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JOP004987

【Johnny Mike Begay】Tracks Style Pierced Earrings c.1965〜

【Johnny Mike Begay】Tracks Style Pierced Earrings c.1965〜
36,300 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(1933-1985)の作品で、同作者が生み出したとされるシンプルで秀逸なデザインをベースとしたビンテージピアスです。 

ピアスという古い年代には見られないアイテムであることや、ホールマーク(作者のサイン)等から、1960年代後半~1970年代に作られたと思われる作品。フラットな土台をベースに、『Hollow Style』ホロウ スタイルと呼ばれる中空構造のに近いドーム型のシェイプが形作られています。そのセンターにライン状の凹が作られ、その中央にはプレートの断面が構成されており、シンプルながら非常に高い技術と洗練されたシルバーワークによって作り上げられており、構築的で無機質な質感の中に、奥行きや品のある豊かな表情が感じとれる作品となっています。
裏側の土台部分(片方)には、イニシャルである『J・M・B』が一体化したデザインのホールマーク(作者のサイン)が刻印されています。

本作の様な造形スタイルは『Tracks style』や『Railroad Tracks』、『Edge Plate』とも呼ばれています。それらのデザインソース/源流はナバホの古典期に近い時期まで遡ることが出来ますが、現在の完成された造形スタイルやディテールは、本作の作者であるJohnny Mike Begayの生み出したデザインであり、こちらはそのオリジナルピース。洗練されたセンスと素晴らしい技術力を感じさせるシルバーワークにより構成された作品となっています。現代においては、【Tom Hawk】トム・ホークをはじめ【Cody Sanderson】コディ・サンダーソンや【Francis Jones】フランシス・ジョーンズ等が同様のスタイルの作品を制作しており、ナバホジュエリーのトラディショナルなスタイルの一つとして現在も受け継がれています。


【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイは、アリゾナ州スティームボードキャニオン付近で生まれたとされ、1933年頃の生まれと思われますが、不明な点の多い作家の一人です。兄にはナバホの非常に高名な作家である【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)を持ち、兄からその技術を教授された後、アリゾナ州スコッツデールにあった【White Hogan】ホワイト ホーガンで共に働いていたようです。
ナバホのトラディショナルなスタンプワーク等をメインとした作品も制作したようですが、やはり兄や親族である【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)の得意としたスプリットバンドのバングルや、スプリットの技術を応用した造形を得意とし、さらにこちらの様な独自のスタイルも生み出すに至っており、さらに強いオリジナリティーを持つモダンな作品も散見されます。また、本作のようなスタイル以外にも同氏によるデザイン・ディテールを踏襲し受け継いた作品は、現在までに数多く制作されました。
1976年、サンタフェインディアンマーケットで賞を受賞した記録が残っており、同年にはシルバージュエリーの制作を引退されているようです。


【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイは、1913年(又は1914年)に生まれ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイや、ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースからその技術を学び、突出して成熟した技術をもった作家です。
インディアンジュエリーを次のステージに引き上げたKenneth Begayは、『ナバホモダンジュエリーの父』とも呼ばれ、ホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1991)も尊敬する作家としてその名前を挙げるほどです。
また、後進の育成にも積極的に携わっており、Allen Keeやこちらの作者であるJohnny Mike Begay等の親族以外にも多くのシルバースミスを育成したインディアンジュエリー界の偉人です。


Johnny Mike Begayが生み出したとされるこちらのデザイン/造形は、エレガントでシックな印象のシルバーワークをベースに、立体的に構成された影によるラインがとても良いアクセントとなっています。
また、ミニマムで控えめなシルバーワークでありながら作者の技術力やセンスが生み出す造形美と上質感によりハイエンドな作品に仕上がっており、シンプルでクリーンな雰囲気は、多くのスタイルに馴染みやすくスタイリングしやすいアイテムだと思います。

今見ても新鮮な造形美を持ち、現代作家も同様のデザインは制作していますが、それらの原型となったJohnny Mike Begayによる作品であり、史料価値も高いコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミや僅かな擦れ等が見られる程度で良好な状態です。ニードルパーツには多少の歪みが見られますが、ご使用に当たっては支障ありません。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(1933-1985)の作品で、同作者が生み出したとされるシンプルで秀逸なデザインをベースとしたビンテージピアスです。 

