ITEM CODE:
JRO005413

Old Navajo Sand Casted "Ketoh Style" Silver Ring c.1980~

Old Navajo Sand Casted "Ketoh Style" Silver Ring c.1980~
19,800 円(税込)
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Old Navajo Sand Casted "Ketoh Style" Silver Ring  c.1980~
  • Old Navajo Sand Casted "Ketoh Style" Silver Ring  c.1980~
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【NAVAJO】ナバホのオールドジュエリー、サンドキャストで成形された作品で【Ketoh】ケトーをモチーフとしたワイドなフェイスの造形スタイルが特徴的なビンテージ/オールドリングです。

【Ketoh】ケトーは【BowGuard】ボーガードとも呼ばれ、もともとは弓を引く時に手首を守るための防具として作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテム。それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。

本作は、上記のケトー/ボーガードをモチーフにしており、『ケトーリング』と呼ばれる事もあります。それらに見られるような盾を思わせるシェイプを持ち、フロント(フェイス)の幅が広く造形され、特別な存在感を持った作品となっています。

サンドキャスト(砂型鋳物)及びトゥーファキャストによるシルバーの成形は、ナバホジュエリーでも古典期と呼ばれる創成期からみられる技術の一つであり、長い歴史を持っています。そして、その当時から完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれており、キャスト製法以外で作られた作品に比べて制作年代の判断が困難です。不確かな判断材料としては、量産化/パターン化されたデザインであるか、内側の処理・仕上げ、シルバー自体の厚みや質などが目安となります。

本作の場合は、伝統的な手法で成形され厚くしっかりとした造形となっていますが、エッジの仕上げや内側の研磨などに少し荒さが残されており、おそらく1970年代末~1990年代頃に制作された作品であることが推測されます。
デザイン/造形はナバホの伝統的なスタイルを受け継いだ造形スタイルであり、やはりサンドキャストによって作られたケトー/ボーガードを踏襲したデザイン。センターのバースト(放射状)デザインをメインとしており、流麗な曲線で構成され、肌が透ける『抜け』があるのもサンドキャストらしいディテールとなっています。サイド~バックは厚みのあるハーフラウンドワイヤーの形状となっており、ワイドなフェイスを持ちながら違和感の少ない着用感となっています。

こちらの様なナバホの伝統的な手首用防具/ブレスレットであるケトー(Ketoh)/ボーガード(BowGuard)をモチーフとしたリングは、インディアンジュエリー創成期からみられ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でも散見される伝統的な造形の一つです。また、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時、観光客向けに作られたピースにも類似した造形のリングを見つけることが出来ますが、こちらの作品はツーリスト向けのアイテムではなく、前述ような作者によって制作された量産されていない作品です。
現在においては、【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)や、【McKee Platero】マッキー・プラテロ(1969-)、当店でも紹介している若手作家の【Clendon Pete】クレンドン・ピート(1977-)等、多くのシルバースミスが受け継ぎ、現在でも制作されているナバホジュエリーらしい造形スタイルとなっています。


また、とてもワイドなボリューム感とワイルドな印象は大きな存在感を持っていますが、石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、サンドキャスト/トゥーファキャスト独特のざらついたシルバーの質感とフェイスの柔らかな曲面/アールによって、ナチュラルな表情となっています。サイズは小さいですが、性別やスタイルを問わず多くのシーンにおいて自然に溶け込み、意外に取り入れて頂きやすいリングだと思われます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少のクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージのないとても良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのオールドジュエリー、サンドキャストで成形された作品で【Ketoh】ケトーをモチーフとしたワイドなフェイスの造形スタイルが特徴的なビンテージ/オールドリングです。

【Ketoh】ケトーは【BowGuard】ボーガードとも呼ばれ、もともとは弓を引く時に手首を守るための防具として作られていたもので、現在でも儀式などで使われている伝統的なアイテム。それらの多くはレザーで作られたブレスレットをベースに、プレート状のシルバーを組み合わせて構成した幅の広い手首飾りです。

本作は、上記のケトー/ボーガードをモチーフにしており、『ケトーリング』と呼ばれる事もあります。それらに見られるような盾を思わせるシェイプを持ち、フロント(フェイス)の幅が広く造形され、特別な存在感を持った作品となっています。

サンドキャスト(砂型鋳物)及びトゥーファキャストによるシルバーの成形は、ナバホジュエリーでも古典期と呼ばれる創成期からみられる技術の一つであり、長い歴史を持っています。そして、その当時から完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれており、キャスト製法以外で作られた作品に比べて制作年代の判断が困難です。不確かな判断材料としては、量産化/パターン化されたデザインであるか、内側の処理・仕上げ、シルバー自体の厚みや質などが目安となります。

本作の場合は、伝統的な手法で成形され厚くしっかりとした造形となっていますが、エッジの仕上げや内側の研磨などに少し荒さが残されており、おそらく1970年代末~1990年代頃に制作された作品であることが推測されます。
デザイン/造形はナバホの伝統的なスタイルを受け継いだ造形スタイルであり、やはりサンドキャストによって作られたケトー/ボーガードを踏襲したデザイン。センターのバースト(放射状)デザインをメインとしており、流麗な曲線で構成され、肌が透ける『抜け』があるのもサンドキャストらしいディテールとなっています。サイド~バックは厚みのあるハーフラウンドワイヤーの形状となっており、ワイドなフェイスを持ちながら違和感の少ない着用感となっています。

こちらの様なナバホの伝統的な手首用防具/ブレスレットであるケトー(Ketoh)/ボーガード(BowGuard)をモチーフとしたリングは、インディアンジュエリー創成期からみられ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)、同じくホピの【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品でも散見される伝統的な造形の一つです。また、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時、観光客向けに作られたピースにも類似した造形のリングを見つけることが出来ますが、こちらの作品はツーリスト向けのアイテムではなく、前述ような作者によって制作された量産されていない作品です。
現在においては、【Thomas Curtis Sr.】トーマス・カーティス(1945-2013)や、【McKee Platero】マッキー・プラテロ(1969-)、当店でも紹介している若手作家の【Clendon Pete】クレンドン・ピート(1977-)等、多くのシルバースミスが受け継ぎ、現在でも制作されているナバホジュエリーらしい造形スタイルとなっています。


また、とてもワイドなボリューム感とワイルドな印象は大きな存在感を持っていますが、石のセットされないシルバーのみによる構成は仰々しい印象が無く、サンドキャスト/トゥーファキャスト独特のざらついたシルバーの質感とフェイスの柔らかな曲面/アールによって、ナチュラルな表情となっています。サイズは小さいですが、性別やスタイルを問わず多くのシーンにおいて自然に溶け込み、意外に取り入れて頂きやすいリングだと思われます。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少のクスミやハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージのないとても良い状態を保っています。
Size

日本規格 約 13号   円周 約 53.5㎜   us 7
正面幅 約 26.4㎜

Material

Silver