ITEM CODE:
JBO0033005

【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~

【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
264,000 円(税込)
264,000 円(税込)
【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
  • 【U.S.NAVAJO 2】Stamped Ingot Slv Cuff w/Gem Turquoise c.1938~
【NAVAJO】ナバホジュエリーの中でもアメリカ政府のバックアップを受けて誕生し、そのクオリティーを保証する稀有なホールマーク『U.S.NAVAJO』【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の刻印されたピースで、末尾に記されたトレーディングポスト等の制作元を表すナンバーは『2』。つまり【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作されたものと特定可能な作品です。独特なデザイン/造形とナバホジュエリーの伝統的な技術が高次元で融合したピースであり、唯一無二のクオリティと独自性を有する大変貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。
石については、元々マウントされていたターコイズにダメージが見られたため、当店で交換した作品となります。

上記のホールマークは、1938年~1943年頃までの極短期間のみ使用された記録が残っている為、本作も上記の期間に作られたものと判断することが可能です。また『U.S.NAVAJO』のホールマークを持つ作品群が、現代制作されているナバホジュエリーの基礎となった歴史的背景などから、非常に高い史料価値を持ちミュージアムクオリティを誇るハイエンドな作品となっています。

インゴットシルバー(銀塊)よりハンマーワークによって成形されたバンド(地金)は、『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形でサイドから割り開かれており、センターに向かって幅とボリューム感を持たせたナバホのトラディショナルな造形スタイルです。そのスプリットされた間を繋ぐようにスタンプワークの刻まれた縄の様なワイヤーが配され、そこに生まれた3か所のアイシェイプの中にハイドームカットの【Egyptian Turquoise 】エジプシャンターコイズがマウントされています。実際には細かなワイヤーワークを駆使した造作ですが、交差部分にシルバーボールが施される事でワイヤーの流れに連続性が与えられており、グラフィカルで石の存在感を際立たせるディテールとなっています。また、石の間には半球型に近いシェイプに造形したナバホパール(真珠)やインディアンパールとも呼ばれるシルバービーズの片側がアップリケされており、それらをシルバーボールと並べて配置することでも計算された連続性が生み出されています。さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけては端正な印象のスタンプがここも連続性を持って刻まれ、ナバホジュエリーらしくもどこか洗練された印象が作られています。

マウントされたターコイズは、全て当店で新しく交換したハイグレードエジプシャンターコイズ(エジプト産)で、新しいターコイズルースをアメリカ国内でインディアンシルバースミスに依頼してスワップしております。
澄んだ曇りのない水色にブラウンやゴールドのワイルドなウェブが入り【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズや【Burnham Turquoise/Godber Turquoise】バーナム/ガドバーターコイズと似た色相と特徴を備えていますが、それらよりも少し強い透明感を持ち、高い硬度を感じさせるハイクオリティーなターコイズとなっています。
3000年以上の長い歴史を持つエジプシャンターコイズの無添加ナチュラルな石であり、とても魅力的な煌めきを放つジェムクオリティターコイズとなっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作の内側に刻まれているホールマーク『U.S.NAVAJO』が表している【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。 中でもIndian Arts & Crafts Boardは、『U.S.NAVAJO』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。
国としての歴史が浅くカルチャーやアートに乏しいと考えたアメリカ政府が、インディアンアート/クラフトをアメリカの誇る独自のアートとして世界的に認知させることがIACB発足の目的の一つであったようです。さらに、1930年代以降に隆盛した【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産化を推し進めたメーカーによるマスプロ品と、その製法や工程において正当なインディアンジュエリーであること等を差別化するために組織されました。上記のような現在『フレッド・ハービースタイル』と呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。 そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、フォートウィンゲート及びサンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、その素材から製法・仕上げに至るまで『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する厳しいガイドラインが設定されました。
前述の様に末尾のナンバーはそれぞれトレーディングポストや工房を表しています。
現在、判明しているナンバーは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = 本作の制作された、C. G. Wallace Trading Post 等があります。
また、末尾の数字が二桁(20~60、70はナバホギルド)のものはアメリカ中西部に点在している政府が運営するインディアンスクールの彫金クラスで制作されたピースになります。


【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品だと思われます。
また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、植物のようなスタンプワークの表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ/プエブロの影響を受けていると考えられる作品が多く残されています。


