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JNO016396

【Greg Lewis】Naja w/Vtg "Navajo Pearl" Silver Bead Necklace

【Greg Lewis】Naja w/Vtg "Navajo Pearl" Silver Bead Necklace
187,000 円(税込)
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【Acoma Pueblo】アコマプエブロと【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロの血を引く名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイス(1954-2021)のオールドピースであるナジャトップと、『ナバホパール』とも呼ばれるビンテージのベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズを組み上げた作品。使いやすい控えめなサイズ感と、古典期の作品を彷彿とさせるプリミティブながら洗練度の高い造形/デザインを持つビンテージネックレスとなっています。

アンティーク/ビンテージジュエリーとして発見されたピースであり、裏側に刻印された『アローヘッド』のホールマークによりグレッグ・ルイスか、その祖先によって作られたナジャトップであることが判断可能です。
シルバービーズ(ナバホパール)については、その作者や作られた時代を明確に判断する事が困難な作品です。ビーズの形状や経年によるシルバーのクスミ等からは、ミッドセンチュリー頃に作られたものと推測されますが、ナバホかプエブロのシルバースミスによるビーズである事以外は背景の不確かな作品です。

インディアンジュエリー創成期の作品を意識した造形のナジャトップは、その製法や技術も伝統的な技法を守って作られており、キャストではなくインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されています。また、少し横に幅が広い楕円のシェイプや、スタンプワーク等が施されていないシンプルな造形も、古典期の作品を正確に踏襲した造形となっています。また、ナジャの両端部分は、削り出しによって小さなシルバーボールが作られており、さり気なくも非常に手間の掛かるシルバーワークによって生み出されたディテールとなっています。
さらに、センターには美しいターコイズがマウントされており、そのベゼル(覆輪)もハンドメイドされる事で石と一体化した独特なベゼルとなっています。
これらのアーリーナバホジュエリーを踏襲した原始的でシンプルなデザイン/造形は、グレッグ・ルイスらしい特徴であり他の作者には真似のできない特別な魅力となっています。

シルバービーズについては、制作された年代の特定は難しいですが、素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)ビーズとなっています。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一な部分が見られますが、独特の味わいが感じられます。また、特にこちらのように小さなサイズのビーズは制作に高い技術を必要とし、シルバーワークの完成度と共に作者の卓越した技術力を推し量ることが出来ます。


【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれの名工で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続くシルバースミスファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。ドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示・販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。
そして、2021年12月4日に惜しまれながら永眠されました。その伝統を守る価値観や技術、Alvin Lewisの代から受け継がれる工具等は、息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに受け継がれています。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。
さらに、Greg Lewisの作品はその多くが既に市場に出なくなっており、今後希少性の高い作家となることが予想されます。


デザイン/造形は、古典期の作品を想起させるプリミティブで根源的な造形美を感じさせます。そして、シンプルながら力強さを持つナジャトップとスカッシュブロッサムパーツが付かないビーズネックレスは、そのサイズ感も含めとても使いやすいミニマルな表情です。
またそれは、独特な迫力を宿しながらも実際に身に付けるとナチュラルに多くのスタイルにフィットし、大作ではありませんが着用者の気分を高揚させることのできる『力』のある作品となっています。

伝統的な技術やディテールを重視して制作されたGreg Lewisの技術や美意識、そしてビンテージナバホパールの素朴で武骨な味わいを堪能出来る作品。貴重なGreg Lewisのオールドピースであり、とてもコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


オールド作品の為、全体にシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ターコイズを含め特にダメージの無い良好なコンディションを保っています。
【Acoma Pueblo】アコマプエブロと【Laguna Pueblo】ラグーナプエブロの血を引く名工【Greg Lewis】グレッグ・ルイス(1954-2021)のオールドピースであるナジャトップと、『ナバホパール』とも呼ばれるビンテージのベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズを組み上げた作品。使いやすい控えめなサイズ感と、古典期の作品を彷彿とさせるプリミティブながら洗練度の高い造形/デザインを持つビンテージネックレスとなっています。

アンティーク/ビンテージジュエリーとして発見されたピースであり、裏側に刻印された『アローヘッド』のホールマークによりグレッグ・ルイスか、その祖先によって作られたナジャトップであることが判断可能です。
シルバービーズ(ナバホパール)については、その作者や作られた時代を明確に判断する事が困難な作品です。ビーズの形状や経年によるシルバーのクスミ等からは、ミッドセンチュリー頃に作られたものと推測されますが、ナバホかプエブロのシルバースミスによるビーズである事以外は背景の不確かな作品です。

