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JBH002345

Sidney Sekakuku Jr. Hopi Old Overlay Cuff Bracelet c.1970

Sidney Sekakuku Jr. Hopi Old Overlay Cuff Bracelet c.1970
24,800 円(税込)
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Sidney Sekakuku Jr. Hopi Old Overlay Cuff Bracelet  c.1970
  • Sidney Sekakuku Jr. Hopi Old Overlay Cuff Bracelet  c.1970
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【Hopi】ホピの巨匠【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカクク Jr.による作品で、オーバーレイ技法を用いて『波』モチーフの描かれたシンプルでセンスの良いオールドバングルです。

1960年代末頃からシルバージュエリーの制作を始めた同作者が1977年頃まで使用していたとされるホールマーク『S』の文字とAntelope Trackの刻印が刻まれた作品で、1970年代に制作されたピースと思われます。
高名で卓越した技術を持つ同氏ですが、ホピギルドの責任者を務めるなど、技術の伝承や教育にも注力している同氏の作品は決して多くありません。

オーバーレイ技法によって独特の紋様が描き出されたバンド(地金)は、古いオーバーレイ作品の特徴といえる、現代よりも少し薄いシルバープレートをベースに、カットした厚いシルバープレートがオーバーレイされています。『波/Wave』がモチーフとなっていますが、素晴らしいセンスにより有機的な曲線のカッティングにエッジーで現代的な印象が付加され、独特のリズムを持った波のパターンが描かれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代にこちらの作品の作者でもあるHarry Sakyesvaや同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらもそんな黎明期に制作された作品であり、シンプルながら力強くすでに高い完成度を誇っています。


【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカクク Jr.は、アリゾナ州セカンドメサに近いシュンゴポヴィの生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)はStrap。ホピの初期に誕生した巨匠のひとりである【Sidney Sekakuku】シドニー・セカククを父親に持ち、おそらく偉大な父親を師として、シルバースミスのキャリアをスタートさせたと思われます。
シンプルで洗練された印象のピースから、手の込んだカチナモチーフの作品まで幅広く制作しており、センスの良いデザインと高い完成度が特徴の作家です。また、Hopi SilverCraft Guildの責任者を務めていた時期もあるそうで、その時の多くの教え子が現在活躍していることでも氏の卓越した技術や作家としての技量が覗えます。


【Hopi SilverCraft Guild】【Hopi Silvercraft Cooperative Guild】)※以下ホピギルドは、1949年に発足したホピ族の職人により組織され、創設メンバーには当時すでにオーバーレイと云う新しいスタイルを確立し成功をおさめていた【Paul Saufkie】ポール・スフキー、そして絵画でも多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)がおり、彼らが彫金クラスを開設することで、非常に多くのホピシルバースミスを育てました。現在、巨匠として知られるホピのアーティストも若いころには、そのほとんどがホピギルドに所属していたと言えます。そして、前述の創設メンバー二人の精力的なエキジビジョンやプロモーション活動により、オーバーレイと言う技術をホピの特徴的な技術・スタイルとして確立しました。
ホピギルドでは、ナバホギルドとは違い個人のホールマークも初期から認められており、その多くはこちらの作品の様にギルドのスタンプと共に個人のホールマークが刻まれています。また、ナバホギルド以上に後進の教育・育成に力を注いだようです。それは、ジュエリー以外の絵画や織物、彫刻等多くのアーティストを支援し、1970年代にはFred Kabotieの息子である【Michael Kabotie】マイケル・カボティー(1942-2009)の成功にも繋がっていきました。


また、ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは構築的な印象も受けるパターンが描かれていますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく性別やシーンを問わずお使いいただける作品です。

高度な彫金技術により仕上げられ、高い完成度を誇るSidney Sekakuku Jr.のバングルは数が少なく比較的貴重な作品だと思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、ダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカクク Jr.による作品で、オーバーレイ技法を用いて『波』モチーフの描かれたシンプルでセンスの良いオールドバングルです。

1960年代末頃からシルバージュエリーの制作を始めた同作者が1977年頃まで使用していたとされるホールマーク『S』の文字とAntelope Trackの刻印が刻まれた作品で、1970年代に制作されたピースと思われます。
高名で卓越した技術を持つ同氏ですが、ホピギルドの責任者を務めるなど、技術の伝承や教育にも注力している同氏の作品は決して多くありません。

オーバーレイ技法によって独特の紋様が描き出されたバンド(地金)は、古いオーバーレイ作品の特徴といえる、現代よりも少し薄いシルバープレートをベースに、カットした厚いシルバープレートがオーバーレイされています。『波/Wave』がモチーフとなっていますが、素晴らしいセンスにより有機的な曲線のカッティングにエッジーで現代的な印象が付加され、独特のリズムを持った波のパターンが描かれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代にこちらの作品の作者でもあるHarry Sakyesvaや同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらもそんな黎明期に制作された作品であり、シンプルながら力強くすでに高い完成度を誇っています。


【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカクク Jr.は、アリゾナ州セカンドメサに近いシュンゴポヴィの生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)はStrap。ホピの初期に誕生した巨匠のひとりである【Sidney Sekakuku】シドニー・セカククを父親に持ち、おそらく偉大な父親を師として、シルバースミスのキャリアをスタートさせたと思われます。
シンプルで洗練された印象のピースから、手の込んだカチナモチーフの作品まで幅広く制作しており、センスの良いデザインと高い完成度が特徴の作家です。また、Hopi SilverCraft Guildの責任者を務めていた時期もあるそうで、その時の多くの教え子が現在活躍していることでも氏の卓越した技術や作家としての技量が覗えます。


【Hopi SilverCraft Guild】【Hopi Silvercraft Cooperative Guild】)※以下ホピギルドは、1949年に発足したホピ族の職人により組織され、創設メンバーには当時すでにオーバーレイと云う新しいスタイルを確立し成功をおさめていた【Paul Saufkie】ポール・スフキー、そして絵画でも多くの傑作を残したアーティスト【Fred Kabotie】フレッド・カボティ(1900-1986)がおり、彼らが彫金クラスを開設することで、非常に多くのホピシルバースミスを育てました。現在、巨匠として知られるホピのアーティストも若いころには、そのほとんどがホピギルドに所属していたと言えます。そして、前述の創設メンバー二人の精力的なエキジビジョンやプロモーション活動により、オーバーレイと言う技術をホピの特徴的な技術・スタイルとして確立しました。
ホピギルドでは、ナバホギルドとは違い個人のホールマークも初期から認められており、その多くはこちらの作品の様にギルドのスタンプと共に個人のホールマークが刻まれています。また、ナバホギルド以上に後進の教育・育成に力を注いだようです。それは、ジュエリー以外の絵画や織物、彫刻等多くのアーティストを支援し、1970年代にはFred Kabotieの息子である【Michael Kabotie】マイケル・カボティー(1942-2009)の成功にも繋がっていきました。


また、ホピの人々は基本的に農耕民族であり、どこか優し気で日本人にも共通する自然モチーフが図案化されたデザインは構築的な印象も受けるパターンが描かれていますが、ナチュラルでアーシーな表情を持ち、多くのスタイルに馴染みやすく性別やシーンを問わずお使いいただける作品です。

高度な彫金技術により仕上げられ、高い完成度を誇るSidney Sekakuku Jr.のバングルは数が少なく比較的貴重な作品だと思います。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、ダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度。
レディースサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約57.8㎜    正面幅(高さ) 約9.2㎜
内周 約137㎜    開口部 約26.5㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約19.7g