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JPF002413

Atq 【Ganscraft】 Thunderbird Shape Stamped Silver Pin c.1930

Atq 【Ganscraft】 Thunderbird Shape Stamped Silver Pin c.1930
NORMAL PRICE: 19,800
15,840 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンダーバードシェイプにカッティングされたベースに、スタンプワークやリポウズ/バンプアウトによって仕上げられたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、センターに施されたリポウズ/バンプアウト部分に刻まれたスタンプ(鏨)のデザインやディテールによって、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された物と判断できる作品です。

1930年代前後の作品と思われ、ツーリストジュエリーらしいキャッチーなデザインのピースですが、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに造形された作品と思われます。センターには鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを叩きだすことで立体的な凹凸を作る『リポウズ』が施されており、スタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出されています。ハンドメイドらしい武骨さと粗暴な表情を持っていますが、独特の味わいと奥行きが感じられます。

こちらの様な作品を元に量産化されたサンダーバードモチーフのツーリストジュエリーでは、制作工程の一部に機械(マシン)が用いられていたマシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースにも酷似したものが存在しますが、こちらのピースは全てハンドメイドで仕上げられており、シンプルなデザインですが細部にはハンドメイド独特の味わいが感じられます。



モチーフの【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。
そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

SWACでは、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる【Maisel's Indian Trading Post】や【BELL TRADING POST】等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

そして、もう一つのSWACの特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。

さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共に伝統的な技術によるナバホジュエリーらしい味わいも持ったピース。ビンテージインディアンジュエリーらしいシルバーの質感等により、チープな印象を作らず魅力的なピースに仕上がっていますので、大人向けのアイテムとしても良いと思います。
また、こちらのようなピンはアウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも使い勝手の良いピースです。

アイコニックでビンテージアイテムと大変相性の良いサンダーバードは、男性向けのアクセサリーとしても使い勝手が良く、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれます。日常のスタイルにさりげないアクセントとなり、奥行きをもたらすことが出来るビンテージアイテムです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも全体にシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用には問題がなく良好なコンディションです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンダーバードシェイプにカッティングされたベースに、スタンプワークやリポウズ/バンプアウトによって仕上げられたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作された【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテム(土産物)の一つ。しかしながら全ての工程がハンドメイドによって仕上げられており、センターに施されたリポウズ/バンプアウト部分に刻まれたスタンプ(鏨)のデザインやディテールによって、当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作された物と判断できる作品です。

1930年代前後の作品と思われ、ツーリストジュエリーらしいキャッチーなデザインのピースですが、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された地金をベースに造形された作品と思われます。センターには鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いてシルバーを叩きだすことで立体的な凹凸を作る『リポウズ』が施されており、スタンプワークによってサンダーバードの細部が描き出されています。ハンドメイドらしい武骨さと粗暴な表情を持っていますが、独特の味わいと奥行きが感じられます。

こちらの様な作品を元に量産化されたサンダーバードモチーフのツーリストジュエリーでは、制作工程の一部に機械(マシン)が用いられていたマシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースにも酷似したものが存在しますが、こちらのピースは全てハンドメイドで仕上げられており、シンプルなデザインですが細部にはハンドメイド独特の味わいが感じられます。



モチーフの【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。
そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

SWACでは、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる【Maisel's Indian Trading Post】や【BELL TRADING POST】等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

そして、もう一つのSWACの特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。

さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共に伝統的な技術によるナバホジュエリーらしい味わいも持ったピース。ビンテージインディアンジュエリーらしいシルバーの質感等により、チープな印象を作らず魅力的なピースに仕上がっていますので、大人向けのアイテムとしても良いと思います。
また、こちらのようなピンはアウターのアクセントととして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイントにも使い勝手の良いピースです。

アイコニックでビンテージアイテムと大変相性の良いサンダーバードは、男性向けのアクセサリーとしても使い勝手が良く、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれます。日常のスタイルにさりげないアクセントとなり、奥行きをもたらすことが出来るビンテージアイテムです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも全体にシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用には問題がなく良好なコンディションです。
Size

縦 約1.74㎝   横 約5.3㎝ 

Material

Ingot Silver, Brass(Brooch Needle)