【ZUNI】ズニの作品、ロードランナーがモチーフになったキュートで小さな作品でターコイズとジェットのみのチャンネルインレイで構成されたピンブローチです。
1960年代~70年代頃の作品と思われ、小さなピースながら作りの良いシルバーワークにズニ族の得意とするモザイクインレイによりターコイズが螺鈿細工のようにセットされています。
また、作者は不明ですが、ロードランナーは古くから愛されているモチーフの一つで、ズニの作家ではTheodore Edaakie(1911-1987)やEdward Beyuka(1921-2002)等の作家が多くの作品を残しており、こちらのピースもTheodore Edaakieによるピースと推測されます。
古い作品で見かけられる完全にフラットではなく、少しターコイズに立体感のあるインレイはとても味わい深い表情です。
現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはすべてがハンドメイドで成形されています。
日本ではほとんど紹介されていないアイテムながら、アメリカではコレクターが多く、個体が少ないので希少なピースです。
ハットピンやラペルのアクセントにとても使いやすいと思います
着用画像はこちら↓
画像①
画像②
コンディションはシルバーに多少のクスミや使用感が見られますが良好です。