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JOP003677

Vintage Navajo Horned Moon Overlay Clip On Earrings c.1950~

Vintage Navajo Horned Moon Overlay Clip On Earrings c.1950~
23,700 円(税込)
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Vintage Navajo Horned Moon Overlay Clip On Earrings  c.1950~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、シンプルなラウンドシェイプをベースにオーバーレイによって構成された『角の生えた月/ホーンドムーン』をモチーフの作品。シンプルながら愛らしいデザインで、クリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

現代ではホピジュエリーの代表的な彫金技法として知られている『オーバーレイ』によって構成された作品ですが、本作の制作された年代にはナバホの作家も多くのオーバーレイ技法を用いた作品を残しており、本作もそのモチーフからナバホのシルバースミスによって制作されたイヤリングと推測されます。
また、ホールマーク(作者のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、やはりそのモチーフからは【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品が想起されます。
The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドは、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織で、こちらの作品は同組織がナバホギルドの象徴である【Horned Moon】と呼ばれるホールマーク(作者やショップなどのサイン)が刻印されていませんが、モチーフそのものとなっています。

1950年代~1960年代頃に制作されたピースと思われ、カッティングされているシルバープレートが分厚く、ベースとなる下地のシルバープレートが薄い古いオーバーレイ作品の特徴を備えています。
シンプルながらとても丁寧なシルバーワークによって形作られ、高い技術力を要する手の込んだた作品です。さらに、ベースとなっているシルバーには、僅かながら柔らかく美しい立体的な膨らみが施されており、上質感とハンドメイドジュエリー独特の表情が与えられているようです。
素朴なピースながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく手作業による丁寧な仕上げが施され、どこかクリーンでモダンな表情が与えられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスであるAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。前述のKenneth Begay、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、本作と同じ【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。
また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。

本作もナバホギルドらしいミニマルなデザインと当時まだ新しかったオーバーレイ技法が特徴的な作品であり、どこか可愛い雰囲気を持つホーンドムーンモチーフのイヤリングです。キャッチーで可愛い印象とハンドメイドによるエスニシティな表情を持ち、日常のスタイルのキュートなアクセントとなってくれると思われます。
また、アイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには多少のクスミや細かなキズは見られますが、特にダメージのない良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、シンプルなラウンドシェイプをベースにオーバーレイによって構成された『角の生えた月/ホーンドムーン』をモチーフの作品。シンプルながら愛らしいデザインで、クリップタイプのアンティーク/ビンテージイヤリングです。

現代ではホピジュエリーの代表的な彫金技法として知られている『オーバーレイ』によって構成された作品ですが、本作の制作された年代にはナバホの作家も多くのオーバーレイ技法を用いた作品を残しており、本作もそのモチーフからナバホのシルバースミスによって制作されたイヤリングと推測されます。
また、ホールマーク(作者のサイン)等が刻印されていない為、正確に作者や背景を特定することは出来ませんが、やはりそのモチーフからは【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品が想起されます。
The Navajo Arts & Crafts Guild/ナバホギルドは、ナバホの中でも多くの傑作を残している組織で、こちらの作品は同組織がナバホギルドの象徴である【Horned Moon】と呼ばれるホールマーク(作者やショップなどのサイン)が刻印されていませんが、モチーフそのものとなっています。

1950年代~1960年代頃に制作されたピースと思われ、カッティングされているシルバープレートが分厚く、ベースとなる下地のシルバープレートが薄い古いオーバーレイ作品の特徴を備えています。
シンプルながらとても丁寧なシルバーワークによって形作られ、高い技術力を要する手の込んだた作品です。さらに、ベースとなっているシルバーには、僅かながら柔らかく美しい立体的な膨らみが施されており、上質感とハンドメイドジュエリー独特の表情が与えられているようです。
素朴なピースながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく手作業による丁寧な仕上げが施され、どこかクリーンでモダンな表情が与えられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、1940年代~1950年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスであるAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。前述のKenneth Begay、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、本作と同じ【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。
また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながら新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。

本作もナバホギルドらしいミニマルなデザインと当時まだ新しかったオーバーレイ技法が特徴的な作品であり、どこか可愛い雰囲気を持つホーンドムーンモチーフのイヤリングです。キャッチーで可愛い印象とハンドメイドによるエスニシティな表情を持ち、日常のスタイルのキュートなアクセントとなってくれると思われます。
また、アイコニックなモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージピンです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには多少のクスミや細かなキズは見られますが、特にダメージのない良好な状態を保っています。
Size

片方 直径 約1.8㎝

Material

Silver