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JRO015136

【Sam Begay】Navajo Vtg Heavy Silver Ring w/Turquoise c.1970~

【Sam Begay】Navajo Vtg Heavy Silver Ring w/Turquoise c.1970~
66,000 円(税込)
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【Sam Begay】Navajo Vtg Heavy Silver Ring w/Turquoise  c.1970~
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Sam Begay】サム・ビゲイ(191?-1996)の作品。同作者を代表する大変重厚なシルバーワークをベースに、美しいターコイズがマウントされたハイエンドなピース。際立ったボリューム感を持つメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1960年代後半~1980年代頃に作られたと思われる作品で、キャスト(鋳物)で成形された重厚なシールリング/印台型をベースに、美しいジェムクオリティーターコイズがマウントされています。また、そのベゼル(覆輪)部分のみが別で造形され、後からロウ付けされていますが、サイドに施されたスタンプワークとファイルワーク(ヤスリで削る技法)による流麗なデザインと一体化するように造形され、石を包み込む植物のような有機的で柔らかな表情に仕上げられています。それらのさり気なくも高度なシルバーワークは、美しい表情を作ると共に作者の美意識や思いを宿しているようにさえ感じられます。
またターコイズは、ベゼルと一体化するように嵌め込まれていますが、フラットではなく僅かにドーム型に膨らみを持たせたシェイプに仕上げられており、ボリューム感のあるリング自体の造形に美しく馴染んでいます。

マウントされたターコイズは、ラフカットに近い天然の凹凸を活かしたカットでありながら強い艶と透明感を持ち、素晴らしい発色も持つターコイズとなっています。その表情からはジェムクオリティーの【Sleeping Beauty Turquoise】スリーピングビューティーターコイズ等が想起されますが、正確な鉱山を特定することは出来ません。


【Sam Begay】サム・ビゲイは、1910年代の後半頃に生まれとされており、詳しい生い立ちが伝わっていませんが、1930年代の中頃にはシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていました。
資料に残っている作品では、長い歴史を持ちズニの作家たちを支え続けた【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレス トレーディングポストの経営者である【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) が、その個人コレクションの約半数をアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈し、残りの一部を1975年にSotheby Parke Bernet社のオークションに出品しました。その時のオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっており、その中のLot.247(P47)が1936年のSam Begayの作品となっています。
また、同オークションに出品された作品はその全てがミュージアムクオリティを誇り、そこにSam Begayの作品が多く含まれる事が同作者の高い技術力や突出したクリエイティビティを証明しています。
1940年代以降1980年代まで、ナバホシルバースミシングコンペのメンズリング部門において上位に君臨し続け、本作の様なキャストをベースとしたシンプルで洗練された造形が代表作となっていますが、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートや【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペントレーディングポスト(現Perry Null Trading)、【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツ、【Pine Springs Trading Post】パインスプリングストレーディングポスト等、多くのショップ/工房に所属したことで、ストーンインレイの技術やスタンプワーク等、多岐にわたる技術・技法を身に着けていたようです。


本作はSam Begayの代表的なデザイン/造形を持つ作品であり、際立った美しさを持つターコイズとクリーンででミニマルなシルバーワークによって品位と迫力を併せ持ったリングとなっています。
シールリングの持つ重厚感と丁寧なシルバーワークは、洗練された完成度と、クラシックな質感を感じさせ、ジェムクオリティターコイズによってワイルドな雰囲気と共に、美しくエレガントな印象を兼ね備える作品となっているようです。

また、ボリューム感のあるターコイズと重厚なシルバーワークにより、強い存在感のあるリングですが、上記のような品位のある表情やバランスの良い造形デザインは、仰々しい印象を持たない為、フォーマルなシーンでも品格を損なわず、多くのスタイルにフィットするハイエンドなリングです。

