ITEM CODE:
JBF005109

Vintage 【BELL】Stamped Silver Cuff w/Mother of Pearl c.1950~

Vintage 【BELL】Stamped Silver Cuff w/Mother of Pearl c.1950~
19,800 円(税込)
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。それらのツーリストアイテム製造を代表する工房の一つであり、【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社製のピースです。細かなシルバーワークをベースに、とても珍しいマザーオブパール/シェルが3つマウントされ、独特のシックな印象とアーティな存在感を放つアンティーク・ビンテージバングルです。

バンド/地金は、フロント部分が4本に割り開かれた伝統的でオーセンティックなスプリットバンドの造形。上下のエッジは、『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、それに合わせて細かく美しい紋様を刻むスタンプワークが刻まれています。そのフロント部分には3か所にマザーオブパールがマウントされています。天然の黒蝶貝をカボションカットすることで美しい縞模様が現れており、見る角度で色が変わる変色効果を持っています。それにより落ち着いたグレーベースの中にグリーンやピンクの色彩変化が現れ、深遠な奥行きや複雑な景色が形成されています。また、それぞれの石がフラワーコンチョのようなシルバーの上に構成されており、シルバーとマザーオブパールが一体化したような表情を生み出し、シルバーとの絶妙な色彩のコントラストも美しいブレスレットとなっています。
さらに、サイドからターミナルにかけてはフレッド・ハービースタイルらしいモーニングスターやアローのスタンプが施されています。これらはコマーシャルスタンプと呼ばれるフレッド・ハービースタイル独特のポップでキャッチーなディテールですが、シルバーに複雑な表情を与えています。制作工程には機械による加工が見られ、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたピースですが現存数は少なく、類似した物はまず発見できない貴重な物となっています。特にこちらのようなマザーオブパールを用いたピースは、大変珍しい個体となっています。

内側にはBELL TRADING POSTのショップマーク/ホールマークと、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。そのショップホールマークは、ベル/鐘のシンボルが看板に描かれているカンパニーロゴで、これはベル/鐘だけをモチーフにしたロゴよりも新しく採用されたものです。ただしその採用時期には、1940年代末頃や1950年代後半、1961年頃など諸説あり明確にはなっていません。1972年に買収されて以降は、また新しいロゴのホールマークへと変更されています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


【Morning Star】モーニングスター(サイドに施されている顔を持った三角形のスタンプ)は、導きや道標を表します。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


こちらもBELLらしいキャッチーなスタンプ等が施されていますが、マザーオブパールというビンテージインディアンジュエリーではほとんど他に類を見ないマテリアルによって、その仕上がりはどこか幻想的で、フレッド・ハービースタイル独特のチープな印象はなく、古いものとは思えない洗練された完成度を持っています。

また、マテリアルによる落ち着いた印象と、ビンテージ特有の渋い質感も感じられ、多くのスタイルにさり気なく奥行きをもたらすことが出来るジュエリーであり、トレジャーハントプライスなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好で、シルバーの一部には多少のクスミが見られますが、使用感を感じない素晴らしいコンディションを保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。それらのツーリストアイテム製造を代表する工房の一つであり、【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポスト社製のピースです。細かなシルバーワークをベースに、とても珍しいマザーオブパール/シェルが3つマウントされ、独特のシックな印象とアーティな存在感を放つアンティーク・ビンテージバングルです。

バンド/地金は、フロント部分が4本に割り開かれた伝統的でオーセンティックなスプリットバンドの造形。上下のエッジは、『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプに造形されており、それに合わせて細かく美しい紋様を刻むスタンプワークが刻まれています。そのフロント部分には3か所にマザーオブパールがマウントされています。天然の黒蝶貝をカボションカットすることで美しい縞模様が現れており、見る角度で色が変わる変色効果を持っています。それにより落ち着いたグレーベースの中にグリーンやピンクの色彩変化が現れ、深遠な奥行きや複雑な景色が形成されています。また、それぞれの石がフラワーコンチョのようなシルバーの上に構成されており、シルバーとマザーオブパールが一体化したような表情を生み出し、シルバーとの絶妙な色彩のコントラストも美しいブレスレットとなっています。
さらに、サイドからターミナルにかけてはフレッド・ハービースタイルらしいモーニングスターやアローのスタンプが施されています。これらはコマーシャルスタンプと呼ばれるフレッド・ハービースタイル独特のポップでキャッチーなディテールですが、シルバーに複雑な表情を与えています。制作工程には機械による加工が見られ、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースであり、ある程度量産されたピースですが現存数は少なく、類似した物はまず発見できない貴重な物となっています。特にこちらのようなマザーオブパールを用いたピースは、大変珍しい個体となっています。

