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JNZ113510

Vtg Zuni "Dishta Style" TQ Inlay Cross Top Necklace c.1950~

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22,000 円(税込)
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【ZUNI】ズニのオールドジュエリー、小さなラウンドカットを中心としたストーンインレイを羅列して作る『Dishta Style』と呼ばれる特徴的なディテールで構成された作品。ズニ族の中でも有名ファミリーのひとつであるDishtaファミリーによって作られたと推測されるクロストップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

1940年代末頃~1960年代の作品と思われ、とても小さなターコイズインレイを連続して構成しており、ラウンドシェイプとティアドロップシェイプが交互に配されることでクラシックで素朴なクロスが形作られています。また、上下左右の先端付近にはレインドロップとも呼ばれる小さなシルバーボールが施されており、シンプルなクロスデザインにインディアンジュエリーらしい表情が付加されているようです。
裏側には「REX」という文字がスクラッチで彫り込まれていますが、作者を表すものかトレーディングポスト等の流通上の記号か正確には不明です。ただし、同じREXの文字は古いズニジュエリーでいくつか発見されており、おそらくトレーディングポストを表しているのではないかと推測されます。
また、付属のシルバーチェーンはインディアンメイドではありませんが、925シルバー製でビンテージのチェーンとなっています。

セットされたターコイズも古い作品特有の質感を持った無添加ナチュラルな石で、ノントリートメント/無加工であるが故に一部には変色も見られます。その変色が生み出すマルチカラーもビンテージ独特の特徴であり、作品の持つ複雑な表情を高めているようです。

こちらのようなラウンド型やティアドロップ型の小さなターコイズインレイを駆使して構成するデザイン/造形はズニの巨匠【Frank Dishta】フランク・ディシュタ(1902-1954)により作り上げられ、その後その子孫や影響を受けた作家達によって受け継がれることで、現在ではDishta Style/ディシュタスタイルとして定着させられました。
小さなサイズながらしっかりとベゼル(覆輪)が造形され、そこにターコイズがインレイされた小さなパーツを用い、フラワー型やクラスター型に配置することで美しい幾何学模様等を生み出すスタイルです。こちらの作品もDishta Styleの代表的な造形を持つ作品であり、ターコイズのクオリティーや細かなディテールからは、その創始者であるFrank Dishtaによるピースの可能性も考えられるピースです。


【Frank Dishta】フランク・ディシュタは、1902年生まれで他の多くのズニ作家と同じく、C. G. Wallace Trading Postに所属していた作家の1人です。上記のように、当時まだまだナバホジュエリーとの差異が大きくなかった時代に、新しくズニのトラディショナルな技術や造形スタイルを築くことに貢献した人物であり、氏のオリジナリティーあるスタイルを生み出しました。
1954年には亡くなっていますが、息子である【Virgil Dishta Sr.】を始め、多くの優秀な子孫を残し育てています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバードをはじめとするアニマルモチーフやナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。
また、現在ではインレイ技法で作られたジュエリーの多くが、キャストによって量産されたシルバーベースに石をはめ込むだけとなってしまいましたが、こちらの作品は全てがハンドメイドで成形されています。


【Cross】クロスモチーフはキリスト教の普及と同時に、インディアンジュエリー創生期からみられるもので、ズニの巨匠【Horace Iule】ホレス・イウレ(1901-1978)等のクロスモチーフで有名になった作家も存在しました。 そのため、クロス自体は珍しい造形ではありませんがこちらのような繊細さとインディアンジュエリー独特のアーシーな印象を持ったピースは珍しいと思われます。


ズニジュエリーらしい柔らかな表情と繊細なシルバーワークで構成されており、素朴ながら味わい深くナチュラルな印象を持っています。また、クロスモチーフは、どこか厳かな印象も与えますが、アーシーな質感を持ったターコイズによって、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨さやナチュラルな表情も感じさせ、多くのスタイリングに馴染みやすいネックレスとなっています。また、控えめなサイズ感や華奢なボリューム感は、性別を問わず使いやすい作品です。

ハンドメイドらしい丁寧で繊細なシルバーワークは、立体感と共にビンテージインディアンジュエリー独特の質感を生み、細かなパーツの連続という無機質なデザインワークに有機的な印象をもたらしているようです。
伝統的なディシュタファミリーのディテールと、インディアンジュエリーにおいて、特にズニの作品としてはオーセンティックなクロスモチーフが組み合わされ、小さなクロスに繊細な仕事と高度な技術が詰め込まれた作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。細かなキズや摩耗等は見られますが、目立ったダメージなどはなく良い状態を保っています。ターコイズも変色などが見られますが、着用に不安のないコンディションとなっています。
【ZUNI】ズニのオールドジュエリー、小さなラウンドカットを中心としたストーンインレイを羅列して作る『Dishta Style』と呼ばれる特徴的なディテールで構成された作品。ズニ族の中でも有名ファミリーのひとつであるDishtaファミリーによって作られたと推測されるクロストップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

