ITEM CODE:
JPF004646

Antique 『Lucky Dog』 Stamped Silver Small Pin Brooch c.1930~

Antique 『Lucky Dog』 Stamped Silver Small Pin Brooch c.1930~
23,700 円(税込)
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Antique 『Lucky Dog』 Stamped Silver Small Pin Brooch  c.1930~
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。ドッグ/犬のデザインがキャッチーな小さいサイズのアンティーク/ビンテージピンブローチです。

こちらのようなドッグモチーフのピンブローチは、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】ユリウス・ガンズサウスウエスタンアーツアンドクラフツ(以下ガンズクラフト社)が出版した当時のカタログにおいて「The famous Indian ”Lucky Dog” Brooch」 として登場しており、同社のオリジナル企画品であることが表記されています。また、コロラド州デンバーでツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたことで知られる【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社、そして同社から独立したニューヨークのメーカー【Arrow Novelty】アローノベルティ社のホールセール(卸売り)用カタログでも確認することが出来、ガンズクラフト社の作品をデザインソースにして作られたものと思われます。こちらのピースは、そのデザイン/造形から後者のアイテムと思われますが、そのどちらもカタログに記載が残されていながら非常に現存数が少なく、実物を発見するのは大変困難なアイテムとなっています。

1930年代~1940年代製と思われ、少し胴長短足のドッグシェイプとなっており、スタンプワークが刻まれることによって細部が描き出されています。首が短く造形されている点や、首輪と思われるスタンプワークなどによってホース/馬モチーフとの違いが明確となります。また、おそらくコインシルバーで作られており、少し硬く渋い質感のシルバーが用いられています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


モチーフの【Dog】犬は、前述のようにガンズクラフト社でジュエリーに落とし込まれたモチーフとされており、同社のカタログではラッキードッグとして紹介されていますが、インディアンビレッジを走り回る野良犬のようであるとも説明されており、幸運のシンボルである根拠は不明です。ただし、現在でもインディアンリザベーションの中では俗称『レズドッグ』(リザベーションドッグの略称)と呼ばれる沢山の犬が放し飼いとなっており、自由に走り回っている為に野良犬のようにも見えますが、多くの犬達が大切にされているようです。
アメリカ国内では、Horse/馬をモチーフとしたアイテムもなぜか『ドッグ』と呼ばれていますが、それが犬ではなく馬をモチーフにしていることは周知されているようです。


小さなサイズ感や渋いシルバーの表情は性別を問わずお使いいただけると思われ、キャッチーでリラックス感のあるアイコニックなドッグモチーフは、メンズのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムです。
また、ピンとしてとてもスタイリングしやすく多くのスタイルにフィットさせることが出来る汎用性を持っています。アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも合わせやすいと思われます。

前述のように当時の出版物では確認されていますが、実物を発見するのは非常に難しく、とてもコレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミが見られる程度で使用感は感じられず、大変良好な状態です。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。ドッグ/犬のデザインがキャッチーな小さいサイズのアンティーク/ビンテージピンブローチです。

こちらのようなドッグモチーフのピンブローチは、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】ユリウス・ガンズサウスウエスタンアーツアンドクラフツ(以下ガンズクラフト社)が出版した当時のカタログにおいて「The famous Indian ”Lucky Dog” Brooch」 として登場しており、同社のオリジナル企画品であることが表記されています。また、コロラド州デンバーでツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたことで知られる【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社、そして同社から独立したニューヨークのメーカー【Arrow Novelty】アローノベルティ社のホールセール(卸売り)用カタログでも確認することが出来、ガンズクラフト社の作品をデザインソースにして作られたものと思われます。こちらのピースは、そのデザイン/造形から後者のアイテムと思われますが、そのどちらもカタログに記載が残されていながら非常に現存数が少なく、実物を発見するのは大変困難なアイテムとなっています。

1930年代~1940年代製と思われ、少し胴長短足のドッグシェイプとなっており、スタンプワークが刻まれることによって細部が描き出されています。首が短く造形されている点や、首輪と思われるスタンプワークなどによってホース/馬モチーフとの違いが明確となります。また、おそらくコインシルバーで作られており、少し硬く渋い質感のシルバーが用いられています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


モチーフの【Dog】犬は、前述のようにガンズクラフト社でジュエリーに落とし込まれたモチーフとされており、同社のカタログではラッキードッグとして紹介されていますが、インディアンビレッジを走り回る野良犬のようであるとも説明されており、幸運のシンボルである根拠は不明です。ただし、現在でもインディアンリザベーションの中では俗称『レズドッグ』(リザベーションドッグの略称)と呼ばれる沢山の犬が放し飼いとなっており、自由に走り回っている為に野良犬のようにも見えますが、多くの犬達が大切にされているようです。
アメリカ国内では、Horse/馬をモチーフとしたアイテムもなぜか『ドッグ』と呼ばれていますが、それが犬ではなく馬をモチーフにしていることは周知されているようです。


小さなサイズ感や渋いシルバーの表情は性別を問わずお使いいただけると思われ、キャッチーでリラックス感のあるアイコニックなドッグモチーフは、メンズのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムです。
また、ピンとしてとてもスタイリングしやすく多くのスタイルにフィットさせることが出来る汎用性を持っています。アウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも合わせやすいと思われます。

前述のように当時の出版物では確認されていますが、実物を発見するのは非常に難しく、とてもコレクタブルなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミが見られる程度で使用感は感じられず、大変良好な状態です。
Size

縦 約1.6㎝   横 約3.9㎝ 

Material

Silver (probably Coin Silver 900)