ピアスという古い年代には見られないアイテムであることや、ホールマーク(作者のサイン)等から、1960年代後半~1970年代に作られたと思われる作品。フラットな土台をベースに、『Hollow Style』ホロウ スタイルと呼ばれる中空構造のに近いドーム型のシェイプが形作られています。そのセンターにライン状の凹が作られ、その中央にはプレートの断面が構成されており、シンプルながら非常に高い技術と洗練されたシルバーワークによって作り上げられており、構築的で無機質な質感の中に、奥行きや品のある豊かな表情が感じとれる作品となっています。
裏側の土台部分(片方)には、イニシャルである『J・M・B』が一体化したデザインのホールマーク(作者のサイン)が刻印されています。

本作の様な造形スタイルは『Tracks style』や『Railroad Tracks』、『Edge Plate』とも呼ばれています。それらのデザインソース/源流はナバホの古典期に近い時期まで遡ることが出来ますが、現在の完成された造形スタイルやディテールは、本作の作者であるJohnny Mike Begayの生み出したデザインであり、こちらはそのオリジナルピース。洗練されたセンスと素晴らしい技術力を感じさせるシルバーワークにより構成された作品となっています。現代においては、【Tom Hawk】トム・ホークをはじめ【Cody Sanderson】コディ・サンダーソンや【Francis Jones】フランシス・ジョーンズ等が同様のスタイルの作品を制作しており、ナバホジュエリーのトラディショナルなスタイルの一つとして現在も受け継がれています。


【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイは、アリゾナ州スティームボードキャニオン付近で生まれたとされ、1933年頃の生まれと思われますが、不明な点の多い作家の一人です。兄にはナバホの非常に高名な作家である【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)を持ち、兄からその技術を教授された後、アリゾナ州スコッツデールにあった【White Hogan】ホワイト ホーガンで共に働いていたようです。
ナバホのトラディショナルなスタンプワーク等をメインとした作品も制作したようですが、やはり兄や親族である【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)の得意としたスプリットバンドのバングルや、スプリットの技術を応用した造形を得意とし、さらにこちらの様な独自のスタイルも生み出すに至っており、さらに強いオリジナリティーを持つモダンな作品も散見されます。また、本作のようなスタイル以外にも同氏によるデザイン・ディテールを踏襲し受け継いた作品は、現在までに数多く制作されました。
1976年、サンタフェインディアンマーケットで賞を受賞した記録が残っており、同年にはシルバージュエリーの制作を引退されているようです。


【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイは、1913年(又は1914年)に生まれ、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイや、ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホースからその技術を学び、突出して成熟した技術をもった作家です。
インディアンジュエリーを次のステージに引き上げたKenneth Begayは、『ナバホモダンジュエリーの父』とも呼ばれ、ホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマ(1921-1991)も尊敬する作家としてその名前を挙げるほどです。
また、後進の育成にも積極的に携わっており、Allen Keeやこちらの作者であるJohnny Mike Begay等の親族以外にも多くのシルバースミスを育成したインディアンジュエリー界の偉人です。


Johnny Mike Begayが生み出したとされるこちらのデザイン/造形は、エレガントでシックな印象のシルバーワークをベースに、立体的に構成された影によるラインがとても良いアクセントとなっています。
また、ミニマムで控えめなシルバーワークでありながら作者の技術力やセンスが生み出す造形美と上質感によりハイエンドな作品に仕上がっており、シンプルでクリーンな雰囲気は、多くのスタイルに馴染みやすくスタイリングしやすいアイテムだと思います。

今見ても新鮮な造形美を持ち、現代作家も同様のデザインは制作していますが、それらの原型となったJohnny Mike Begayによる作品であり、史料価値も高いコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミや僅かな擦れ等が見られる程度で良好な状態です。ニードルパーツには多少の歪みが見られますが、ご使用に当たっては支障ありません。
Size

片方 縦 約2.85㎝   横 約2.15㎝

Material

Silver