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JBO012700

【Awa Tsireh】 Antique Cuff Bracelet w/Huge Turquoise c.1940

【Awa Tsireh】 Antique Cuff Bracelet w/Huge Turquoise c.1940
0 円(税込)
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【San Ildefonso】サン・イルデフォンソプエブロの巨匠【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)(1898-1955)の作品で、重厚で凝ったシルバーワークにとても大きく特別な特徴を持ったグリーンターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージバングルです。

またこちらの作品では、バンドの内側に作者のホールマーク『AWA TSIREH』の文字が原始的なスタンプで刻まれています。同作者は【PUEBLO】プエブロ・【NAVAJO】ナバホの多くの作家が作品を供給したインディアンクラフトショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストのために制作された作品が発見されていますが、こちらの様なパーソナルなホールマークのみが施された作品は非常に貴重な作品であり、大変な史料価値を持ちミュージアムクオリティーのピースになります。

Awa Tsirehのホールマークや造形スタイルなどから、1930年代~1950年代初頭頃に制作されたピースと思われますが、明確な制作時期は不明です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は3本にスプリットされており、センターに幅とボリューム感を持たせたナバホのオールドスタイルを踏襲した造形スタイル。そんなバンドに大きく高さもあるグリーンターコイズがセットされており、ベゼルには細いツイステッドワイヤーが配され、その外側にもシルバーボールやワイヤーワーク、さらにトライアングルワイヤーによる装飾が施されています。そして、ターミナル(両端)に至るまでプリミティブなスタンプワークによって細かな紋様が刻まれ、ボリューム感のある作品に立体的で奥行きのある表情を与えています。

セットされたターコイズは、非常に珍しくワイルドで荒々しい表情を持つグリーンターコイズです。鉱山は不明ですが大きさと共に高さもある為かなり大きな原石から切り出されていると思われます。グレーの母岩に嵐の様に斜線状に美しいグリーンが入り、ボリューム感がありますが渋いシルバーの肌にとても良く馴染み独特の存在感を醸し出しています。


【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)は、1898年ニューメキシコ州サンタフェから少し北にあるサン・イルデフォンソプエブロに生まれ、インディアンのアーティストとして高い知名度を得た最初期の人物の一人です。
ダンサー、ペインター(画家)としても高名で、残念ながらシルバーワークを始めた正確な時期やシルバーワークを学んだ背景は現在も明らかになっていませんが、1920年代にはすでにペインターとして非常に知名度と人気を得ており、1931年にはダンサー/ペインター/シルバースミスと紹介されています。また、1930年代初頭からコロラド州のGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに作品を供給し、その後20年以上に渡り同トレーディングポストに在籍することになったようです。どのような雇用形態であったかは不明ですが、30年代~40年代は、夏季のみコロラド州コロラドスプリングスに滞在し、ペイントとシルバーワークを行っていたと云われています。

また、Awa Tsirehの名前の発音については、正確な発音が不明となっています。元々文字を持たないインディアンの名前は、近代になってから英語やスペイン語の文字で発音をなぞるスペルが与えられました。そしてアメリカ政府の介入もあり、現在の様な個人名が確立されています。しかし、中には『枯れ葉のこすれる音』等と表現される、文字に置き換えることが難しい名前もあったようです。Awa Tsirehの発音は、英語のスペルをなぞると『アワ・ツィレー』になると思いますが、1938年の新聞記事では発音について『A-WA SI-DY』アーワ・シーディと紹介されています。

同作者の絵画作品は、インディアンダンサーや動物などの自然をモチーフにしながら、独特な世界観を持つ当時の西洋美術にはなかった様式と表現を持っていました。シルバーをはじめとするメタルワークは、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属していたこともあり、ツーリストジュエリーとしての側面を持ったポップでキャッチーな雰囲気の作品が多く残されていますが、そのモチーフの選択や躍動感のある作品群は、他の作家達とは一線を画しています。日本では、インディアンジュエリーのモチーフとして定番となっているフェザーをモチーフにした作品は、おそらくAwa Tsirehが最初に制作したと思われます。
1954年にはフランス政府から、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)やホピの巨匠【Fred Kabotie】フレッド・カボティー(1900–1986)らと共に、現在も存続している勲章『教育厚労賞』が与えられています。


また、こちらの作品のように当時から高名な作家によるジュエリーの多くは、同時代に観光客向けに作られたツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテムのデザインソースとなっています。
特に【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やこちらの作者であるAwa Tsirehの作品は、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストをはじめとするManufacturersと呼ばれる量産メーカーによってコピーされています。参考商品→「Awa Tsirehの作品をコピーしたと思われるBELL社製カウボーイデザインのピンブローチ」
そのため当時、模倣品との明確な区別を促すため、UITA【United Indian Trader's Association】などが組織されて量産化された作品との差別化が図られた歴史もあります。


