ITEM CODE:
JPO011532

Antique Navajo Repoused Silver Concho Pin w/Turquoise c.1930

Antique Navajo Repoused Silver Concho Pin w/Turquoise c.1930
33,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、オールドナバホジュエリーらしい武骨で力強いシルバーワークによって構成されたコンチョボタンに、ピンブローチ用のニードルパーツをつけることでリフォームされたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1930年代前後に制作されたコンチョボタンをベースにした作品で、ニードルパーツを取り付け、リフォームされた時期は不明ですが、1940年代以降に加工されたものと思われます。
また、初めからピンブローチとして制作されたコンチョデザインのピースは、1940年代以降にはツーリストアイテムでも多数作られたオーセンティックなスタイルの一つとなっており、現代においても見られる造形です。

おそらくインゴットから成形された比較的重厚で黒いシルバーをベース/地金は、コインシルバーかそれに近い純度に近いシルバーが用いられていると推測されます。
コンチョとしては基本的なオーバル型にのシェイプに成形され、全体に立体的なアールがつけられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせるハンマーワークで成形されています。また、センターから放射状に8ヶ所のバンプが施されており、こちらは『リポウズ』と呼ばれる鋼で作られた凹と凸の金型に挟み込むことでシルバーを叩き出し凹凸(バンプ)を作るシルバーワークによって成形されています。さらに、エッジは丁寧にジグザグのカッティングとなっており、そのカットに合わせて細かなスタンプワークが刻まれています。そして、センターにはアクセントとなる澄んだ水色のターコイズがセットされています。
すべてのディテールはナバホの伝統的な技術や造形スタイルによって作られており、ターコイズのベゼルに至るまで丁寧なハンマーワークによって構成されたコンチョです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、割金と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。また、こちらの様に黒くなるのは割金の「鉄」成分が多い為と考えられています。


こちらの作品もかなり黒くなったシルバーの肌が印象的で、ある程度ボリューム感を持っていますが、渋く黒い質感は多くのアイテムに馴染やすく、武骨な印象もありますがジャケットやラペル、ハット・キャップのワンポイントなど、色々なスタイリングで違和感なくフィットすると思われ、効果的なアクセントになってくれます。

また、アーリーナバホジュエリーを代表するアイテムの一つであるコンチョボタンは、エスニシティーで素朴な魅力を宿し、アンティーク独特の重厚感や迫力も感じさせるピースであり、とてもコレクタブルな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


全体に黒くなっていますが良好なコンディションです。細かな傷などは見られますが、それほど使用感は感じられずターコイズも艶を保ち良い状態です。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、オールドナバホジュエリーらしい武骨で力強いシルバーワークによって構成されたコンチョボタンに、ピンブローチ用のニードルパーツをつけることでリフォームされたアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1930年代前後に制作されたコンチョボタンをベースにした作品で、ニードルパーツを取り付け、リフォームされた時期は不明ですが、1940年代以降に加工されたものと思われます。
また、初めからピンブローチとして制作されたコンチョデザインのピースは、1940年代以降にはツーリストアイテムでも多数作られたオーセンティックなスタイルの一つとなっており、現代においても見られる造形です。

おそらくインゴットから成形された比較的重厚で黒いシルバーをベース/地金は、コインシルバーかそれに近い純度に近いシルバーが用いられていると推測されます。
コンチョとしては基本的なオーバル型にのシェイプに成形され、全体に立体的なアールがつけられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせるハンマーワークで成形されています。また、センターから放射状に8ヶ所のバンプが施されており、こちらは『リポウズ』と呼ばれる鋼で作られた凹と凸の金型に挟み込むことでシルバーを叩き出し凹凸(バンプ)を作るシルバーワークによって成形されています。さらに、エッジは丁寧にジグザグのカッティングとなっており、そのカットに合わせて細かなスタンプワークが刻まれています。そして、センターにはアクセントとなる澄んだ水色のターコイズがセットされています。
すべてのディテールはナバホの伝統的な技術や造形スタイルによって作られており、ターコイズのベゼルに至るまで丁寧なハンマーワークによって構成されたコンチョです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、割金と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。また、こちらの様に黒くなるのは割金の「鉄」成分が多い為と考えられています。


こちらの作品もかなり黒くなったシルバーの肌が印象的で、ある程度ボリューム感を持っていますが、渋く黒い質感は多くのアイテムに馴染やすく、武骨な印象もありますがジャケットやラペル、ハット・キャップのワンポイントなど、色々なスタイリングで違和感なくフィットすると思われ、効果的なアクセントになってくれます。

また、アーリーナバホジュエリーを代表するアイテムの一つであるコンチョボタンは、エスニシティーで素朴な魅力を宿し、アンティーク独特の重厚感や迫力も感じさせるピースであり、とてもコレクタブルな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


全体に黒くなっていますが良好なコンディションです。細かな傷などは見られますが、それほど使用感は感じられずターコイズも艶を保ち良い状態です。
Size

縦 約3.9㎝   横 約5.3㎝ 

Material

Silver(probably Coin Silver 900), Turquoise