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JOF001740

Atq【Maisel's】 25th Anniversary Silver Letter Opener in 1948

Atq【Maisel's】 25th Anniversary Silver Letter Opener in 1948
18,700 円(税込)
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Atq【Maisel's】 25th Anniversary Silver Letter Opener  in 1948
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【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルを代表する工房の一つである【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト社の創業25周年を記念して作られたアンティークレターオープナー/ペーパーナイフです。

裏に『SILVER ANNIVERSARY 1923-1948』の文字が刻まれており、1923年に創業した同社がシルバーアニバーサリー(25周年記念)の為に、1948年に制作したものと推定されます。また、中央部分にはホールマーク(作者やショップのサイン)と『STERLING』の刻印も施されています。
キャスト成形で形作られており、インディアンメイドですがハンドメイド工芸品ではなくアンティーク工業製品に属するアイテムとなります。しかし、そのデザインには当時の流行やインディアンアートの要素が巧く取り入れられ、シンプルなレターオープナーながら細部まで凝ったデザインが好印象です。トップにはマイセルズのロゴマークである精霊『カチナ』がデザインされており、その下には所在地である『ALBUQUERQUE N-MEX』アルバカーキ・ニューメキシコの文字、そして社名である『MAISELS』、さらに小さく『INDIAN TRADING POST』の文字が記されています。また刃の部分は、鋭利ではありませんが厚みが丸く造形されており、しっかりとした造りとなっています。

このようなレターオープナー/ペーパーナイフは、インディアン工芸品/彫金作品として、古くから作られている伝統的なアイテムの一つであり【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテムの代表的アイテムの一つとも言えます。また、それらは非常に多くのバリエーションが存在し、『フラットウェア』と呼ばれる金属製の器やカトラリー、灰皿など共に、多様な作品が作られました。中にはターコイズがセットされたものやサンダーバードショップで作られた著名作家による作品も残されています。


【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストは、1923年にMaurice Maiselにより創業された店で、当時の観光産業隆盛によるインディアン工芸品(土産物)ビジネスとして開業され、フレッド・ハービーホテルの向いに店舗を構えていました。 その後、1939年にはアルバカーキダウンタウンに移転し、現在でも同じロケーションで【Skip Maisel's Indian Jewelry】として営業しています。当時のピークには150人以上のインディアンの職人を雇い入れ、その作業を外から見える形で運営していました。そのスタイルは現在でも受け継がれ、【Will Vandever】等、腕の良いベテラン作家が今も作品を制作しています。さらに、ジュエリー以外のインディアンアートや工芸品、お土産物も多く遺しており、現在までビジネスを継続している数少ないトレーディングポスト兼工房です。


『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


インディアンジュエリー史の中でもツーリストジュエリーという一面を形成する上で大きな役割を果たしたMaisel'sが、創業25周年を記念して作られたことが特定可能で、歴史的な資料としても価値のあるピースです。

ステーショナリーアイテムの一つですが、当時のサウスウエスト文化や歴史を感じることが出来るコレクタブルなピースの一つとなっています。


コンディションは、全体にシルバーのクスミや細かなキズ等が見られますが、ダメージのの無い良好な状態となっています。
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルを代表する工房の一つである【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト社の創業25周年を記念して作られたアンティークレターオープナー/ペーパーナイフです。

裏に『SILVER ANNIVERSARY 1923-1948』の文字が刻まれており、1923年に創業した同社がシルバーアニバーサリー(25周年記念)の為に、1948年に制作したものと推定されます。また、中央部分にはホールマーク(作者やショップのサイン)と『STERLING』の刻印も施されています。
キャスト成形で形作られており、インディアンメイドですがハンドメイド工芸品ではなくアンティーク工業製品に属するアイテムとなります。しかし、そのデザインには当時の流行やインディアンアートの要素が巧く取り入れられ、シンプルなレターオープナーながら細部まで凝ったデザインが好印象です。トップにはマイセルズのロゴマークである精霊『カチナ』がデザインされており、その下には所在地である『ALBUQUERQUE N-MEX』アルバカーキ・ニューメキシコの文字、そして社名である『MAISELS』、さらに小さく『INDIAN TRADING POST』の文字が記されています。また刃の部分は、鋭利ではありませんが厚みが丸く造形されており、しっかりとした造りとなっています。

このようなレターオープナー/ペーパーナイフは、インディアン工芸品/彫金作品として、古くから作られている伝統的なアイテムの一つであり【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテムの代表的アイテムの一つとも言えます。また、それらは非常に多くのバリエーションが存在し、『フラットウェア』と呼ばれる金属製の器やカトラリー、灰皿など共に、多様な作品が作られました。中にはターコイズがセットされたものやサンダーバードショップで作られた著名作家による作品も残されています。


【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストは、1923年にMaurice Maiselにより創業された店で、当時の観光産業隆盛によるインディアン工芸品(土産物)ビジネスとして開業され、フレッド・ハービーホテルの向いに店舗を構えていました。 その後、1939年にはアルバカーキダウンタウンに移転し、現在でも同じロケーションで【Skip Maisel's Indian Jewelry】として営業しています。当時のピークには150人以上のインディアンの職人を雇い入れ、その作業を外から見える形で運営していました。そのスタイルは現在でも受け継がれ、【Will Vandever】等、腕の良いベテラン作家が今も作品を制作しています。さらに、ジュエリー以外のインディアンアートや工芸品、お土産物も多く遺しており、現在までビジネスを継続している数少ないトレーディングポスト兼工房です。


『STERLING』の刻印については、銀含有率92.5%の地金であることを示す表記であり、1930年代中頃には登場していた刻印です。ただし、ショップやトレーディングポストにおいて多用されるようになったのは戦後である1940年代末以降のようです。1940年代以前に作られたツーリストジュエリーでも散見されますが、第二次世界大戦中の銀の不足が影響したと推測され、1940年代末以降の作品で非常に多くみられるようになりました。『925』の表記も同じ意味を持っていますが、925の刻印はインディアンジュエリーにおいては非常に新しく採用された刻印であり、そのほとんどが1990年代以降の作品に刻印されています。
Sterling Silver/スターリングシルバー=925シルバーは、熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いている為、現在においても食器や宝飾品等様々な物に利用されています。


インディアンジュエリー史の中でもツーリストジュエリーという一面を形成する上で大きな役割を果たしたMaisel'sが、創業25周年を記念して作られたことが特定可能で、歴史的な資料としても価値のあるピースです。

ステーショナリーアイテムの一つですが、当時のサウスウエスト文化や歴史を感じることが出来るコレクタブルなピースの一つとなっています。


コンディションは、全体にシルバーのクスミや細かなキズ等が見られますが、ダメージのの無い良好な状態となっています。
Size

全長 約17.3㎝   幅 約1.7㎝

Material

Sterling Silver