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JPF015619

【KIK-A-POO】Atq Big Arrow Shape Silver Pin w/Turquois c.1940~

【KIK-A-POO】Atq Big Arrow Shape Silver Pin w/Turquois c.1940~
23,100 円(税込)
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【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも内側に「KIK-A-POO」の刻印が入ることで、【Kickapoo】キカプー族のシルバースミスによって作られた事が判断可能なピース。大きいアローシェイプをベースに、シンプルなスタンプワークと中央にマウントされたターコイズによって構成されたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1940年代~1950年代頃のピースと思われ、ツーリストジュエリーらしいデザイン/造形のピースですが、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルを代表するアローシェイプをベースに、シンプルで素朴なスタンプワークが刻まれ、中央には小さなラウンドカットターコイズがセットされています。さらに、全体にハンマーワークによるアール/曲面が施されることで、立体的なアローが作り上げられており、それによって奥行きと上質感、そして素晴らしい存在感が与えられているようです。

またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト傘下の企業で、『IH = Indian Handmade/Handcraft』『SILVER PRODUCTS』『Silver Arrow』の3つのホールマークで知られ、カンザスシティーに存在していた【SILVER PRODUCTS MFG.】シルバープロダクツ マニュファクチャリングで製造されていました。こちらには部族名のみが刻印され、ショップマーク等が入らない為に正確には不明となっていますが、同工房で作られた可能性が高いピースとなっています。


【Kickapoo】キカプー族は、現在のミシガン州付近に起源を持つ部族ですが、白人の入植以降、移住や分裂を繰り返すことを余儀なくされ、激動の歴史を歩む事ととなったアメリカ原住民族の一つです。大きな苦難を乗り越え、現在ではオクラホマ州・カンザス州・テキサス州に定住し、アリゾナ州やメキシコにも小規模な定住者が存在しているようです。
現在のKickapooとこちらの刻印KIK-A-POOの綴りが異なっているのは、インディアンが文字を持たない事に起因しています。ミッドセンチュリー以前には、個人名も発音だけを元にしたアルファベットの綴りとなっていました。その為、時代により名前の綴りが変わることは珍しい事ではなく、現在では正確な発音が不明となってしまった人物も数多く存在しています。また、推測ではありますが、PEEK-A-BOO(いないいないばぁ)をモジってKIK-A-POOと表記した可能性も考えられます。
現在、インディアンジュエリー/シルバーワークにおいてキカプー族の独自性や特徴は伝わっておらず、本作の制作された当時、ナバホやプエブロを表す刻印が無く、なぜキカプーを表す『KIK-A-POO』の刻印だけが用いられたのか不明となっています。ただし、前述のようにカンザス州にはSILVER PRODUCTS MFG.という大手メーカーが存在しており、苦難の歴史を持つ少数民族であったキカプーのシルバースミスが制作に携わっているスペシャリティを示す為に使用された事が推測されます。
他にも同じ刻印を持った作品は発見されていますが、その作風やシルバーワークに大きな特徴は無く、基本的にはナバホスタイルのツーリスト向けジュエリーとなっています。


同時の刻印されている『STERLING』については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していました。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


大きさのあるアローのピンは、ワンポイントとしてどこに装着しても良い存在感を示し、バーに近いシェイプに造形されている為、多くのアイテムに馴染ませやすい汎用性を持ったピンブローチです。アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも大変使い勝手の良いピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等が見られますが使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも内側に「KIK-A-POO」の刻印が入ることで、【Kickapoo】キカプー族のシルバースミスによって作られた事が判断可能なピース。大きいアローシェイプをベースに、シンプルなスタンプワークと中央にマウントされたターコイズによって構成されたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1940年代~1950年代頃のピースと思われ、ツーリストジュエリーらしいデザイン/造形のピースですが、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルを代表するアローシェイプをベースに、シンプルで素朴なスタンプワークが刻まれ、中央には小さなラウンドカットターコイズがセットされています。さらに、全体にハンマーワークによるアール/曲面が施されることで、立体的なアローが作り上げられており、それによって奥行きと上質感、そして素晴らしい存在感が与えられているようです。

またこちらのようなアイテムは、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト傘下の企業で、『IH = Indian Handmade/Handcraft』『SILVER PRODUCTS』『Silver Arrow』の3つのホールマークで知られ、カンザスシティーに存在していた【SILVER PRODUCTS MFG.】シルバープロダクツ マニュファクチャリングで製造されていました。こちらには部族名のみが刻印され、ショップマーク等が入らない為に正確には不明となっていますが、同工房で作られた可能性が高いピースとなっています。


【Kickapoo】キカプー族は、現在のミシガン州付近に起源を持つ部族ですが、白人の入植以降、移住や分裂を繰り返すことを余儀なくされ、激動の歴史を歩む事ととなったアメリカ原住民族の一つです。大きな苦難を乗り越え、現在ではオクラホマ州・カンザス州・テキサス州に定住し、アリゾナ州やメキシコにも小規模な定住者が存在しているようです。
現在のKickapooとこちらの刻印KIK-A-POOの綴りが異なっているのは、インディアンが文字を持たない事に起因しています。ミッドセンチュリー以前には、個人名も発音だけを元にしたアルファベットの綴りとなっていました。その為、時代により名前の綴りが変わることは珍しい事ではなく、現在では正確な発音が不明となってしまった人物も数多く存在しています。また、推測ではありますが、PEEK-A-BOO(いないいないばぁ)をモジってKIK-A-POOと表記した可能性も考えられます。
現在、インディアンジュエリー/シルバーワークにおいてキカプー族の独自性や特徴は伝わっておらず、本作の制作された当時、ナバホやプエブロを表す刻印が無く、なぜキカプーを表す『KIK-A-POO』の刻印だけが用いられたのか不明となっています。ただし、前述のようにカンザス州にはSILVER PRODUCTS MFG.という大手メーカーが存在しており、苦難の歴史を持つ少数民族であったキカプーのシルバースミスが制作に携わっているスペシャリティを示す為に使用された事が推測されます。
他にも同じ刻印を持った作品は発見されていますが、その作風やシルバーワークに大きな特徴は無く、基本的にはナバホスタイルのツーリスト向けジュエリーとなっています。


同時の刻印されている『STERLING』については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していました。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


大きさのあるアローのピンは、ワンポイントとしてどこに装着しても良い存在感を示し、バーに近いシェイプに造形されている為、多くのアイテムに馴染ませやすい汎用性を持ったピンブローチです。アウターのアクセントとしてラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも大変使い勝手の良いピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。僅かなシルバーのクスミ等が見られますが使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
Size

縦 約1.3㎝   横 約8.5㎝ 

Material

Sterling Silver, Green Turquoise