本作もナバホの伝統的な技術とディテールによって作られた作品でありながら、C. G. Wallace Trading Postで制作された特殊性を帯びたブレスレットです。言語化することが難しく理由を説明することが出来ませんが、ホールマークを確認することなくC. G. Wallace Trading Postを想起させ得る個性と凄みを持ち、ナバホジュエリーの伝統を守りながら作者の強い拘りや独自の美意識が感じられる作品となっています。

アップリケやワイヤーワーク、スタンプワークやターコイズの配置等、とてもワイルドで有機的な表情に仕上げられていますが、全て計算されたシルバーワークとデザインバランスによって形作られており、立体造形物として素晴らしい完成度を有しています。またその複雑で立体的な造形は、見る角度や装着するスタイルによって多様に変化するように感じられます。

アンティークインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、ウェアラブルアートといえるアンティーク工芸品やアートピースとしても高く評価されるバングル。歴史的な背景も明確であり、資料価値も非常に高いハイエンドなピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体に多少の使用感や摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特に目立ったダメージはなく、良好な状態を保っています。
石は全て当店で交換した新しいターコイズとなっています。ナチュラル無添加ターコイズであり、マトリックス部分には凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、ダメージではありません。
【NAVAJO】ナバホジュエリーの中でもアメリカ政府のバックアップを受けて誕生し、そのクオリティーを保証する稀有なホールマーク『U.S.NAVAJO』【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の刻印されたピースで、末尾に記されたトレーディングポスト等の制作元を表すナンバーは『2』。つまり【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーディングポストで制作されたものと特定可能な作品です。独特なデザイン/造形とナバホジュエリーの伝統的な技術が高次元で融合したピースであり、唯一無二のクオリティと独自性を有する大変貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。
石については、元々マウントされていたターコイズにダメージが見られたため、当店で交換した作品となります。

上記のホールマークは、1938年~1943年頃までの極短期間のみ使用された記録が残っている為、本作も上記の期間に作られたものと判断することが可能です。また『U.S.NAVAJO』のホールマークを持つ作品群が、現代制作されているナバホジュエリーの基礎となった歴史的背景などから、非常に高い史料価値を持ちミュージアムクオリティを誇るハイエンドな作品となっています。

インゴットシルバー(銀塊)よりハンマーワークによって成形されたバンド(地金)は、『スプリットバンド』と呼ばれる伝統的な造形でサイドから割り開かれており、センターに向かって幅とボリューム感を持たせたナバホのトラディショナルな造形スタイルです。そのスプリットされた間を繋ぐようにスタンプワークの刻まれた縄の様なワイヤーが配され、そこに生まれた3か所のアイシェイプの中にハイドームカットの【Egyptian Turquoise 】エジプシャンターコイズがマウントされています。実際には細かなワイヤーワークを駆使した造作ですが、交差部分にシルバーボールが施される事でワイヤーの流れに連続性が与えられており、グラフィカルで石の存在感を際立たせるディテールとなっています。また、石の間には半球型に近いシェイプに造形したナバホパール(真珠)やインディアンパールとも呼ばれるシルバービーズの片側がアップリケされており、それらをシルバーボールと並べて配置することでも計算された連続性が生み出されています。さらに、サイド~ターミナル(両端)にかけては端正な印象のスタンプがここも連続性を持って刻まれ、ナバホジュエリーらしくもどこか洗練された印象が作られています。

