストックで発見されていますので、使用感はありませんが、画像の様に正面外側(コンチョの付く面)は、変色が見られます。また、内側袋布にスナップボタン受け金具の錆が付着しています。
それらにより、パーフェクトなコンディションではありませんが、使用にあたって問題のあるダメージは無く、ビンテージとしてはとても良好な状態だと思います。
1940年代製、【La Azteca】ブランドのビンテージチマヨパースです。 非常に珍しいソリッドな単色のピースで、シンプルながら、かなり大き目のコンチョがあしらわれたパースです。

当時、フレッド・ハービー社はチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房にこちらの様なパースの製作を発注していたようです。 現在で言うOEM生産で、こちらの【La Azteca】ブランドも、コンチョのスタンプなどから、【Ganscraft】ガンズクラフト社によるOEM製品と推測されます。

【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。20年代~40年代には現在、大巨匠として名前の残るシルバースミスが多数在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。前述の通り、 雇われていたアーティストは非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらは、とても深く綺麗なセルリアンブルー(画像では白い背景の色が実物に近い色目となります。)のチマヨ織に大きさがあり、独特の剣菱のようなシェイプを持つコンチョが施されています。コンチョに施されたスタンプも独自性の強い古いスタンプが使われており、史料価値も高いピースです。
ジップはボールチェーンハンドルTALON社製(コの字止め)、内側に小さなポケットが付きます。 もちろんHAND WOVEN(手織)になりますので大変な時間をかけて作られた作品です。

こちらのような【パース】は、クラッチバックとしてはもちろん、バックインバックとして貴重品の保管にも大変便利なアイテムです。
また、ソリッドな単色で仕上げられているため、チマヨ独特の柄によるインディアンクラフトらしさは抑えられていますが、シンプルでクラシックな印象はあらゆるスタイルに馴染みやすく、フォーマルな場面にも対応します。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは未使用品、デットストックで発見されていますので、使用感はありませんが、画像の様に正面外側(コンチョの付く面)は、変色が見られます。また、内側袋布にスナップボタン受け金具の錆が付着しています。
それらにより、パーフェクトなコンディションではありませんが、使用にあたって問題のあるダメージは無く、ビンテージとしてはとても良好な状態だと思います。
Size

畳んだ状態   縦 約15.5㎝   横幅 約24.0㎝ 広げた状態   全長 約30.0㎝

Material

Chimayo Woven(Wool), Talon Zip