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JPO005358

【NAVAJO GUILD】Vintage Stamped Plant Motif Pin Brooch c.1950~

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31,900 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。植物を起源としたモチーフと思われる、シンプルでクリーンなデザインがナバホギルドらしい印象のビンテージ/アンティークピンブローチです。

本作の裏側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】共に【NAVAJO】の文字も刻印されていることから1940年代末頃~1960年代前半頃までに作られた作品と推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)より成形されたピンのシェイプはとても独特で、ナバホギルドの作品で多く見られるオーバルシェイプを基本にしたいるようですが、スタンプワークのデザインに呼応して細かく曲線的なカッティングが施されています。スタンプワークは非常にシンプルなスタンプのみで構成されており、中央から放射状のラインがベースとなったバーストデザインとなっています。
また、全体に僅かな立体的なアールがつけられていることで、独特な上質感が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、高度なハンマーワークが駆使されています。シルバーのみで構成されたシンプルな造形に巧みなハンマーワークが施される事で、ナバホジュエリーの中ではとても柔らかな表情に仕上げられており、大きな作品ではありませんが独特の上質感や品位を感じさせるピンブローチとなっています。
正確なモチーフは不明ですが、曲線を際立たせたデザインや有機的なドームシェイプ等から、植物を元にした造形ではないかと思われます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


こちらの作品も前述のホールマーク 【Horned Moon/Horned Sun】と【NAVAJO】の文字が刻印されており、作者個人を特定することはできませんが、とてもナバホギルドらしいミニマルでクリーンな造形のピンブローチです。

当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりも練り上げられ、洗練された造形美を持っています。
本作も古典期の作品を源流とする造形であり、簡素ながら丁寧なシルバーワークと卓越した立体造形センスによって、現代作品にはないプリミティブな雰囲気と上質感を併せ持つ作品となっています。

また、控えめなサイズ感やクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みの良い造形のピンブローチです。ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品で、いつものスタイルのさり気ないアクセントになってくれるアイテムです。

アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高くコレクタブルなピンブローチ。トラジャ―ハントプライスなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、ダメージやリペア跡などの無い良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。植物を起源としたモチーフと思われる、シンプルでクリーンなデザインがナバホギルドらしい印象のビンテージ/アンティークピンブローチです。

本作の裏側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】共に【NAVAJO】の文字も刻印されていることから1940年代末頃~1960年代前半頃までに作られた作品と推測されます。

インゴットシルバー(銀塊)より成形されたピンのシェイプはとても独特で、ナバホギルドの作品で多く見られるオーバルシェイプを基本にしたいるようですが、スタンプワークのデザインに呼応して細かく曲線的なカッティングが施されています。スタンプワークは非常にシンプルなスタンプのみで構成されており、中央から放射状のラインがベースとなったバーストデザインとなっています。
また、全体に僅かな立体的なアールがつけられていることで、独特な上質感が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、高度なハンマーワークが駆使されています。シルバーのみで構成されたシンプルな造形に巧みなハンマーワークが施される事で、ナバホジュエリーの中ではとても柔らかな表情に仕上げられており、大きな作品ではありませんが独特の上質感や品位を感じさせるピンブローチとなっています。
正確なモチーフは不明ですが、曲線を際立たせたデザインや有機的なドームシェイプ等から、植物を元にした造形ではないかと思われます。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


こちらの作品も前述のホールマーク 【Horned Moon/Horned Sun】と【NAVAJO】の文字が刻印されており、作者個人を特定することはできませんが、とてもナバホギルドらしいミニマルでクリーンな造形のピンブローチです。

当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりも練り上げられ、洗練された造形美を持っています。
本作も古典期の作品を源流とする造形であり、簡素ながら丁寧なシルバーワークと卓越した立体造形センスによって、現代作品にはないプリミティブな雰囲気と上質感を併せ持つ作品となっています。

また、控えめなサイズ感やクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みの良い造形のピンブローチです。ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品で、いつものスタイルのさり気ないアクセントになってくれるアイテムです。

アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高くコレクタブルなピンブローチ。トラジャ―ハントプライスなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラは見られますが、ダメージやリペア跡などの無い良い状態を保っています。
Size

縦 約2.2㎝   横 約5.3㎝

Material

Ingot Silver