マウントされたターコイズは、全て当店で新しく交換したハイグレードエジプシャンターコイズ(エジプト産)で、新しいターコイズルースをアメリカ国内でインディアンシルバースミスに依頼してスワップしております。
澄んだ曇りのない水色にブラウンやゴールドのワイルドなウェブが入り【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズや【Burnham Turquoise/Godber Turquoise】バーナム/ガドバーターコイズと似た色相と特徴を備えていますが、それらよりも少し強い透明感を持ち、高い硬度を感じさせるハイクオリティーなターコイズとなっています。
3000年以上の長い歴史を持つエジプシャンターコイズの無添加ナチュラルな石であり、とても魅力的な煌めきを放つジェムクオリティターコイズとなっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作の内側に刻まれているホールマーク『U.S.NAVAJO』が表している【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)は、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストやトレーダーによって1937年に組織されました。 中でもIndian Arts & Crafts Boardは、『U.S.NAVAJO』のスタンプを使うことで、アメリカ政府の公認を表した公的な意味合いを重視した組織です。
国としての歴史が浅くカルチャーやアートに乏しいと考えたアメリカ政府が、インディアンアート/クラフトをアメリカの誇る独自のアートとして世界的に認知させることがIACB発足の目的の一つであったようです。さらに、1930年代以降に隆盛した【BELL TRADING POST】や【Maisel's Indian Trading Post】、【Arrow Novelty】等の"Manufacturers"とされる量産化を推し進めたメーカーによるマスプロ品と、その製法や工程において正当なインディアンジュエリーであること等を差別化するために組織されました。上記のような現在『フレッド・ハービースタイル』と呼ばれるメーカーでは、ジュエリー等の製作に分業化や機械化を進め、結果的にインディアンジュエリー作家の独立や生計を圧迫しました。 そのため、古くからインディアン達と密接に付き合い、インディアンアート/クラフトを扱うトレーディングポストやトレーダー、さらにはインディアンアーティスト自身たちによって、量産化を図るメーカーに対する対抗策が講じられました。Indian Arts & Crafts Boardもその中の一つで、サンタフェの人類学研究所キュレーターである【Kenneth Chapman】ケネス・チャップマンと、フォートウィンゲート及びサンタフェインディアンスクールで彫金クラスを受け持つナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の二人によって、その素材から製法・仕上げに至るまで『U.S.NAVAJO』の刻印を許可する厳しいガイドラインが設定されました。
前述の様に末尾のナンバーはそれぞれトレーディングポストや工房を表しています。
現在、判明しているナンバーは・・・
U.S.NAVAJO 1 = Gallup Mercantile
U.S.ZUNI 1 & U.S.NAVAJO 2 = 本作の制作された、C. G. Wallace Trading Post 等があります。
また、末尾の数字が二桁(20~60、70はナバホギルド)のものはアメリカ中西部に点在している政府が運営するインディアンスクールの彫金クラスで制作されたピースになります。


【C. G. Wallace INDIAN TRADER/C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレスインディアントレーダーは、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレスが、1928年にZUNI /ズ二のジュエリーを専門に扱うトレーダーとしてズニの町で創業し、非常に多くのズニジュエリー作家を支援しました。創業後すぐに、ナバホのシルバー彫金技術を必要として【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1901-1942)とその兄である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン(1901-1976)、他にも【Billy Hoxie】ビリー・ホクシー、【Charles Begay】チャールズ・ビゲイ(1912-1998)等の一説には二十数人と言われるナバホ出身のシルバースミスが在籍していたと云われており、こちらの作者もその中の一人による作品だと思われます。
また、彼らの様にズニの町でシルバースミスをしていたナバホの職人は、技術的にはナバホの伝統的な彫金技術を重視していたようですが、植物のようなスタンプワークの表現等、そのデザインスタイルやディテールには、ナバホジュエリーにはあまり見られないズニ/プエブロの影響を受けていると考えられる作品が多く残されています。


本作もナバホの伝統的な技術とディテールによって作られた作品でありながら、C. G. Wallace Trading Postで制作された特殊性を帯びたブレスレットです。言語化することが難しく理由を説明することが出来ませんが、ホールマークを確認することなくC. G. Wallace Trading Postを想起させ得る個性と凄みを持ち、ナバホジュエリーの伝統を守りながら作者の強い拘りや独自の美意識が感じられる作品となっています。

アップリケやワイヤーワーク、スタンプワークやターコイズの配置等、とてもワイルドで有機的な表情に仕上げられていますが、全て計算されたシルバーワークとデザインバランスによって形作られており、立体造形物として素晴らしい完成度を有しています。またその複雑で立体的な造形は、見る角度や装着するスタイルによって多様に変化するように感じられます。

アンティークインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、ウェアラブルアートといえるアンティーク工芸品やアートピースとしても高く評価されるバングル。歴史的な背景も明確であり、資料価値も非常に高いハイエンドなピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、全体に多少の使用感や摩耗、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特に目立ったダメージはなく、良好な状態を保っています。
石は全て当店で交換した新しいターコイズとなっています。ナチュラル無添加ターコイズであり、マトリックス部分には凹凸等が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、ダメージではありません。
Size

メンズサイズ M - XL 程度

内径最大幅 約58.4㎜    正面幅(高さ) 約26.5㎜
内周 約140㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。M以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性方であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, High Grade Egyptian Turquoise
        約43.9g