【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリーで、綺麗なターコイズがインレイされたクロストップのピース。小さなトップの作品ですが、さり気なくお使いいただけるシンプルでクリーンな印象のビンテージネックレスです。
1960年代~1970年代頃に制作されたピースと思われ、すべての工程がハンドメイドにより作られており、小さいクロストップにズニの得意とするインレイによって5つのターコイズがセットされています。また、裏側には『Little Cloud』と刻まれていますが、作者は不明となっています。
シルバーチェーンは新しいものですが、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。
【Inlay】インレイ/チャンネルインレイは、古くからズニ族が得意として発展させた技術であり、カットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリと嵌め込む螺鈿細工のような技術です。 ナバホのシルバー技術に次ぐ長い伝統のある技術で、1920年代以降にはナバホのシルバースミスがシルバーワークを担当し、そこにズニのシルバースミスがインレイワークを施した共作品なども作られてます。
また、クロスモチーフはキリスト教の普及と同時にとても古い時代からインディアンアートにも落とし込まれ、ズニの巨匠【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)等のクロスモチーフ作品で有名になった作家も存在しています。こちらの作品もズニの伝統的な技術で構成されており、インディアンジュエリーらしい表情を持っていますが、普遍的なクロスの造形は洗練された印象です。
控えめなサイズ感は、性別を問わず違和感なくご着用いただける作品。色々なスタイルや他のジュエリーとも相性が良く、クラシックなモチーフながらハンドクラフト作品の味わいとクリーンなデザインによって、こなれた印象を持ち、性別やスタイルを問わずとても馴染みの良いネックレスです。
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コンディションはシルバーに多少のクスミや、インレイ部分の隙間等ハンドメイド作品特有の制作上のムラなどが見られますが特にダメージの無い良好な状態を保っています。