【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストは、もともとFred Harvey Companyで働いていた【Charles E. Strausenback】チャールズ・E・ストローセンバックが、1920年にコロラド州Pike's Peakの国立公園『ガーデンオブザゴッズ』で始めた観光客向けのインディアンアートショップです。
多くの優秀なプエブロインディアン作家を擁し、ナバホのオールドスタイルをベースにしながらも、プエブロスタイルを積極的に取り入れたミックススタイルが特徴的な工房です。所属していたのは、こちらの作者Awa Tsirehをはじめ、ナバホの【David Taliman】デビッド・タリマン(1902or1901-1967)、他にも【Epifanio Tafoya】【William Goodluck】【John Etsitty】等、プエブロ・ナバホの中でも、後に偉大なアーティストとして知られる多くの作家達であり、それぞれが独創的なスタイルを生み出し、沢山の傑作を送り出したインディアンアートショップです。
1940年代には、コロラド州ガーデンオブゴッドとコロラドスプリングス、そしてアリゾナ州フェニックスにも店舗を展開しますが、1956年頃にCharles E. Strausenbackが亡くなっており、1979年にはビジネス自体が買収されました。
また、同店はコロラド州にある神々の庭/Garden of the Godsにて、現在もヒストリックなトレーディングポストとして当時の姿を残して土産物店・カフェとして運営されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品で内側の一部に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品は、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTのために制作された作品ではないと思われ、同トレーディングポストの影響によってツーリストスタイルが基本となっているAwa Tsirehの中でも珍しい重厚な作品です。

プリミティブな技術で作り上げられたワイルドな表情は男性的ですが、1940年代に多く見られる繊細なシルバーワークが施されており、存在感のあるターコイズを含め、ナチュラルで奥行きのある質感は多くのスタイルに溶け込むと思われます。
また、1940年代以降の作品では多くみられるスタイルですが、こちらが制作された当時には、強い独自性と作者のアイデンティティーを宿した作品であったのではないかと思われます。

アンティークインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)という偉大な作家による普遍的な造形美を持つ作品であり、歴史的な資料価値も非常に高くミュージアムクオリティーの作品になります。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、全体にシルバーのクスミや使用感、ほんの僅かに石の動きがあるようですが、着用に不安のあるダメージは無くダメージ/リペア跡なども見られない良好なコンディションです。また、内側の一部にインゴット製法による独特の僅かな亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。


こちらの価格につきましてはお問い合わせください。
お手数ですが、お問い合わせ作品名・アイテムコード・氏名・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
【San Ildefonso】サン・イルデフォンソプエブロの巨匠【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)(1898-1955)の作品で、重厚で凝ったシルバーワークにとても大きく特別な特徴を持ったグリーンターコイズがセットされたアンティーク/ビンテージバングルです。

またこちらの作品では、バンドの内側に作者のホールマーク『AWA TSIREH』の文字が原始的なスタンプで刻まれています。同作者は【PUEBLO】プエブロ・【NAVAJO】ナバホの多くの作家が作品を供給したインディアンクラフトショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストのために制作された作品が発見されていますが、こちらの様なパーソナルなホールマークのみが施された作品は非常に貴重な作品であり、大変な史料価値を持ちミュージアムクオリティーのピースになります。

Awa Tsirehのホールマークや造形スタイルなどから、1930年代~1950年代初頭頃に制作されたピースと思われますが、明確な制作時期は不明です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は3本にスプリットされており、センターに幅とボリューム感を持たせたナバホのオールドスタイルを踏襲した造形スタイル。そんなバンドに大きく高さもあるグリーンターコイズがセットされており、ベゼルには細いツイステッドワイヤーが配され、その外側にもシルバーボールやワイヤーワーク、さらにトライアングルワイヤーによる装飾が施されています。そして、ターミナル(両端)に至るまでプリミティブなスタンプワークによって細かな紋様が刻まれ、ボリューム感のある作品に立体的で奥行きのある表情を与えています。

セットされたターコイズは、非常に珍しくワイルドで荒々しい表情を持つグリーンターコイズです。鉱山は不明ですが大きさと共に高さもある為かなり大きな原石から切り出されていると思われます。グレーの母岩に嵐の様に斜線状に美しいグリーンが入り、ボリューム感がありますが渋いシルバーの肌にとても良く馴染み独特の存在感を醸し出しています。


【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)は、1898年ニューメキシコ州サンタフェから少し北にあるサン・イルデフォンソプエブロに生まれ、インディアンのアーティストとして高い知名度を得た最初期の人物の一人です。
ダンサー、ペインター(画家)としても高名で、残念ながらシルバーワークを始めた正確な時期やシルバーワークを学んだ背景は現在も明らかになっていませんが、1920年代にはすでにペインターとして非常に知名度と人気を得ており、1931年にはダンサー/ペインター/シルバースミスと紹介されています。また、1930年代初頭からコロラド州のGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに作品を供給し、その後20年以上に渡り同トレーディングポストに在籍することになったようです。どのような雇用形態であったかは不明ですが、30年代~40年代は、夏季のみコロラド州コロラドスプリングスに滞在し、ペイントとシルバーワークを行っていたと云われています。

