ITEM CODE:
JBO002064

Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet c.1950

Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet c.1950
54,000 円(税込)
54,000 円(税込)
Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
  • Vintage Filed & Stamped Silver Narrow Cuff Bracelet  c.1950
【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、ナバホジュエリー初期からみられる重厚なスクエアワイヤーに近い断面を持つバンド/地金をベースに、スタンプワークなどが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末~50年代頃に制作された作品と思われ、ナローな幅ながらおそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金に、ファイルワーク/エングレイビングという鑢で削る技法によって規則的な凹凸がバイアスに彫り込まれ、それによって作られた凹凸上には規則的に細かなスタンプが刻まれています。彫刻の様に形作られた立体的な造形にスタンプワークが組み合わせられることにより、非常に奥行きを感じさせ、古い作品ながら洗練された印象を持っています。
また、厚く作られたバンドはスクエアワイヤーに近く、厚みにフラットな『面』を持たせた造形で、ターミナルにかけて少し薄くなるシェイプは絶妙な手仕事によって生み出されており、インゴットシルバーからの成形によるものと思われ、高いクオリティーを感じさせます。

こちらのようなスクエアワイヤーに近いシェイプのバンドにスタンプワークやファイルワークが施されたデザイン/造形は、ファーストフェイズと呼ばれる時代の1800年代末頃に作られた作品がいくつかミュージアムに残されており、大変伝統的な造形の一つであることがわかりますが、その現存数は非常に少なく、こちらのような1940年代以降のピースにおいてもあまり出会うことがありません。
1920年代~40年代には、【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブゴットトレーディングポストに所属した【Awa Tsireh】(1998-1955)や、アコマの巨匠【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウルフ・ローブ、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)等が制作しているスタイルですが、1940年代頭頃からは第二次世界大戦の影響により銀相場が高騰し、インディアンジュエリーにおけるシルバーも薄く軽量な作品が多くなり、こちらのようなナローで重量のある作品は大変少なくなります。1950年代に入り、アメリカ国内で大規模な銀山が発見されたことなどにより、銀相場が安定すると再び重厚な作品も制作されるようになりました。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

ナローな幅ですが、スタンプワークとファイルワークによりもたらされるコントラストによって存在感とエッジーな質感のあるバングル。プリミティブな技術とアーリーナバホスタイルを踏襲した造形ですが、突出したセンスを感じさせるデザインは普遍的な造形美があります。
また、細身ながら素晴らしい重量感を持っており、他のバングルとの重ね付けにも向いた作品であり、長年にわたってご愛用いただける作品だと思います

構築的な美しさも持つ細く立体的な造形の作品は、アメリカ人コレクターにも大変人気が高く、希少性の高いピースの一つです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーのクスミ等がみられますがとても良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、ナバホジュエリー初期からみられる重厚なスクエアワイヤーに近い断面を持つバンド/地金をベースに、スタンプワークなどが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末~50年代頃に制作された作品と思われ、ナローな幅ながらおそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形された重厚なバンド/地金に、ファイルワーク/エングレイビングという鑢で削る技法によって規則的な凹凸がバイアスに彫り込まれ、それによって作られた凹凸上には規則的に細かなスタンプが刻まれています。彫刻の様に形作られた立体的な造形にスタンプワークが組み合わせられることにより、非常に奥行きを感じさせ、古い作品ながら洗練された印象を持っています。
また、厚く作られたバンドはスクエアワイヤーに近く、厚みにフラットな『面』を持たせた造形で、ターミナルにかけて少し薄くなるシェイプは絶妙な手仕事によって生み出されており、インゴットシルバーからの成形によるものと思われ、高いクオリティーを感じさせます。

こちらのようなスクエアワイヤーに近いシェイプのバンドにスタンプワークやファイルワークが施されたデザイン/造形は、ファーストフェイズと呼ばれる時代の1800年代末頃に作られた作品がいくつかミュージアムに残されており、大変伝統的な造形の一つであることがわかりますが、その現存数は非常に少なく、こちらのような1940年代以降のピースにおいてもあまり出会うことがありません。
1920年代~40年代には、【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブゴットトレーディングポストに所属した【Awa Tsireh】(1998-1955)や、アコマの巨匠【Wayne Henry "Wolf-Robe" Hunt】ウルフ・ローブ、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)等が制作しているスタイルですが、1940年代頭頃からは第二次世界大戦の影響により銀相場が高騰し、インディアンジュエリーにおけるシルバーも薄く軽量な作品が多くなり、こちらのようなナローで重量のある作品は大変少なくなります。1950年代に入り、アメリカ国内で大規模な銀山が発見されたことなどにより、銀相場が安定すると再び重厚な作品も制作されるようになりました。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。こちらの作品の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

ナローな幅ですが、スタンプワークとファイルワークによりもたらされるコントラストによって存在感とエッジーな質感のあるバングル。プリミティブな技術とアーリーナバホスタイルを踏襲した造形ですが、突出したセンスを感じさせるデザインは普遍的な造形美があります。
また、細身ながら素晴らしい重量感を持っており、他のバングルとの重ね付けにも向いた作品であり、長年にわたってご愛用いただける作品だと思います

構築的な美しさも持つ細く立体的な造形の作品は、アメリカ人コレクターにも大変人気が高く、希少性の高いピースの一つです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも良好です。シルバーのクスミ等がみられますがとても良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ SM - ML 程度。
レディースサイズ L - XXL 程度

内径最大幅 約57.8㎜    正面幅(高さ) 約6.3㎜
内周 約138㎜    開口部 約24㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 15/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver(probably Ingot Silver)
        約27.1g