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JRO062294

Vintage Gem Grade Kingman Turquoise Inlay Silver Ring c.1960

Vintage Gem Grade Kingman Turquoise Inlay Silver Ring c.1960
44,000 円(税込)
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Vintage Gem Grade Kingman Turquoise Inlay Silver Ring c.1960
  • Vintage Gem Grade Kingman Turquoise Inlay Silver Ring c.1960
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【NAVAJO】ナバホか【ZUNI】ズ二の作家によるビンテージジュエリー、伝統的な技術の一つであるチャンネルインレイにより美しいキングマンターコイズがはめ込まれたフェイスのアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~60年代頃に作られたと思われるピースで、このようなモダンなスタイルのデザイン/造形やIndian Hand Madeを表す『IHM』とSTERLING SILVERを表している『SS』の刻印から、M. L. Woodardがニューメキシコ州ギャラップで運営していたインディアンクラフトショップ【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツで制作された作品と推測されます。また、同様に刻印された『AH』の文字は、作者のホールマーク(サイン)と思われますが、作者を特定することは出来ません。

シャンクは伝統的なスプリットシャンクの造形で、フェイスのサイドから2本に割り開かれており、そこに縦に長いスクエアのフェイスが施されています。フェイスは格子状に6分割され、ジェムグレードのキングマンターコイズが螺鈿細工のようにピッタリとセットされています。また、それらは厚みと共に柔らかなドーム状のアールがつけられており、立体的で上質感のある表情を生み出しています。さらに、エッジ部分にはスタンプワークが施されておりビンテージインディアンジュエリーらしい荒々しくも繊細な魅力を持った作品です。また、装着時にはほとんど確認できませんが、フェイスとシャンクが垂直ではなく少しだけ斜めになっています。作者の意匠か制作時のミス/ムラかは不明です。
インレイの技術やスタイルはズニのシルバースミスが得意としていますが、当時はすでにナバホの職人も取り入れている技法であり、Woodard's Indian Artsに所属したシルバースミスの多くがナバホ出身の職人であったこともあり、どちらの作家によるものか判断できません。

セットされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズと思われます。経年による変色のない美しいブルーに複雑なグラデーションとブラックマトリックスが入り、一部にパイライトも見られます。色のグラデーションや澄んだ水色など、キングマンらしい美しさを湛えており、ジェムグレード以上にグレーディングできる石だと思います。


【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツは、ニューメキシコ州ギャラップにて1930年代後半に【M. L. Woodard】M・L・ウッダードが始めたインディアンクラフト&アートショップです。M. L. Woodardは、1943年には【the United Indian Trader's Association】(UITA)のエグゼクティブディレクターに就任し、インディアンシルバースミスにシルバーを供給したり、インディアンアートのバックアップやアメリカ政府との交渉を行った重要な人物です。
ショップはアリゾナ州ツーソンとスコッツデール、ニューメキシコ州サンタフェでも展開されており、【Kee Joe Benally】キー・ジョー・ベナリーや【Wilson Tsosie】ウィルソン・ツォーシー、【Joe D. Yazzie】ジョー・D・ヤジー、さらに【Willie Yazzie Sr.】ウィルソン・ヤジー Sr. や【Dick Mike Yazzie】ディック・マイク・ヤジーなどが在籍していました。

後に店の頭文字である『W』とIndian Hand Madeを表す『IHM』、Sterling Silverの『S/S』が刻印されるようになります。もちろん量産化された作品ではなく、全てハンドメイドの昔ながらの技術を使った作品にこだわりながら、こちらのリングと同様に比較的モダンで、当時としては革新的なデザインの作品が多く制作された工房兼ショップです。


こちらの作品も作者は不明ながら、Woodard's Indian Artsらしい独創性と制作当時には革新的であったと思われるディテールや造形を持っています。
シンプルなデザインですが、スクエアフェイスは存在感があり素晴らしいクオリティーのターコイズを際立たせています。しかしながらスタンプワーク等が組み合わせられていることで、ビンテージインディアンジュエリーらしい奥行きとナチュラルな表情が付加されており、多くのスタイルに馴染み、使いにくいリングではありません。

