1928年頃～30年代頭頃に作られた半永久的に使うことが出来るデスクカレンダーです。 インディアンヘッドが施された古いアメリカ中西部のスーベニアアイテムの一つです。

こちらもフレッド・ハービースタイルのジュエリー等と同様に1910年代後半以降の観光産業の隆盛に合わせて作られた物で、裏面にパテント(特許)の刻印があり、1928/FEB/21の日付から、1928年以降の数年間に作られた品物と判断されます。

また、こちらはカレンダーの数字をスライドさせることが出来るタイプですので、年度に関係なくいつまでも使用が可能です。下にあるダイヤルを回すことによって月の表示を変更し、月の表示の下にある31/30/28の数字でその月の最終日が確認できます。(うるう年には対応していません。)

小さなサイズのデスク用ですが、経年による独特の迫力は、オブジェとしても存在感があり、現在も実用性を失っていません。 さらに、アーリーセンチュリー特有の工芸品と工業製品の中間的な魅力を持っています。


コンディションは、カレンダー部分にそれなりの色あせや汚れが見られますが、金属のフレームには多少の擦れや錆がある程度で良い状態を保っています。 使用にあたっての不具合はありません。