ITEM CODE:
JPO004530

【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin c.1945~

【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin c.1945~
63,700 円(税込)
63,700 円(税込)
【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
  • 【NAVAJO GUILD】 Vintage Stamped Silver Concho Pin  c.1945~
【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。ラウンド型のコンチョをベースに美しいスタンプワークが施されたピースで、現在においても素晴らしいクオリティと完成度を持つビンテージ/アンティークピンブローチです。

こちらの作品には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】が刻印されており、1940年代後半~1950年代頃に作られた作品と推測されます。

インゴット(銀塊)より成形された少し大きめのラウンドシェイプをべースにしており、センターにはバースト状にスタンプワークが刻まれています。さらに、エッジに近い部分には、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術により、しっかりとした凹凸によるラインが作り込まれ、シンプルな造形でありながら手の込んだシルバーワークによって形作られています。さらに、細かなスタンプワークが、正確に刻まれることで奥行きのある表情が与えられているようです。
古典期に作られたナバホジュエリーにおけるコンチョの造形技術やデザインを踏襲しながら、完成度の高いシルバーワークによってモダンでミニマムな印象に仕上げられています。

また本作のような造形スタイルは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しており、武骨でプリミティブな技術によって作り上げられていますが、シンプルでセンスを感じさせるクリーンなデザインにより、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。前述のKenneth Begay、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


本作もナバホギルドらしいシルバーのみで構成されたシンプルな造形に、インディアンジュエリー独特の味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても高く評価されるジュエリー作品となっています。

また、コンチョを元にした作品の為、ラペルやハット以外にも多くのアイテムになじみの良いシンプルなピンブローチ。非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的で洗練された印象を持っています。さらに、ビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな表情とエレガントで悠然とした佇まいを兼ねそろえた作品です。

【Ambrose Roanhorse】と【The Navajo Arts & Crafts Guild】の美意識を感じることが出来る作品であり、アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高く大変コレクタブルなピンブローチです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で僅かなクスミや小キズなどは見られますが、ダメージやリペアの跡などはなく良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。ラウンド型のコンチョをベースに美しいスタンプワークが施されたピースで、現在においても素晴らしいクオリティと完成度を持つビンテージ/アンティークピンブローチです。

こちらの作品には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】が刻印されており、1940年代後半~1950年代頃に作られた作品と推測されます。

インゴット(銀塊)より成形された少し大きめのラウンドシェイプをべースにしており、センターにはバースト状にスタンプワークが刻まれています。さらに、エッジに近い部分には、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術により、しっかりとした凹凸によるラインが作り込まれ、シンプルな造形でありながら手の込んだシルバーワークによって形作られています。さらに、細かなスタンプワークが、正確に刻まれることで奥行きのある表情が与えられているようです。
古典期に作られたナバホジュエリーにおけるコンチョの造形技術やデザインを踏襲しながら、完成度の高いシルバーワークによってモダンでミニマムな印象に仕上げられています。

また本作のような造形スタイルは、【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしい伝統的な製法やデザインを重視し制作されたピースであることを表しており、武骨でプリミティブな技術によって作り上げられていますが、シンプルでセンスを感じさせるクリーンなデザインにより、当時モダンスタイルと呼ばれた美しさを持っています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。前述のKenneth Begay、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


本作もナバホギルドらしいシルバーのみで構成されたシンプルな造形に、インディアンジュエリー独特の味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても高く評価されるジュエリー作品となっています。

また、コンチョを元にした作品の為、ラペルやハット以外にも多くのアイテムになじみの良いシンプルなピンブローチ。非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的で洗練された印象を持っています。さらに、ビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな表情とエレガントで悠然とした佇まいを兼ねそろえた作品です。

【Ambrose Roanhorse】と【The Navajo Arts & Crafts Guild】の美意識を感じることが出来る作品であり、アンティーク作品としてインディアンジュエリーの歴史的な資料価値も高く大変コレクタブルなピンブローチです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で僅かなクスミや小キズなどは見られますが、ダメージやリペアの跡などはなく良い状態を保っています。
Size

縦 約5.3㎝   横 約5.3㎝ 

Material

Ingot Silver