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Frank Patania Sr Vintage Splitshank Ring w/TQ c.1950

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0 円(税込)
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【Thunderbird Shop】の作品で、ショップのオーナーである【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)によって制作されたクラシックで立体物として美しいフォルムを持つアンティーク/ビンテージリング。 比較的希少なメンズサイズです。

1940年代終わり~60年代前半頃の作品と思われ、とてもFrank Pataniaらしい印象を持つ作品で、幅の広いシャンクをスプリットし、その間にターコイズをセットしています。このようなスプリットシャンクの造形スタイルはナバホの伝統的なものですが、非常に美しい多くのパターンを生み出したのが、Frank Pataniaであり、氏を代表するデザインの一つ。 また、アートピースとしても完成度の高いリングであり、それはイタリア人ジュエラーならではと言えるかもしれません。
スプリットシャンクは大胆に割り開かれ、シャドーボックスの様にベゼルの外側に闇を造り、ターコイズの両サイドにはシルバーボールが施されています。
石は濃いグリーンにブラウンウェブの入るターコイズで、経年によりマットな質感になっていますが、深い味わいのあるターコイズがセットされています。

【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、ナバホのオールドスタイルをベースにしたリングですが、どこか中世ヨーロッパのアンティークジュエリーのようなクラシックで有機的な造形美を持った作品です。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSTRLINGのスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されています。

Frank Pataniaならではの精巧な作り、エレガントな印象と独特なラウンディットでボリュームのあるリング。 ただし、クラシックなデザインと重厚な味わいは損なわれていませんが、全体に使用感が見られ完璧なコンディションではありません。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションは使用感が見られ、シャンク裏側にはロウ付けの跡があります。これは、サイズ直し跡の可能性があります。ターコイズも経年によるものと思われる摩耗や細かな凹凸が見られ、完璧なコンディションではありません。
しかしながら、ダメージは特に見られず着用にあたっては不安のないコンディションです。
【Thunderbird Shop】の作品で、ショップのオーナーである【Frank Patania Sr】フランク・パタニア(1899-1964)によって制作されたクラシックで立体物として美しいフォルムを持つアンティーク/ビンテージリング。 比較的希少なメンズサイズです。

1940年代終わり~60年代前半頃の作品と思われ、とてもFrank Pataniaらしい印象を持つ作品で、幅の広いシャンクをスプリットし、その間にターコイズをセットしています。このようなスプリットシャンクの造形スタイルはナバホの伝統的なものですが、非常に美しい多くのパターンを生み出したのが、Frank Pataniaであり、氏を代表するデザインの一つ。 また、アートピースとしても完成度の高いリングであり、それはイタリア人ジュエラーならではと言えるかもしれません。
スプリットシャンクは大胆に割り開かれ、シャドーボックスの様にベゼルの外側に闇を造り、ターコイズの両サイドにはシルバーボールが施されています。
石は濃いグリーンにブラウンウェブの入るターコイズで、経年によりマットな質感になっていますが、深い味わいのあるターコイズがセットされています。

【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、ナバホのオールドスタイルをベースにしたリングですが、どこか中世ヨーロッパのアンティークジュエリーのようなクラシックで有機的な造形美を持った作品です。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSTRLINGのスタンプ、それにFrank Pataniaのパーソナルなホールマーク『FP』が刻印されています。

Frank Pataniaならではの精巧な作り、エレガントな印象と独特なラウンディットでボリュームのあるリング。 ただし、クラシックなデザインと重厚な味わいは損なわれていませんが、全体に使用感が見られ完璧なコンディションではありません。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションは使用感が見られ、シャンク裏側にはロウ付けの跡があります。これは、サイズ直し跡の可能性があります。ターコイズも経年によるものと思われる摩耗や細かな凹凸が見られ、完璧なコンディションではありません。
しかしながら、ダメージは特に見られず着用にあたっては不安のないコンディションです。
Size

日本規格 約 16~16.5号   円周 約 57.4㎜   us 8.5
正面幅 約 20.8㎜

Material

Sterling Silver, Unknown Turquoise