また、Awa Tsirehの名前の発音については、正確な発音が不明となっています。元々文字を持たないインディアンの名前は、近代になってから英語やスペイン語の文字で発音をなぞるスペルが与えられました。そしてアメリカ政府の介入もあり、現在の様な個人名が確立されています。しかし、中には『枯れ葉のこすれる音』等と表現される、文字に置き換えることが難しい名前もあったようです。Awa Tsirehの発音は、英語のスペルをなぞると『アワ・ツィレー』になると思いますが、1938年の新聞記事では発音について『A-WA SI-DY』アーワ・シーディと紹介されています。

同作者の絵画作品は、インディアンダンサーや動物などの自然をモチーフにしながら、独特な世界観を持つ当時の西洋美術にはなかった様式と表現を持っていました。シルバーをはじめとするメタルワークは、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属していたこともあり、ツーリストジュエリーとしての側面を持ったポップでキャッチーな雰囲気の作品が多く残されていますが、そのモチーフの選択や躍動感のある作品群は、他の作家達とは一線を画しています。日本では、インディアンジュエリーのモチーフとして定番となっているフェザーをモチーフにした作品は、おそらくAwa Tsirehが最初に制作したと思われます。
1954年にはフランス政府から、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)やホピの巨匠【Fred Kabotie】フレッド・カボティー(1900–1986)らと共に、現在も存続している勲章『教育厚労賞』が与えられています。


また、こちらの作品のように当時から高名な作家によるジュエリーの多くは、同時代に観光客向けに作られたツーリストジュエリー/フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテムのデザインソースとなっています。
特に【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やこちらの作者であるAwa Tsirehの作品は、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストをはじめとするManufacturersと呼ばれる量産メーカーによってコピーされています。参考商品→「Awa Tsirehの作品をコピーしたと思われるBELL社製カウボーイデザインのピンブローチ」
そのため当時、模倣品との明確な区別を促すため、UITA【United Indian Trader's Association】などが組織されて量産化された作品との差別化が図られた歴史もあります。


【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストは、もともとFred Harvey Companyで働いていた【Charles E. Strausenback】チャールズ・E・ストローセンバックが、1920年にコロラド州Pike's Peakの国立公園『ガーデンオブザゴッズ』で始めた観光客向けのインディアンアートショップです。
多くの優秀なプエブロインディアン作家を擁し、ナバホのオールドスタイルをベースにしながらも、プエブロスタイルを積極的に取り入れたミックススタイルが特徴的な工房です。所属していたのは、こちらの作者Awa Tsirehをはじめ、ナバホの【David Taliman】デビッド・タリマン(1902or1901-1967)、他にも【Epifanio Tafoya】【William Goodluck】【John Etsitty】等、プエブロ・ナバホの中でも、後に偉大なアーティストとして知られる多くの作家達であり、それぞれが独創的なスタイルを生み出し、沢山の傑作を送り出したインディアンアートショップです。
1940年代には、コロラド州ガーデンオブゴッドとコロラドスプリングス、そしてアリゾナ州フェニックスにも店舗を展開しますが、1956年頃にCharles E. Strausenbackが亡くなっており、1979年にはビジネス自体が買収されました。
また、同店はコロラド州にある神々の庭/Garden of the Godsにて、現在もヒストリックなトレーディングポストとして当時の姿を残して土産物店・カフェとして運営されています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品で内側の一部に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


こちらの作品は、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTのために制作された作品ではないと思われ、同トレーディングポストの影響によってツーリストスタイルが基本となっているAwa Tsirehの中でも珍しい重厚な作品です。

プリミティブな技術で作り上げられたワイルドな表情は男性的ですが、1940年代に多く見られる繊細なシルバーワークが施されており、存在感のあるターコイズを含め、ナチュラルで奥行きのある質感は多くのスタイルに溶け込むと思われます。
また、1940年代以降の作品では多くみられるスタイルですが、こちらが制作された当時には、強い独自性と作者のアイデンティティーを宿した作品であったのではないかと思われます。

アンティークインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と【Awa Tsireh】アワ・シーディ(ツィレー)という偉大な作家による普遍的な造形美を持つ作品であり、歴史的な資料価値も非常に高くミュージアムクオリティーの作品になります。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、全体にシルバーのクスミや使用感、ほんの僅かに石の動きがあるようですが、着用に不安のあるダメージは無くダメージ/リペア跡なども見られない良好なコンディションです。また、内側の一部にインゴット製法による独特の僅かな亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。


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Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約58.2㎜    正面幅(高さ) 約48.5㎜
内周 約141㎜    開口部 約22㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 7/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, Turquoise
        約71.4g