巨匠と呼ばれる作者ならではの技術力と造形美を感じさせ、大変コレクタブルなビンテージジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや細かなキズ、制作上に生まれたシルバーのクラックがありますが、ほとんど使用感の無い状態となっています。
ターコイズも今なお高い艶を保ち、母石/マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、現在も美しい艶と透明感を保っています。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Sam Begay】サム・ビゲイ(191?-1996)の作品。同作者を代表する大変重厚なシルバーワークをベースに、美しいターコイズがマウントされたハイエンドなピース。際立ったボリューム感を持つメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1960年代後半~1980年代頃に作られたと思われる作品で、キャスト(鋳物)で成形された重厚なシールリング/印台型をベースに、美しいジェムクオリティーターコイズがマウントされています。また、そのベゼル(覆輪)部分のみが別で造形され、後からロウ付けされていますが、サイドに施されたスタンプワークとファイルワーク(ヤスリで削る技法)による流麗なデザインと一体化するように造形され、石を包み込む植物のような有機的で柔らかな表情に仕上げられています。それらのさり気なくも高度なシルバーワークは、美しい表情を作ると共に作者の美意識や思いを宿しているようにさえ感じられます。
またターコイズは、ベゼルと一体化するように嵌め込まれていますが、フラットではなく僅かにドーム型に膨らみを持たせたシェイプに仕上げられており、ボリューム感のあるリング自体の造形に美しく馴染んでいます。

マウントされたターコイズは、ラフカットに近い天然の凹凸を活かしたカットでありながら強い艶と透明感を持ち、素晴らしい発色も持つターコイズとなっています。その表情からはジェムクオリティーの【Sleeping Beauty Turquoise】スリーピングビューティーターコイズ等が想起されますが、正確な鉱山を特定することは出来ません。


【Sam Begay】サム・ビゲイは、1910年代の後半頃に生まれとされており、詳しい生い立ちが伝わっていませんが、1930年代の中頃にはシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていました。
資料に残っている作品では、長い歴史を持ちズニの作家たちを支え続けた【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレス トレーディングポストの経営者である【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) が、その個人コレクションの約半数をアリゾナ州フェニックスのバードミュージアムに寄贈し、残りの一部を1975年にSotheby Parke Bernet社のオークションに出品しました。その時のオークションカタログは現在でも多くの研究者やコレクターにとっての第一級の資料となっており、その中のLot.247(P47)が1936年のSam Begayの作品となっています。
また、同オークションに出品された作品はその全てがミュージアムクオリティを誇り、そこにSam Begayの作品が多く含まれる事が同作者の高い技術力や突出したクリエイティビティを証明しています。
1940年代以降1980年代まで、ナバホシルバースミシングコンペのメンズリング部門において上位に君臨し続け、本作の様なキャストをベースとしたシンプルで洗練された造形が代表作となっていますが、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートや【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペントレーディングポスト(現Perry Null Trading)、【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツ、【Pine Springs Trading Post】パインスプリングストレーディングポスト等、多くのショップ/工房に所属したことで、ストーンインレイの技術やスタンプワーク等、多岐にわたる技術・技法を身に着けていたようです。


本作はSam Begayの代表的なデザイン/造形を持つ作品であり、際立った美しさを持つターコイズとクリーンででミニマルなシルバーワークによって品位と迫力を併せ持ったリングとなっています。
シールリングの持つ重厚感と丁寧なシルバーワークは、洗練された完成度と、クラシックな質感を感じさせ、ジェムクオリティターコイズによってワイルドな雰囲気と共に、美しくエレガントな印象を兼ね備える作品となっているようです。

また、ボリューム感のあるターコイズと重厚なシルバーワークにより、強い存在感のあるリングですが、上記のような品位のある表情やバランスの良い造形デザインは、仰々しい印象を持たない為、フォーマルなシーンでも品格を損なわず、多くのスタイルにフィットするハイエンドなリングです。

巨匠と呼ばれる作者ならではの技術力と造形美を感じさせ、大変コレクタブルなビンテージジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや細かなキズ、制作上に生まれたシルバーのクラックがありますが、ほとんど使用感の無い状態となっています。
ターコイズも今なお高い艶を保ち、母石/マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石由来の特徴であり、現在も美しい艶と透明感を保っています。
Size

日本規格 約 20.5~21号   円周 約 61.7㎜   us 10
正面幅 約 33.7㎜
ターコイズサイズは 30.5㎜×12.0㎜ 程度

Material

Silver, Gem Quality Turquoise