【NAVAJO】ナバホの1910年代後半~20年代前半頃に作られたと思われる【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイル初期のアンティークインディアンジュエリー、かなり幅のあるバングルです。
フレッド・ハービースタイルの創成期に作られたピースのため、コマーシャルスタンプと呼ばれるポップなモチーフのスタンプは見られず、独特のチープな印象はまだありません。
インゴット(銀塊)から成形されたシルバーに美しく武骨なスタンプワークが施されたトラディッショナルなバングルで、センターにバーストパターン、上下にはチゼルワークと鏨による溝が施され、プリミティブな技術で構成されていますが、端整な印象に仕上げられています。
インディアンジュエリー創成期と同様の製法や造形を含め、現代において定義されるフレッド・ハービースタイルには属さない個体かもしれません。
黒いシルバーの肌や武骨なスタンプワークは、非常に男性的でワイルドな印象の作品。
インディアンジュエリーのブレスレットとして最大級のワイド幅のため、存在感のあるピースですが、ほとんど隙間なく施されたスタンプワークや、アンティーク独特のヘリテイジ感は多くのスタイルに馴染みやすい表情を作っています。
また、大変古い時代に作られた史料価値も高いピースです。
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コンディションも良好です。多少のクスミやアンティークの作品独特の粗暴な印象はありますが、ダメージはなく素晴らしい状態を保っています。