伝統的なズニとナバホの技術を踏襲しながらも強い独自性を持ち、モダンで作者のセンスを感じさせるピース。ジェムクオリティーのターコイズや、Woodard's Indian Artsという有力な工房/ショップで制作された背景を含め、現在では大変貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションは多少のクスミや使用感が見られ、シャンクに僅かな歪みやフェイスのエッジには摩耗がありますが、ターコイズは素晴らしい艶を保ち、比較的良好な状態だと思われます。
【NAVAJO】ナバホか【ZUNI】ズ二の作家によるビンテージジュエリー、伝統的な技術の一つであるチャンネルインレイにより美しいキングマンターコイズがはめ込まれたフェイスのアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~60年代頃に作られたと思われるピースで、このようなモダンなスタイルのデザイン/造形やIndian Hand Madeを表す『IHM』とSTERLING SILVERを表している『SS』の刻印から、M. L. Woodardがニューメキシコ州ギャラップで運営していたインディアンクラフトショップ【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツで制作された作品と推測されます。また、同様に刻印された『AH』の文字は、作者のホールマーク(サイン)と思われますが、作者を特定することは出来ません。

シャンクは伝統的なスプリットシャンクの造形で、フェイスのサイドから2本に割り開かれており、そこに縦に長いスクエアのフェイスが施されています。フェイスは格子状に6分割され、ジェムグレードのキングマンターコイズが螺鈿細工のようにピッタリとセットされています。また、それらは厚みと共に柔らかなドーム状のアールがつけられており、立体的で上質感のある表情を生み出しています。さらに、エッジ部分にはスタンプワークが施されておりビンテージインディアンジュエリーらしい荒々しくも繊細な魅力を持った作品です。また、装着時にはほとんど確認できませんが、フェイスとシャンクが垂直ではなく少しだけ斜めになっています。作者の意匠か制作時のミス/ムラかは不明です。
インレイの技術やスタイルはズニのシルバースミスが得意としていますが、当時はすでにナバホの職人も取り入れている技法であり、Woodard's Indian Artsに所属したシルバースミスの多くがナバホ出身の職人であったこともあり、どちらの作家によるものか判断できません。

セットされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズと思われます。経年による変色のない美しいブルーに複雑なグラデーションとブラックマトリックスが入り、一部にパイライトも見られます。色のグラデーションや澄んだ水色など、キングマンらしい美しさを湛えており、ジェムグレード以上にグレーディングできる石だと思います。


【Woodard's Indian Arts】ウッダーズインディアンアーツは、ニューメキシコ州ギャラップにて1930年代後半に【M. L. Woodard】M・L・ウッダードが始めたインディアンクラフト&アートショップです。M. L. Woodardは、1943年には【the United Indian Trader's Association】(UITA)のエグゼクティブディレクターに就任し、インディアンシルバースミスにシルバーを供給したり、インディアンアートのバックアップやアメリカ政府との交渉を行った重要な人物です。
ショップはアリゾナ州ツーソンとスコッツデール、ニューメキシコ州サンタフェでも展開されており、【Kee Joe Benally】キー・ジョー・ベナリーや【Wilson Tsosie】ウィルソン・ツォーシー、【Joe D. Yazzie】ジョー・D・ヤジー、さらに【Willie Yazzie Sr.】ウィルソン・ヤジー Sr. や【Dick Mike Yazzie】ディック・マイク・ヤジーなどが在籍していました。

後に店の頭文字である『W』とIndian Hand Madeを表す『IHM』、Sterling Silverの『S/S』が刻印されるようになります。もちろん量産化された作品ではなく、全てハンドメイドの昔ながらの技術を使った作品にこだわりながら、こちらのリングと同様に比較的モダンで、当時としては革新的なデザインの作品が多く制作された工房兼ショップです。


こちらの作品も作者は不明ながら、Woodard's Indian Artsらしい独創性と制作当時には革新的であったと思われるディテールや造形を持っています。
シンプルなデザインですが、スクエアフェイスは存在感があり素晴らしいクオリティーのターコイズを際立たせています。しかしながらスタンプワーク等が組み合わせられていることで、ビンテージインディアンジュエリーらしい奥行きとナチュラルな表情が付加されており、多くのスタイルに馴染み、使いにくいリングではありません。

伝統的なズニとナバホの技術を踏襲しながらも強い独自性を持ち、モダンで作者のセンスを感じさせるピース。ジェムクオリティーのターコイズや、Woodard's Indian Artsという有力な工房/ショップで制作された背景を含め、現在では大変貴重な作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションは多少のクスミや使用感が見られ、シャンクに僅かな歪みやフェイスのエッジには摩耗がありますが、ターコイズは素晴らしい艶を保ち、比較的良好な状態だと思われます。
Size

日本規格 約 12~12.5号   円周 約 52.8㎜   us 6.5
正面幅 約 25.3㎜

Material

Sterling Silver, Gem Grade Kingman Turquoise