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JBF004192

Atq Shell Repousse & 卍 Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~

Atq Shell Repousse & 卍 Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
NORMAL PRICE: 38,800
31,040 円(税込)
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Atq Shell Repousse & 卍 Stamped Silver Cuff Bracelet  c.1925~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金にシェルコンチョ(貝殻がモチーフ)のリポウズが羅列され、スタッズブレスレットの様に造形された作品。ターミナル(両端)付近には【逆卍】Whirling Log等の力強いスタンプワークも施されたピースで、全てハンドメイドで制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、全ての工程がハンドメイドで仕上げられ、一人の職人が担当して制作された作品と思われます。その為、量産化された【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルのピースとは一線を画すバングルです。

1920年代後半~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、 日本で『平打ち』と呼ばれるシェイプに造形されています。そこに、鏨(鉄製の金型ツール)を用いてシルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが連続して施されることでスタッズデザインの様な立体的でワイルドな印象が与えられています。また、本作で使用されている鏨ツールは、現代の様な凸と凹の金型で挟み込むタイプではなく、まだ凹の金型に矢坊主(メタルダッピングツール)を用いて叩きこんでゆくことで形作られたディテールとなっています。
また、それらリポウズの間には力強いスタンプワークが刻まれ、サイド~ターミナルにはアローや卍のスタンプが配されることでアンティークナバホジュエリーらしい雰囲気に仕上がっているようです。

シェルコンチョのリポウズが羅列された造形スタイルは、ナバホジュエリーの伝統的なスタイルの一つですが、本作の様シルバーのみで構成されたピースは珍しく、ターコイズがセットされないことでより一層、男性的で厳つい表情を生み出しています。

またこちらのようなアイテムは、1920年にコロラド州ガーデンオブザゴッズで始めた観光客向けのインディアンアートショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストや、1915年に、もとは法律家だった【Julius Gans】ユリウス・ガンズによってニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、その他の古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポスト等で制作されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

【Arrowhead/Arrow】アローヘッド/アローは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ツーリストジュエリー特有の雰囲気も感じさせる作品ですが、渋いシルバーの質感や厳つい印象を持ったデザイン/造形により、チープな印象を作らず独特の魅力を持った作品となっています。

クラシックな雰囲気と武骨でワイルドなビンテージナバホジュエリーの魅力が詰まった作品であり、ビンテージスタイルはもちろんですが、多くのスタイルにフィットし、ビンテージ特有の質感も手首に馴染みの良い印象のバングルです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作時のムラなどが見られますが、使用感は少なくダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金にシェルコンチョ(貝殻がモチーフ)のリポウズが羅列され、スタッズブレスレットの様に造形された作品。ターミナル(両端)付近には【逆卍】Whirling Log等の力強いスタンプワークも施されたピースで、全てハンドメイドで制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、全ての工程がハンドメイドで仕上げられ、一人の職人が担当して制作された作品と思われます。その為、量産化された【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルのピースとは一線を画すバングルです。

1920年代後半~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、 日本で『平打ち』と呼ばれるシェイプに造形されています。そこに、鏨(鉄製の金型ツール)を用いてシルバーを叩きだすことで作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが連続して施されることでスタッズデザインの様な立体的でワイルドな印象が与えられています。また、本作で使用されている鏨ツールは、現代の様な凸と凹の金型で挟み込むタイプではなく、まだ凹の金型に矢坊主(メタルダッピングツール)を用いて叩きこんでゆくことで形作られたディテールとなっています。
また、それらリポウズの間には力強いスタンプワークが刻まれ、サイド~ターミナルにはアローや卍のスタンプが配されることでアンティークナバホジュエリーらしい雰囲気に仕上がっているようです。

シェルコンチョのリポウズが羅列された造形スタイルは、ナバホジュエリーの伝統的なスタイルの一つですが、本作の様シルバーのみで構成されたピースは珍しく、ターコイズがセットされないことでより一層、男性的で厳つい表情を生み出しています。

またこちらのようなアイテムは、1920年にコロラド州ガーデンオブザゴッズで始めた観光客向けのインディアンアートショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストや、1915年に、もとは法律家だった【Julius Gans】ユリウス・ガンズによってニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、その他の古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポスト等で制作されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

【Arrowhead/Arrow】アローヘッド/アローは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ツーリストジュエリー特有の雰囲気も感じさせる作品ですが、渋いシルバーの質感や厳つい印象を持ったデザイン/造形により、チープな印象を作らず独特の魅力を持った作品となっています。

クラシックな雰囲気と武骨でワイルドなビンテージナバホジュエリーの魅力が詰まった作品であり、ビンテージスタイルはもちろんですが、多くのスタイルにフィットし、ビンテージ特有の質感も手首に馴染みの良い印象のバングルです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作時のムラなどが見られますが、使用感は少なくダメージ等は見られません。
【逆卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ XL - XXL 程度。

内径最大幅 約62.5㎜    正面幅(高さ) 約11.4㎜
内周 約151㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 15/16inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。XLサイズ以上、XXXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約18.1g