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JBO004772

Atq Navajo or Pueblo Ingot Silver Triangle Wire Cuff c.1920~

Atq Navajo or Pueblo Ingot Silver Triangle Wire Cuff c.1920~
85,800 円(税込)
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  • Atq Navajo or Pueblo Ingot Silver Triangle Wire Cuff c.1920~
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのヒストリックなアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された硬く重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)の頂点に細かく正確なスタンプワーク/チゼルワークが刻まれた非常にシンプルな作品。現代的な美しさを持っていますが、とても古い年代の作品であり、ミニマムで完成された造形美を持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末頃~1940年代頃に作られた作品と推測されるブレスレット。シンプルな造形であり、ホールマーク(作者のサイン)等の制作された年代や背景を判断する材料が乏しい為、明確にその背景を断定することが難しいピースですが、その製法やシルバーの硬い仕上がり等から1940年代以前の作品であることが判断できます。
また、素朴でクリーンなデザイン/造形スタイルからは、プエブロ(ナバホ族以外のアメリカ中西部に起源を持つインディアン部族) のシルバースミスによる作品の可能性も高いと考えられます。

インディアンジュエリーの歴史では、シルバースミスの最初の一人とされているのは、ナバホの【Atsidi Sani】と言う人物ですが、そのあとそれほど長い時間を経ずにAtsidi Saniの息子によりズニ族へ、そしてズニからホピ族へとシルバースミスとしての技術が伝来しました。インディアンジュエリー黎明期である当時の作品は、ナバホのオールドスタイルをベースにして、馬具などに見られるスパニッシュコロニアルスタイルやメキシカンシルバージュエリーの影響を受けながらそれぞれに発展していきますが、現代のような部族による作風の違いはあまり見られず、共通した技術やイメージを持った作品が作られていました。

インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形しており、一つの塊からハンマーワークによって形作られています。またそのハンマーワークによりパウンティング(鍛造)されることで、とても硬くなっており、控えめなボリューム感でありながら35gを超える大変重厚なバンドとなっています。それは、手に取った時に意外な印象を受けるほどの重さであり、金属の密度が高められたインゴットシルバーからの成形特有の特徴となっています。
そして、三角形の頂点の部分に規則的な刻みが施されるとこで、独特な断面のシェイプを実現しており、既製のトライアングルワイヤーには無い特殊性も与えられています。これらは一見、簡素な技術を想起させますが実際には大変な手間と非常に高い技術が注がれており、一つ一つの作品制作に労力を惜しまなかったアンティーク作品独特の造形です。そして、それらのシルバーワークは、ミニマルなデザインながら素晴らしい上質感と深みのある表情も感じさせ、原始的でありながら根源的な力強さが与えられているようです。
さらに、古さを感じさせないコンディション/保存状態も特徴的な作品となっています。

また本作にとても類似した作品は、1950年代以降に【Cochiti】コチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)がリバイバルしており、トライアングルワイヤーをベースにした作品は、現在でもナバホジュエリーのオーセンティックなスタイルの一つとして数多く制作されています。こちらの作品と現代作品との間に大きな違いは見られません。しかしながら、本作の制作には大変な手間と技術が注がれており、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは違った表情と迫力を持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバー(銀塊)から原始的な技術だけで成形されることにより、硬くなめらかなシルバーの肌が作られ、手首に吸い付くような質感を実現しています。
また、非常にシンプルで洗練されたデザインはクリーンな印象を作り、エッジーでモダンな雰囲気と、アンティークインディアンジュエリーらしいプリミティブなシルバーワークという相反する要素を併せ持った作品となっています。

ナバホのオーセンティックなスタイルとして長く制作されることになるトライアングルワイヤーの造形は、高い普遍性と汎用性を持っている為、多くのスタイルにもフィットし、長年にわたってご愛用いただけるバングルです。
程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。

