ITEM CODE:
JPO012977

Antique Navajo Thunderbird Shaped Ingot Silver Pin c.1925~

Antique Navajo Thunderbird Shaped Ingot Silver Pin c.1925~
32,400 円(税込)
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Antique Navajo Thunderbird Shaped Ingot Silver Pin  c.1925~
  • Antique Navajo Thunderbird Shaped Ingot Silver Pin  c.1925~
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【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時に観光客向けに生産されたスーベニアアイテムの一つで、エンブレムの様なシェイプが特徴的なアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1920年代後半~1940年代前半頃の作品と思われ、ツーリストジュエリーらしいサンダーバードモチーフがキャッチーな印象の作品ですが、量産されたピースではなく全てハンドメイドにより作られた味わい深く独自性のある作品です。その為、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなど、あらゆる部分で一線を画す独自性と細部にもこだわったシルバーワークによる完成度を持った作品です。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたベースは薄く仕上げられていますが、インゴットシルバー独特の硬さと重厚な質感を持っています。そのような地金が機械によるプレスではなく手作業により特徴的な細長いサンダーバードのシェイプにカッティングされており、武骨なスタンプワークによって細部が描き出されています。それらのスタンプ(鏨)もアンティーク作品らしいクオリティーを持っており、細かく複数のスタンプ(鏨)を使い分けることで独特な幾何学柄を刻みながら奥行きを生み出しています。さらに、センターにはアンティーク作品らしいワイルドな表情を持ったターコイズがセットされ、そのベゼルも量産化された作品で多く見られる『ベゼルカップ』と呼ばれる、量産型のマシンメイドパーツではなくハンマーメイドされたベゼルが用いられています。

またこちらのようなアイテムは、古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポストにおいて供給販売されたピースや、1915年にニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、1920年にコロラド州Pike's Peakの国立公園『ガーデンオブザゴッズ』で始めた観光客向けのインディアンアートショップである【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポスト等で制作されたりしていましたが、こちらの作品にはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


モチーフの【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


アイコニックで可愛い印象もあるサンダーバードによるツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共に、遺跡から発掘されたようなヘリテイジ感を持っており、ツーリストアイテム特有のチープな印象を作らず、迫力のある魅力的なピースに仕上げられ、大人向けのアイテムに昇華されています。
また、こちらのようなピンはアウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットし、独特な縦長のシェイプはエンブレムの様にジャケットに付けても映え、ハット等のワンポイントやアウターのアクセントとして使い勝手の良いピースです。

このようなサンダーバードモチーフの作品は、男性向けのアクセサリーとして、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージジュエリーです。
また、こちらの様にハンドメイドされた作品は、量産されたツーリストアイテムにはない味わいとアンティーク工芸品としての美しさも持ち、作者のデザインセンスと強いこだわりを感じさせる一点物の作品。大変コレクタブルで史料価値も高いなキラーアイテムです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホの【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる1910年代~1950年代当時に観光客向けに生産されたスーベニアアイテムの一つで、エンブレムの様なシェイプが特徴的なアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1920年代後半~1940年代前半頃の作品と思われ、ツーリストジュエリーらしいサンダーバードモチーフがキャッチーな印象の作品ですが、量産されたピースではなく全てハンドメイドにより作られた味わい深く独自性のある作品です。その為、マシン工程が併用され量産化された同スタイルのピースと比べ、ディテールやデザインセンスなど、あらゆる部分で一線を画す独自性と細部にもこだわったシルバーワークによる完成度を持った作品です。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたベースは薄く仕上げられていますが、インゴットシルバー独特の硬さと重厚な質感を持っています。そのような地金が機械によるプレスではなく手作業により特徴的な細長いサンダーバードのシェイプにカッティングされており、武骨なスタンプワークによって細部が描き出されています。それらのスタンプ(鏨)もアンティーク作品らしいクオリティーを持っており、細かく複数のスタンプ(鏨)を使い分けることで独特な幾何学柄を刻みながら奥行きを生み出しています。さらに、センターにはアンティーク作品らしいワイルドな表情を持ったターコイズがセットされ、そのベゼルも量産化された作品で多く見られる『ベゼルカップ』と呼ばれる、量産型のマシンメイドパーツではなくハンマーメイドされたベゼルが用いられています。

またこちらのようなアイテムは、古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポストにおいて供給販売されたピースや、1915年にニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、1920年にコロラド州Pike's Peakの国立公園『ガーデンオブザゴッズ』で始めた観光客向けのインディアンアートショップである【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポスト等で制作されたりしていましたが、こちらの作品にはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


モチーフの【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


アイコニックで可愛い印象もあるサンダーバードによるツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共に、遺跡から発掘されたようなヘリテイジ感を持っており、ツーリストアイテム特有のチープな印象を作らず、迫力のある魅力的なピースに仕上げられ、大人向けのアイテムに昇華されています。
また、こちらのようなピンはアウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットし、独特な縦長のシェイプはエンブレムの様にジャケットに付けても映え、ハット等のワンポイントやアウターのアクセントとして使い勝手の良いピースです。

このようなサンダーバードモチーフの作品は、男性向けのアクセサリーとして、さり気なく『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルに奥行きをもたらすことが出来るビンテージジュエリーです。
また、こちらの様にハンドメイドされた作品は、量産されたツーリストアイテムにはない味わいとアンティーク工芸品としての美しさも持ち、作者のデザインセンスと強いこだわりを感じさせる一点物の作品。大変コレクタブルで史料価値も高いなキラーアイテムです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも全体に経年によるシルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、使用感は少なくターコイズを含め良好な状態です。
Size

縦 約4.4㎝   横 約2.7㎝ 

Material

Silver (probably Ingot Silver), Turquoise, Brass(Brooch Needle)