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LPC001030

Antique【Ganscraft】Chimayo Purse w/Thunderbird Concho c.1940

Antique【Ganscraft】Chimayo Purse w/Thunderbird Concho c.1940
18,900 円(税込)
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【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製、アンティーク/ビンテージチマヨパースです。正方形に近い少し小さなピースで美しい色目とサンダーバードのコンチョが印象的な個体です。

1930年代終わり頃~40年代製と思われる古いピースながら比較的良い状態を保っています。サンダーバードシェイプのコンチョが付き、古いピースでは希少な中間色的なバーガンディーベースにレッド・ブラック・オフホワイトの4色で大変美しいコントラストを見せています。
スタンプワークが施されたサンダーバードのコンチョは、フレッド・ハービースタイルらしいキャッチーな印象で、ジッパーはTALON製コの字止めボールチェーンハンドルジップ、裏面にはベルトを通すためのループがついています。

こちらのような【Chimayo Woven】チマヨ織を用いたパースも、やはりフレッド・ハービースタイルのジュエリー等と同様に1910年代後半以降の観光産業の隆盛に合わせてスーベニア(記念品・お土産)の一つとして作られた物です。 フレッド・ハービー社をはじめ、国立公園内のトレーディングポストや観光地のクリオなどで多く販売され、それらはチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房に製作を発注していたようです。

中でもこちらの【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。40年代にはコチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)もシルバースミスとして在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらのような【パース】は、バックインバックとして貴重品を保管したりする財布やウォレットに近いものです。現在でも貴重品の保管などに便利なアイテムです。
また、こちらの個体はスマートフォン等にも向いた小さ目のサイズです。


コンディションは、ライニングのエッジ部分に多少の擦り切れと内ポケットに僅かなホツケが見られますが、その他、目立ったダメージはなくジップの開閉もスムーズです。ビンテージとしては良好な状態を保っています。
【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製、アンティーク/ビンテージチマヨパースです。正方形に近い少し小さなピースで美しい色目とサンダーバードのコンチョが印象的な個体です。

1930年代終わり頃~40年代製と思われる古いピースながら比較的良い状態を保っています。サンダーバードシェイプのコンチョが付き、古いピースでは希少な中間色的なバーガンディーベースにレッド・ブラック・オフホワイトの4色で大変美しいコントラストを見せています。
スタンプワークが施されたサンダーバードのコンチョは、フレッド・ハービースタイルらしいキャッチーな印象で、ジッパーはTALON製コの字止めボールチェーンハンドルジップ、裏面にはベルトを通すためのループがついています。

こちらのような【Chimayo Woven】チマヨ織を用いたパースも、やはりフレッド・ハービースタイルのジュエリー等と同様に1910年代後半以降の観光産業の隆盛に合わせてスーベニア(記念品・お土産)の一つとして作られた物です。 フレッド・ハービー社をはじめ、国立公園内のトレーディングポストや観光地のクリオなどで多く販売され、それらはチマヨ村のオルテガやガンズクラフト、トルヒーリョス、マクロッセン等多数の工房に製作を発注していたようです。

中でもこちらの【Ganscraft】=【Julius Gans’ Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、こちらの様なパースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房です。40年代にはコチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)もシルバースミスとして在籍していた有力なトレーディングポストの一つ。
もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのために政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。

これらのことから、当店ではSWACの作品をフレッドハービースタイルに含んでいません。ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムではありますが、BELLやMaisel's、Arrow Noveltyの分業化や量産化を推し進めたメーカーの作品とは一線を画しています。


こちらのような【パース】は、バックインバックとして貴重品を保管したりする財布やウォレットに近いものです。現在でも貴重品の保管などに便利なアイテムです。
また、こちらの個体はスマートフォン等にも向いた小さ目のサイズです。


コンディションは、ライニングのエッジ部分に多少の擦り切れと内ポケットに僅かなホツケが見られますが、その他、目立ったダメージはなくジップの開閉もスムーズです。ビンテージとしては良好な状態を保っています。
Size

畳んだ状態   縦 約15.0㎝   横幅 約16.0㎝
広げた状態   全長 約29.5㎝

Material

Chimayo Woven(Wool), Talon Zip