本作のように古いトライアングルワイヤーのバングルは、アメリカ国内での高い需要を持ち、中でもこちらのようなスペシャリティを持った作品は現存数が少ない為に史料価値も高く、非常にコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや、内側にパウンティング跡の傷等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、アンティーク作品としては使用感が少なく、ダメージのない非常に良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのヒストリックなアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された硬く重厚なトライアングルワイヤー(竜骨型)の頂点に細かく正確なスタンプワーク/チゼルワークが刻まれた非常にシンプルな作品。現代的な美しさを持っていますが、とても古い年代の作品であり、ミニマムで完成された造形美を持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末頃~1940年代頃に作られた作品と推測されるブレスレット。シンプルな造形であり、ホールマーク(作者のサイン)等の制作された年代や背景を判断する材料が乏しい為、明確にその背景を断定することが難しいピースですが、その製法やシルバーの硬い仕上がり等から1940年代以前の作品であることが判断できます。
また、素朴でクリーンなデザイン/造形スタイルからは、プエブロ(ナバホ族以外のアメリカ中西部に起源を持つインディアン部族) のシルバースミスによる作品の可能性も高いと考えられます。

インディアンジュエリーの歴史では、シルバースミスの最初の一人とされているのは、ナバホの【Atsidi Sani】と言う人物ですが、そのあとそれほど長い時間を経ずにAtsidi Saniの息子によりズニ族へ、そしてズニからホピ族へとシルバースミスとしての技術が伝来しました。インディアンジュエリー黎明期である当時の作品は、ナバホのオールドスタイルをベースにして、馬具などに見られるスパニッシュコロニアルスタイルやメキシカンシルバージュエリーの影響を受けながらそれぞれに発展していきますが、現代のような部族による作風の違いはあまり見られず、共通した技術やイメージを持った作品が作られていました。

インゴットシルバー(銀塊)をトライアングル型に彫り込んだ溝にハンマーで叩きこんで成形しており、一つの塊からハンマーワークによって形作られています。またそのハンマーワークによりパウンティング(鍛造)されることで、とても硬くなっており、控えめなボリューム感でありながら35gを超える大変重厚なバンドとなっています。それは、手に取った時に意外な印象を受けるほどの重さであり、金属の密度が高められたインゴットシルバーからの成形特有の特徴となっています。
そして、三角形の頂点の部分に規則的な刻みが施されるとこで、独特な断面のシェイプを実現しており、既製のトライアングルワイヤーには無い特殊性も与えられています。これらは一見、簡素な技術を想起させますが実際には大変な手間と非常に高い技術が注がれており、一つ一つの作品制作に労力を惜しまなかったアンティーク作品独特の造形です。そして、それらのシルバーワークは、ミニマルなデザインながら素晴らしい上質感と深みのある表情も感じさせ、原始的でありながら根源的な力強さが与えられているようです。
さらに、古さを感じさせないコンディション/保存状態も特徴的な作品となっています。

また本作にとても類似した作品は、1950年代以降に【Cochiti】コチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)がリバイバルしており、トライアングルワイヤーをベースにした作品は、現在でもナバホジュエリーのオーセンティックなスタイルの一つとして数多く制作されています。こちらの作品と現代作品との間に大きな違いは見られません。しかしながら、本作の制作には大変な手間と技術が注がれており、既製のトライアングルワイヤーを使った現代の作品群とは違った表情と迫力を持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバー(銀塊)から原始的な技術だけで成形されることにより、硬くなめらかなシルバーの肌が作られ、手首に吸い付くような質感を実現しています。
また、非常にシンプルで洗練されたデザインはクリーンな印象を作り、エッジーでモダンな雰囲気と、アンティークインディアンジュエリーらしいプリミティブなシルバーワークという相反する要素を併せ持った作品となっています。

ナバホのオーセンティックなスタイルとして長く制作されることになるトライアングルワイヤーの造形は、高い普遍性と汎用性を持っている為、多くのスタイルにもフィットし、長年にわたってご愛用いただけるバングルです。
程よい幅となじみの良い質感は、重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。

本作のように古いトライアングルワイヤーのバングルは、アメリカ国内での高い需要を持ち、中でもこちらのようなスペシャリティを持った作品は現存数が少ない為に史料価値も高く、非常にコレクタブルなキラーピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや、内側にパウンティング跡の傷等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、アンティーク作品としては使用感が少なく、ダメージのない非常に良好な状態を保っています。
Size

レディースサイズ L - XL 程度。
メンズサイズ S - M程度

内径最大幅 約56.2㎜    正面幅(高さ) 約7.7㎜
内周 約135㎜    開口部 約20㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 13/16 inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上の女性、SMサイズ以上、Lサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約35.3g