ITEM CODE:
JPO007385

Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930

Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
29,700 円(税込)
29,700 円(税込)
Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
  • Atq Navajo Valero Star Stamped & Repoused Silver Pin c.1930
着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C4VQmZIvf72/
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、立体的なリポウズ/バンプアウトや、細かくも力強いスタンプワーク等、伝統的なシルバーワークによって構成されたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

素朴な表情に仕上げられた小さなサイズの作品ながら、【Valero Star】や【Morning Star】と呼ばれる8ポイントスターのスタンプワークが特徴的な作品となっています。


20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)と同年代に制作された作品ですが、全ての工程が伝統的なハンドメイドによって仕上げられており、量産化されたピースとは一線を画すクオリティと造形美を持っています。


1920年代末頃~1930年代頃のピースと思われ、インゴットコインシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに造形されています。
また独特なバーシェイプに形作られており、ナバホジュエリーらしい武骨な印象と少し愛らしい雰囲気も帯びた作品となっています。

中央と両サイドにはリポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーを叩き出す技術によって全体に丸く立体的な造形が作られていますが、現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いたディテールではなく、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。

さらに、ピン全体にも巧みなハンマーワークにより、立体的で柔らかいアール/曲面が与えられており、フラットなシェイプにはない独特の上質感と、奥行きや力強い存在感を持った造形を生み出しています。

そして、中央と両サイドの頂点にはValero Star/Morning Starが刻印されており、派手なデザインではありませんが、さり気なくも作品の大きなポイントとなっています。

また、両サイド部分のエッジは、丁寧なカッティングワークによって『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、そのシェイプに呼応した力強く深いスタンプワークも特徴的です。


控えめなボリューム感と素朴な質感の作品ですが、複数の伝統的な技術を組み合わせて形作られたピンブローチであり、使用されているスタンプツール(鏨・刻印)のクオリティ等にもスペシャリティを感じる作品となっています。


また本作には、ホールマーク(作者やショップのサイン)が無く、作者や正確な背景を考察可能なスタンプ(鏨)ツール等のディテールもない為、作者や背景を明確に判断する事ができませんが、発見されているアーカイブやそのデザインディテールからは、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】ユリウス・ガンズサウスウエスタンアーツアンドクラフツ(以下ガンズクラフト社)で制作された可能性が想起される作品です。



【Valero Star】ヴァレロスター/【Morning Star】モーニングスターは、導きや道標を表します。ナバホラグでは多く見られるモチーフですが、ジュエリーでは比較的珍しいモチーフとなっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されたピース特有の硬い質感や、場所によって厚みの異なる造形により、独特な上質感と造形美が与えられています。

さらにバータイプのシェイプは、多くのアイテムに馴染ませやすく、アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやキャップのワンポイント等にも大変使い勝手の良いピンブローチです。


古いインディアンジュエリー独特の魅力を宿し、モチーフによる少しキャッチーなデザインも素晴らしいアンティークジュエリー。小さな作品ながらとてもコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、僅かなキズやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、大変良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、立体的なリポウズ/バンプアウトや、細かくも力強いスタンプワーク等、伝統的なシルバーワークによって構成されたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

素朴な表情に仕上げられた小さなサイズの作品ながら、【Valero Star】や【Morning Star】と呼ばれる8ポイントスターのスタンプワークが特徴的な作品となっています。


20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)と同年代に制作された作品ですが、全ての工程が伝統的なハンドメイドによって仕上げられており、量産化されたピースとは一線を画すクオリティと造形美を持っています。


1920年代末頃~1930年代頃のピースと思われ、インゴットコインシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに造形されています。
また独特なバーシェイプに形作られており、ナバホジュエリーらしい武骨な印象と少し愛らしい雰囲気も帯びた作品となっています。

中央と両サイドにはリポウズ/バンプアウト等と呼ばれるシルバーを叩き出す技術によって全体に丸く立体的な造形が作られていますが、現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いたディテールではなく、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込み、そこにシルバーを非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせることによって曲面を作る古い技法によって形作られています。

さらに、ピン全体にも巧みなハンマーワークにより、立体的で柔らかいアール/曲面が与えられており、フラットなシェイプにはない独特の上質感と、奥行きや力強い存在感を持った造形を生み出しています。

そして、中央と両サイドの頂点にはValero Star/Morning Starが刻印されており、派手なデザインではありませんが、さり気なくも作品の大きなポイントとなっています。

また、両サイド部分のエッジは、丁寧なカッティングワークによって『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、そのシェイプに呼応した力強く深いスタンプワークも特徴的です。


控えめなボリューム感と素朴な質感の作品ですが、複数の伝統的な技術を組み合わせて形作られたピンブローチであり、使用されているスタンプツール(鏨・刻印)のクオリティ等にもスペシャリティを感じる作品となっています。


また本作には、ホールマーク(作者やショップのサイン)が無く、作者や正確な背景を考察可能なスタンプ(鏨)ツール等のディテールもない為、作者や背景を明確に判断する事ができませんが、発見されているアーカイブやそのデザインディテールからは、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】ユリウス・ガンズサウスウエスタンアーツアンドクラフツ(以下ガンズクラフト社)で制作された可能性が想起される作品です。



【Valero Star】ヴァレロスター/【Morning Star】モーニングスターは、導きや道標を表します。ナバホラグでは多く見られるモチーフですが、ジュエリーでは比較的珍しいモチーフとなっています。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形されたピース特有の硬い質感や、場所によって厚みの異なる造形により、独特な上質感と造形美が与えられています。

さらにバータイプのシェイプは、多くのアイテムに馴染ませやすく、アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハットやキャップのワンポイント等にも大変使い勝手の良いピンブローチです。


古いインディアンジュエリー独特の魅力を宿し、モチーフによる少しキャッチーなデザインも素晴らしいアンティークジュエリー。小さな作品ながらとてもコレクタブルなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、僅かなキズやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、大変良好な状態を保っています。
Size

縦 約1.65㎝   横 約5.3㎝

Material

Ingot Silver