内側にはBELL TRADING POSTのショップマーク/ホールマークと、スターリングシルバー(925シルバー)製であることを表す『STERLING』の刻印が施されています。そのショップホールマークは、ベル/鐘のシンボルが看板に描かれているカンパニーロゴで、これはベル/鐘だけをモチーフにしたロゴよりも新しく採用されたものです。ただしその採用時期には、1940年代末頃や1950年代後半、1961年頃など諸説あり明確にはなっていません。1972年に買収されて以降は、また新しいロゴのホールマークへと変更されています。


【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストは、ニューメキシコ州アルバカーキーで【Jack T Michelson】ジャック・ミケルソンとその妻により1932年頃に設立されました。また『BELL』の名前は妻である【Jack Mildred】ジャック・ミドルトンの旧姓から名づけられました。
ツーリストジュエリーをメインに非常に多くのアイテムを供給し、【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポストと並ぶ有名メーカーとして知られていますが、創業からしばらくは、【Ganscraft/Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社と同じ姿勢を持ち、小規模で完全なハンドメイドによってジュエリーの制作を行っていました。しかし、代表であるJack T Michelsonは機械化することを望み、1940年にニューヨークポストに広告を掲載、そこで求めに応じた人物がツーリストアイテムの歴史上、大変重要な人物である【M.J."Jerry"Chakerian】M.J.ジェリー・チャケリアンでした。チャケリアンはニューヨーク出身の敏腕ビジネスパーソンであり、ツーリストジュエリーの生産・流通に大きな影響を与えた人物です。そして、彼のコンサルティングにより、すでに機械化に成功していた【Maisel's】マイセルズの生産工程/ビジネスモデルをベースにした機械化とその飛躍に成功しました。

しかしながら、チャケリアンは1956年までBELL社で働いたあと、その後はデンバーの【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社に短期間所属し、そこでは機械生産を止めさせて、伝統的なナバホジュエリー制作への回帰という、BELL社での施策とはまったく逆のことをしており、「伝統的な方法で作られたジュエリーはマシーンメイドのジュエリーとの競争に苦しむべきではない」との自論を持っていたそうです。当時のタンメン社は業績が酷く悪化していましたが機械化等を行わず、新たにナバホのシルバースミスを雇い入れました。さらに、一部の機械工程にもナバホの職人を雇うことで、「インディアンメイド」の標記を守らせたようです。
チャケリアンの手腕により機械化・量産化に成功したBELL社では、ホールマークが入らないOEM生産も多く行っていたようで、フレッド・ハービーのお店等、サウスウエスト観光各地で取り扱われていました。また、ナバホスタイルのデザインを多く生産していますが、ズニやプエブロのインディアン達も多く所属し、同じように制作していたようです。
残念ながら1972年には買収され、現存していないカンパニーですが現在でも知名度が高く、ベルトレーディングポストのインディアンジュエリーはアメリカ国内でも大変人気があります。


【Morning Star】モーニングスター(サイドに施されている顔を持った三角形のスタンプ)は、導きや道標を表します。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


こちらもBELLらしいキャッチーなスタンプ等が施されていますが、マザーオブパールというビンテージインディアンジュエリーではほとんど他に類を見ないマテリアルによって、その仕上がりはどこか幻想的で、フレッド・ハービースタイル独特のチープな印象はなく、古いものとは思えない洗練された完成度を持っています。

また、マテリアルによる落ち着いた印象と、ビンテージ特有の渋い質感も感じられ、多くのスタイルにさり気なく奥行きをもたらすことが出来るジュエリーであり、トレジャーハントプライスなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも大変良好で、シルバーの一部には多少のクスミが見られますが、使用感を感じない素晴らしいコンディションを保っています。
Size

メンズサイズ SM - ML 程度。
レディースサイズ L - XXL 程度

内径最大幅 約58.1㎜    正面幅(高さ) 約24.8㎜
内周 約134㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1inch  

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、Lサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Sterling Silver, Mother of Pearl (Shell)
        約21.7g