1940年代末頃~1960年代の作品と思われ、とても小さなターコイズインレイを連続して構成しており、ラウンドシェイプとティアドロップシェイプが交互に配されることでクラシックで素朴なクロスが形作られています。また、上下左右の先端付近にはレインドロップとも呼ばれる小さなシルバーボールが施されており、シンプルなクロスデザインにインディアンジュエリーらしい表情が付加されているようです。
裏側には「REX」という文字がスクラッチで彫り込まれていますが、作者を表すものかトレーディングポスト等の流通上の記号か正確には不明です。ただし、同じREXの文字は古いズニジュエリーでいくつか発見されており、おそらくトレーディングポストを表しているのではないかと推測されます。
また、付属のシルバーチェーンはインディアンメイドではありませんが、925シルバー製でビンテージのチェーンとなっています。

セットされたターコイズも古い作品特有の質感を持った無添加ナチュラルな石で、ノントリートメント/無加工であるが故に一部には変色も見られます。その変色が生み出すマルチカラーもビンテージ独特の特徴であり、作品の持つ複雑な表情を高めているようです。

こちらのようなラウンド型やティアドロップ型の小さなターコイズインレイを駆使して構成するデザイン/造形はズニの巨匠【Frank Dishta】フランク・ディシュタ(1902-1954)により作り上げられ、その後その子孫や影響を受けた作家達によって受け継がれることで、現在ではDishta Style/ディシュタスタイルとして定着させられました。
小さなサイズながらしっかりとベゼル(覆輪)が造形され、そこにターコイズがインレイされた小さなパーツを用い、フラワー型やクラスター型に配置することで美しい幾何学模様等を生み出すスタイルです。こちらの作品もDishta Styleの代表的な造形を持つ作品であり、ターコイズのクオリティーや細かなディテールからは、その創始者であるFrank Dishtaによるピースの可能性も考えられるピースです。


【Frank Dishta】フランク・ディシュタは、1902年生まれで他の多くのズニ作家と同じく、C. G. Wallace Trading Postに所属していた作家の1人です。上記のように、当時まだまだナバホジュエリーとの差異が大きくなかった時代に、新しくズニのトラディショナルな技術や造形スタイルを築くことに貢献した人物であり、氏のオリジナリティーあるスタイルを生み出しました。
1954年には亡くなっていますが、息子である【Virgil Dishta Sr.】を始め、多くの優秀な子孫を残し育てています。


【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術であり、1920年代以降、現在に至るまで多く作られましたが、そのモチーフはサンダーバードをはじめとするアニマルモチーフやナイフウイング、レインボーマン、サンフェイス等、とても多様なモチーフが見られます。
また、現在ではインレイ技法で作られたジュエリーの多くが、キャストによって量産されたシルバーベースに石をはめ込むだけとなってしまいましたが、こちらの作品は全てがハンドメイドで成形されています。


【Cross】クロスモチーフはキリスト教の普及と同時に、インディアンジュエリー創生期からみられるもので、ズニの巨匠【Horace Iule】ホレス・イウレ(1901-1978)等のクロスモチーフで有名になった作家も存在しました。 そのため、クロス自体は珍しい造形ではありませんがこちらのような繊細さとインディアンジュエリー独特のアーシーな印象を持ったピースは珍しいと思われます。


ズニジュエリーらしい柔らかな表情と繊細なシルバーワークで構成されており、素朴ながら味わい深くナチュラルな印象を持っています。また、クロスモチーフは、どこか厳かな印象も与えますが、アーシーな質感を持ったターコイズによって、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨さやナチュラルな表情も感じさせ、多くのスタイリングに馴染みやすいネックレスとなっています。また、控えめなサイズ感や華奢なボリューム感は、性別を問わず使いやすい作品です。

ハンドメイドらしい丁寧で繊細なシルバーワークは、立体感と共にビンテージインディアンジュエリー独特の質感を生み、細かなパーツの連続という無機質なデザインワークに有機的な印象をもたらしているようです。
伝統的なディシュタファミリーのディテールと、インディアンジュエリーにおいて、特にズニの作品としてはオーセンティックなクロスモチーフが組み合わされ、小さなクロスに繊細な仕事と高度な技術が詰め込まれた作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。細かなキズや摩耗等は見られますが、目立ったダメージなどはなく良い状態を保っています。ターコイズも変色などが見られますが、着用に不安のないコンディションとなっています。
Size

トップ 縦 約4.25㎝(バチカン含む)   横 約2.85㎝   チェーン長さ 約 50㎝程度

Material

Silver, Turquoise