ITEM CODE:
JBO004634

Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff c.1950~ 2

Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff c.1950~ 2
56,700 円(税込)
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Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff  c.1950~ 2
  • Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff  c.1950~ 2
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ファイルワークという原始的な技術によって立体的なバイアス模様が構成された非常にシンプルな作品。ミニマルなデザインながらプリミティブで大変な手間の掛る製法によって造形され、重厚に仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

※本作は画像でご確認頂ける同デザインの作品と、元々2本セットで発見されたビンテージジュエリーです。販売は2作品セットではなくそれぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。
もう一方の作品については、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE: JBO04633
Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff c.1950~ 1

※デザインだけでなくサイズ等もほとんど同一となっておりますが、僅かに本作の方が幅が細く造形されています。


とてもシンプルで正確な制作時期を特定する判断材料に乏しく、正確に特定するのは困難ですが、その製法やターミナル(両端)に施されたスタンプワーク等からは、1950年代~1970年代頃に作られた作品と思われます。
また、ナバホのシルバースミスによって作られた作品と思われますが、とてもシンプルでクリーンな造形は、コチティやアコマ、タオスなどの同じアメリカ中西部に点在するプエブロのシルバースミスによる作品の可能性も考えられる作品です。
同時に制作されたと思われる2本の幅や厚みに違いがあり、非常に硬く滑らかに仕上げられていることなどから、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金であることが判断出来、それはとても重厚に造形されています。そこに『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリで削る原始的な技法によって立体的なバイアスラインが美しく構成されており、それは、正面部分だけでなく、上下のエッジ(厚み)部分にまで至っています。それらの立体的で深い彫りによって強い陰影を生み出す凹凸が生み出され、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。また、前述のようにターミナル部分には、シルバーボールを内包したような表情を作る力強く深いスタンプワークが刻まれています。

モチーフを明言することは出来ませんが、アメリカ国内では『ロープ』と言われることが多い造形スタイルで、素晴らしい造形センスにより高い完成度を持ち洗練された印象が感じられます。しかしながら、同時に伝統的なナバホジュエリー独特のシルバーワークで形作られることで粗暴な部分も見られ、ハンドメイドの趣と威厳のある表情が与えられています。

また現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をデザインソースとしたアイテムは、ミッドセンチュリー期にはホピの【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)やナバホの【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品でもみられます。さらに、現代においてはナバホの【Perry Shorty】ペリー・ショーティーやアングロ(白人)作家の【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等が当時の技術を継承し、本作と類似したアンティークジュエリーのリバイバル作品を制作しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


プリミティブな技術ながら丁寧に全てハンドメイドで作り上げられた本作は、武骨でナチュラルな印象と洗練されたミニマムな完成度を併せ持ち、性別を問わずフィットする秀逸な作品です。
また、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は強い存在感を与えませんが、素朴でアーシーな印象を生み出し、多くのスタイルに馴染みやすく長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つバングルです。

古典期からの伝統を守るナバホジュエリーの根源的な作品でありながら、インディアンジュエリーではないようなクリーンで現代的な表情を持った作品。明確な背景を確認することは出来ませんが、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできるアンティークジュエリーであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミや僅かな小傷が見られ、スタンプの打ち損じ等ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等がありますが、特にダメージのない状態となっています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ファイルワークという原始的な技術によって立体的なバイアス模様が構成された非常にシンプルな作品。ミニマルなデザインながらプリミティブで大変な手間の掛る製法によって造形され、重厚に仕上げられたアンティーク/ビンテージバングルです。

※本作は画像でご確認頂ける同デザインの作品と、元々2本セットで発見されたビンテージジュエリーです。販売は2作品セットではなくそれぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。
もう一方の作品については、下記のリンクよりご確認頂けます。
ITEM CODE: JBO04633
Vintage Navajo Bias Filed Heavy Ingot Silver Cuff c.1950~ 1

※デザインだけでなくサイズ等もほとんど同一となっておりますが、僅かに本作の方が幅が細く造形されています。


とてもシンプルで正確な制作時期を特定する判断材料に乏しく、正確に特定するのは困難ですが、その製法やターミナル(両端)に施されたスタンプワーク等からは、1950年代~1970年代頃に作られた作品と思われます。
また、ナバホのシルバースミスによって作られた作品と思われますが、とてもシンプルでクリーンな造形は、コチティやアコマ、タオスなどの同じアメリカ中西部に点在するプエブロのシルバースミスによる作品の可能性も考えられる作品です。
同時に制作されたと思われる2本の幅や厚みに違いがあり、非常に硬く滑らかに仕上げられていることなどから、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金であることが判断出来、それはとても重厚に造形されています。そこに『ファイルワーク』と呼ばれるヤスリで削る原始的な技法によって立体的なバイアスラインが美しく構成されており、それは、正面部分だけでなく、上下のエッジ(厚み)部分にまで至っています。それらの立体的で深い彫りによって強い陰影を生み出す凹凸が生み出され、シンプルながら力強く手仕事の温もりを感じさせる仕上がりとなっています。また、前述のようにターミナル部分には、シルバーボールを内包したような表情を作る力強く深いスタンプワークが刻まれています。

モチーフを明言することは出来ませんが、アメリカ国内では『ロープ』と言われることが多い造形スタイルで、素晴らしい造形センスにより高い完成度を持ち洗練された印象が感じられます。しかしながら、同時に伝統的なナバホジュエリー独特のシルバーワークで形作られることで粗暴な部分も見られ、ハンドメイドの趣と威厳のある表情が与えられています。

また現在、こちらのようなオールドスタイルやアーリーナバホスタイルと呼ばれるアンティーク作品をデザインソースとしたアイテムは、ミッドセンチュリー期にはホピの【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)やナバホの【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品でもみられます。さらに、現代においてはナバホの【Perry Shorty】ペリー・ショーティーやアングロ(白人)作家の【Jock Favor】ジョック・フェイバー、【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等が当時の技術を継承し、本作と類似したアンティークジュエリーのリバイバル作品を制作しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


プリミティブな技術ながら丁寧に全てハンドメイドで作り上げられた本作は、武骨でナチュラルな印象と洗練されたミニマムな完成度を併せ持ち、性別を問わずフィットする秀逸な作品です。
また、シルバーのみで構成されたソリッドな質感は強い存在感を与えませんが、素朴でアーシーな印象を生み出し、多くのスタイルに馴染みやすく長くご愛用いただける普遍的な造形美を持つバングルです。

古典期からの伝統を守るナバホジュエリーの根源的な作品でありながら、インディアンジュエリーではないようなクリーンで現代的な表情を持った作品。明確な背景を確認することは出来ませんが、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできるアンティークジュエリーであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミや僅かな小傷が見られ、スタンプの打ち損じ等ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等がありますが、特にダメージのない状態となっています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約59.4㎜    正面幅(高さ) 約7.1㎜
内周 約143㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1inch 

   ※※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約40.5g