ITEM CODE:
JBO004163

Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~

Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
178,000 円(税込)
178,000 円(税込)
Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
  • Atq Navajo Chiseled & Stamped Ingot Silver Wide Cuff c.1915~
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、1910年代後半~1930年代頃に作られた古い作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)をベースに、プリミティブながら確かな技術を感じさせるチェイシングやファイルワーク、スタンプワークで構成されたアンティーク/ビンテージバングルです。

ファーストフェーズとも呼ばれる古典期に近い年代の作品でありながら、現在においても洗練された印象を持ったバングルで、史料価値も高くとても貴重でハイエンドな作品です。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は重厚で、そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使しすることで、立体的な凹凸のボーダーラインが形成されています。またそれらのライン状の凹凸は、ラウンドワイヤーを張り付けたかのような美しい曲面に造形されており、作者の素晴らしい技術力を垣間見ることが出来ます。さらに、ライン上には細かなチゼルワークや素朴なスタンプワークが刻まれ、複雑な紋様ではありませんが、奥行きがあり非常に力強いナバホらしさとシンプルで洗練された印象を生み出しています。

こちらのような作品は、前述の様にファーストフェーズやファーストジェネレーションと呼ばれる1800年代後半~のインディアンジュエリー創成期に近い年代から見られるスタイルの一つで、その後も長くの受け継がれました。
特に1940年代~1950年代にかけては、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、傑作を多く残した組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG) 通称ナバホギルドの作品でも同様のスタイルが完成度を高めてリバイバルされました。
こちらの作品は、それらのデザインソースとなり1930年代にはインディアンスクールで後進の指導にも従事したAmbrose Roanhorseがオーセンティックなナバホスタイル、そして原始的な技術/製法を伝えて行くための手本とした作品の一つです。現代では【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホ・プエブロジュエリーの伝統をしっかりと受け継ぐ作家がこちらの様な作品を制作しています。それらのことからもこの作品の史料価値が感じられると思います。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、こちらの作者である【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もすべてのディテールが、原始的な技術で構成された素朴なアンティークジュエリーですが、手間を惜しまないとても丁寧なシルバーワークによって作り上げられ、長い経年とシンプルで完成されたデザインによりアートピースとしても高く評価できる作品となっています。

またその武骨でワイルドな表情と共に普遍的な造形美を持ち、どこかエレガントで洗練された印象をも備えています。その為、少しフォーマルなスタイルにもフィットするエレガントな雰囲気を併せ持ち、多くのスタイルに良く馴染む為、長くご愛用頂けると思われます。

こちらの様なアンティークピースはその希少性や史料価値により、類似したジュエリーはミュージアム収蔵品としても散見されるアンティークピースの一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少の使用感やキズが見られますが、ダメージやリペア跡などもありません。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、1910年代後半~1930年代頃に作られた古い作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド(地金)をベースに、プリミティブながら確かな技術を感じさせるチェイシングやファイルワーク、スタンプワークで構成されたアンティーク/ビンテージバングルです。

ファーストフェーズとも呼ばれる古典期に近い年代の作品でありながら、現在においても洗練された印象を持ったバングルで、史料価値も高くとても貴重でハイエンドな作品です。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は重厚で、そこに『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使しすることで、立体的な凹凸のボーダーラインが形成されています。またそれらのライン状の凹凸は、ラウンドワイヤーを張り付けたかのような美しい曲面に造形されており、作者の素晴らしい技術力を垣間見ることが出来ます。さらに、ライン上には細かなチゼルワークや素朴なスタンプワークが刻まれ、複雑な紋様ではありませんが、奥行きがあり非常に力強いナバホらしさとシンプルで洗練された印象を生み出しています。

こちらのような作品は、前述の様にファーストフェーズやファーストジェネレーションと呼ばれる1800年代後半~のインディアンジュエリー創成期に近い年代から見られるスタイルの一つで、その後も長くの受け継がれました。
特に1940年代~1950年代にかけては、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、傑作を多く残した組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG) 通称ナバホギルドの作品でも同様のスタイルが完成度を高めてリバイバルされました。
こちらの作品は、それらのデザインソースとなり1930年代にはインディアンスクールで後進の指導にも従事したAmbrose Roanhorseがオーセンティックなナバホスタイル、そして原始的な技術/製法を伝えて行くための手本とした作品の一つです。現代では【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホ・プエブロジュエリーの伝統をしっかりと受け継ぐ作家がこちらの様な作品を制作しています。それらのことからもこの作品の史料価値が感じられると思います。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベース(地金)に、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つのナバホギルドが持つ特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。 【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、こちらの作者である【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、ホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品もすべてのディテールが、原始的な技術で構成された素朴なアンティークジュエリーですが、手間を惜しまないとても丁寧なシルバーワークによって作り上げられ、長い経年とシンプルで完成されたデザインによりアートピースとしても高く評価できる作品となっています。

またその武骨でワイルドな表情と共に普遍的な造形美を持ち、どこかエレガントで洗練された印象をも備えています。その為、少しフォーマルなスタイルにもフィットするエレガントな雰囲気を併せ持ち、多くのスタイルに良く馴染む為、長くご愛用頂けると思われます。

こちらの様なアンティークピースはその希少性や史料価値により、類似したジュエリーはミュージアム収蔵品としても散見されるアンティークピースの一つです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少の使用感やキズが見られますが、ダメージやリペア跡などもありません。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約62.4㎜    正面幅(高さ) 約25.7㎜
内周 約143㎜    開口部 約29.5㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 3/16 inch 

  ※※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約46.5g