インディアンジュエリー創成期の作品を意識した造形のナジャトップは、その製法や技術も伝統的な技法を守って作られており、キャストではなくインゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されています。また、少し横に幅が広い楕円のシェイプや、スタンプワーク等が施されていないシンプルな造形も、古典期の作品を正確に踏襲した造形となっています。また、ナジャの両端部分は、削り出しによって小さなシルバーボールが作られており、さり気なくも非常に手間の掛かるシルバーワークによって生み出されたディテールとなっています。
さらに、センターには美しいターコイズがマウントされており、そのベゼル(覆輪)もハンドメイドされる事で石と一体化した独特なベゼルとなっています。
これらのアーリーナバホジュエリーを踏襲した原始的でシンプルなデザイン/造形は、グレッグ・ルイスらしい特徴であり他の作者には真似のできない特別な魅力となっています。

シルバービーズについては、制作された年代の特定は難しいですが、素晴らしいクオリティーのベンチメイド(ハンドメイド)ビーズとなっています。現在では限られた作家しか作らないこちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一な部分が見られますが、独特の味わいが感じられます。また、特にこちらのように小さなサイズのビーズは制作に高い技術を必要とし、シルバーワークの完成度と共に作者の卓越した技術力を推し量ることが出来ます。


【Greg Lewis】グレッグ・ルイスは1954年生まれの名工で、父方の祖父である【Alvin Lewis】アルビン・ルイスからシルバースミスとしての技術を教わりました。その祖父はインディアンジュエリー黎明期においてアコマの歴史的な作家【Wolf-Robe】ウルフ・ローブ等と共に研鑚を積んだインディアンシルバースミス最初期の人物であり、その後に続くシルバースミスファミリーの始祖です。1960年代~1970年代にはサンフランシスコを拠点に『The Arrowhead Shop』としてジュエリーを制作販売していたようです。
その後、Greg Lewisは1979年にラグーナプエブロに戻り『The Arrowhead Shop』を移転・再開させました。ドラゴンフライモチーフや古典作品をベースとした作品を得意とし、その製法や工具も全てハンドメイドする古典技術を重視しており、その作品群は古い作品との判別が難しい程のクオリティとなっています。その為、アメリカ国内でもアンティークを専門にしているギャラリーなどで展示・販売されており、制作数の多い作者ではありませんがとても人気の高いシルバースミスの一人となっています。
そして、2021年12月4日に惜しまれながら永眠されました。その伝統を守る価値観や技術、Alvin Lewisの代から受け継がれる工具等は、息子である【Dyaami E Lewis】ディアミ・ルイスに受け継がれています。


【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウェイン ヘンリー ”ウルフローブ” ハントは、アコマプエブロの巨匠として知られ、インディアン自身で独自にショップを経営した初めての作家である【Clyde Hunt】(c.1900-1972)を兄に持ち、その兄を師として、とても若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートしたようです。 1930年代にはアルバカーキに在住し、多くのショーを受賞しながらハイスクールにも通っていた記録が残っています。その後、オクラホマ州タルサに近いカトゥーサにて【CATOOSA Indian Trading Post】を経営しました。
そして、BELL TRADING POSTでシルバースミスとして働きながらそのデザインにも携わった弟の【Wilbert Hunt】(c.1906-2007)と合わせた3兄弟は、『Hunt Brothers』と呼ばれました。彼ら兄弟の中でもホールマーク(作家のサイン)を使用し、多くの秀作を残したのがWolf-Robeであり、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)等と同時期に『作家』としてインディアンジュエリーを制作した最初期の人物の一人です。


現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をベースにした作品は、ナバホの【Ernie Lister】 アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティーが当時の技術を伝承し、アンティークを踏襲した造形の制作を続けています。 しかしながら、当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jonathan Day】ジョナサン・デイや【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス、【Buffalo】バッファロー等、アングロ(白人)作家がほとんどとなっています。 そのため、Greg LewisとDyaami Lewisは、リバイバルスタイルのみを制作しているわけではありませんが、アンティークと見紛う様なリバイバル作品を制作する貴重な存在となっています。
さらに、Greg Lewisの作品はその多くが既に市場に出なくなっており、今後希少性の高い作家となることが予想されます。


デザイン/造形は、古典期の作品を想起させるプリミティブで根源的な造形美を感じさせます。そして、シンプルながら力強さを持つナジャトップとスカッシュブロッサムパーツが付かないビーズネックレスは、そのサイズ感も含めとても使いやすいミニマルな表情です。
またそれは、独特な迫力を宿しながらも実際に身に付けるとナチュラルに多くのスタイルにフィットし、大作ではありませんが着用者の気分を高揚させることのできる『力』のある作品となっています。

伝統的な技術やディテールを重視して制作されたGreg Lewisの技術や美意識、そしてビンテージナバホパールの素朴で武骨な味わいを堪能出来る作品。貴重なGreg Lewisのオールドピースであり、とてもコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


オールド作品の為、全体にシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等が見られますが、ターコイズを含め特にダメージの無い良好なコンディションを保っています。
Size

ナジャトップ 実寸   縦(バチカンを含む) 4.2㎝   横 約4.4㎝ 
ネックレス 全長 約57.5㎝程度

Material

Silver, Turquoise