アンティークのインディアンビーズワークでラップ装飾されたグラスボトルです。
★細かなビーズワークで逆卍【スワスティカ】が構成されています。非常に細かな仕事によりボトルに沿うように作られていて、全面にフラワーや卍の模様が構成されています。
ビーズワークも卍もインディアン(ネイティブアメリカン)の象徴的な存在ですが、ビーズワークに卍 【スワスティカ】 のモチーフが用いられているのはとても珍しく、大変希少なアートピースです。
卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
4Lからなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)刻印はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらもそのような受難を乗り越えて現存しているものと思われます。
わずかにビーズの欠けが見られますが、目立ったダメージはありません。キャップ内側に割れがあり、アンティークのボトルですので実用向きではないと思います。