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JPO021792

Antique 【VAUGHN'S】 Silver Cow & Bell Pin Brooch w/TQ c.1935

Antique 【VAUGHN'S】 Silver Cow & Bell Pin Brooch w/TQ c.1935
66,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロの職人によって【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアにて制作されたピースで、Cow/カウ(牛)のモチーフとベルが一体になったアンティーク作品とは思えない創造性とシルバーワークの完成度を持ったアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1930年代中頃に作られたと思われ、その当時のアートにおいて世界的な広がりを見せていたシュルレアリスムの影響を受けたのか定かではありませんが、まるでピカソの絵画作品のようなカウ/牛フェイスデザイン。角や耳・鼻は巧みなハンマーワークやリポウズによって立体的に造形され、スタンプワークによって細かなディテールが描かれています。さらに、左右非対称で動きのある目の部分には美しいターコイズがセットされています。
そして、鼻の部分から丸カンを使ってスクエアシェイプのベル/鐘が連結されています。ベル部分もしっかりとした厚みのシルバーで作られており、現在も綺麗な音色を奏でます。こちらにもトラディショナルなスタンプワークが施されており、精巧なシルバーワーク等、作者の高い技術がうかがえる仕上がりとなっています。
全てのシルバーワークは伝統的な技術とディテールで構成されていますが、非常にクリエイティブなデザインや、コンテンポラリージュエリーのような現代的な印象を持ち、それは当時もっとも創意に富んだ作家たちが所属していた【VAUGHN'S】ならではの作品と言えます。


【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアは、オーナーである【Reese Vaughn】リース・ヴァーンが、1918年頃にフェニックスに在ったクリオ(お土産物やアンティーク、クラフト品を扱う独立した店の総称)ショップを買い取ってスタートしたインディアンクラフトショップです。当時、アリゾナ州で最も大きなクリオショップでした。
そして、1930年代には後にインディアンジュエリーの新しい一面を築き、歴史を紡ぎだした偉大な作家たちが同時期に所属していました。それは、ナバホの【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)、そしてオーバーレイ技術をホピジュエリーにもたらした【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)です。特にフレッド・ぺシュラカイは、1935年頃からフェニックスの店に所属しており、1937年のカリフォルニア州ハリウッドに移転後は、オーナーのファミリーと共にロサンゼルスに移り住んでハリウッド店のショーウインドから制作風景を見せながら作品を創作しており、後にロサンゼルスにおいて自身の店をオープンするきっかけとなりました。

前述のようにアリゾナ州フェニックスの店は、1936年~1937年頃に【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストに買収され、ラルフ・タワンギャウマやモリス・ロビンソンは、そのままFred Wilson'sに在籍したようです。そのため、フレッド・ペシュラカイと共に制作していた期間はそれほど長くないと推測されますが、その作品群にはスタンプや新しい造形スタイルを生み出したクリエイティビティに共通した部分を多く感じることが出来ます。


こちらの作品もVAUGHN'S INDIAN STOREで販売され、当時のサウスウエスト観光客/ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムとも言えますが、上記のように卓越したシルバースミスによって全てのの工程をハンドメイドで制作されており、後に【Manufacturers】メーカーによって量産された製品群のデザインソースとなった『オリジナル』作品であり、高い希少性と価値を持っています。

こちらのようなCow/牛がモチーフになった作品はナバホのアンティーク作品で古くから確認されていますが、制作された数は少なくほとんど現存していません。しかしながら、VAUGHN'S INDIAN STOREではいくつか制作されているようです。

また、こちらの作品の作者を特定することは.できませんが、上記のような突出した技術や独自性を持ったシルバースミスを想起させる完成度を持つピース。ポップな印象のカウ/牛モチーフはキャッチーなデザインながら、洗練されたシルバーワークと造形センスによってハイジュエリーのような表情と上質感を感じさせる作品です。

ナバホの伝統的な技術や造形スタイルを用いて、アートの域まで高められたシルバーワークと造形美は非常にハイエンドでコレクタブルなピンブローチです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも経年によるシルバーの僅かなクスミが見られますが、使用感少なく良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロの職人によって【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアにて制作されたピースで、Cow/カウ(牛)のモチーフとベルが一体になったアンティーク作品とは思えない創造性とシルバーワークの完成度を持ったアンティーク/ビンテージピンブローチです。

1930年代中頃に作られたと思われ、その当時のアートにおいて世界的な広がりを見せていたシュルレアリスムの影響を受けたのか定かではありませんが、まるでピカソの絵画作品のようなカウ/牛フェイスデザイン。角や耳・鼻は巧みなハンマーワークやリポウズによって立体的に造形され、スタンプワークによって細かなディテールが描かれています。さらに、左右非対称で動きのある目の部分には美しいターコイズがセットされています。
そして、鼻の部分から丸カンを使ってスクエアシェイプのベル/鐘が連結されています。ベル部分もしっかりとした厚みのシルバーで作られており、現在も綺麗な音色を奏でます。こちらにもトラディショナルなスタンプワークが施されており、精巧なシルバーワーク等、作者の高い技術がうかがえる仕上がりとなっています。
全てのシルバーワークは伝統的な技術とディテールで構成されていますが、非常にクリエイティブなデザインや、コンテンポラリージュエリーのような現代的な印象を持ち、それは当時もっとも創意に富んだ作家たちが所属していた【VAUGHN'S】ならではの作品と言えます。


【VAUGHN'S INDIAN STORE】ヴァーンズインディアンストアは、オーナーである【Reese Vaughn】リース・ヴァーンが、1918年頃にフェニックスに在ったクリオ(お土産物やアンティーク、クラフト品を扱う独立した店の総称)ショップを買い取ってスタートしたインディアンクラフトショップです。当時、アリゾナ州で最も大きなクリオショップでした。
そして、1930年代には後にインディアンジュエリーの新しい一面を築き、歴史を紡ぎだした偉大な作家たちが同時期に所属していました。それは、ナバホの【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)、ホピの【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)、そしてオーバーレイ技術をホピジュエリーにもたらした【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)です。特にフレッド・ぺシュラカイは、1935年頃からフェニックスの店に所属しており、1937年のカリフォルニア州ハリウッドに移転後は、オーナーのファミリーと共にロサンゼルスに移り住んでハリウッド店のショーウインドから制作風景を見せながら作品を創作しており、後にロサンゼルスにおいて自身の店をオープンするきっかけとなりました。

前述のようにアリゾナ州フェニックスの店は、1936年~1937年頃に【Fred Wilson's Indian Trading Post】フレッド・ウィルソンズ インディアントレーディングポストに買収され、ラルフ・タワンギャウマやモリス・ロビンソンは、そのままFred Wilson'sに在籍したようです。そのため、フレッド・ペシュラカイと共に制作していた期間はそれほど長くないと推測されますが、その作品群にはスタンプや新しい造形スタイルを生み出したクリエイティビティに共通した部分を多く感じることが出来ます。


こちらの作品もVAUGHN'S INDIAN STOREで販売され、当時のサウスウエスト観光客/ツーリスト向けであると言う意味ではツーリストジュエリー/スーベニアアイテムとも言えますが、上記のように卓越したシルバースミスによって全てのの工程をハンドメイドで制作されており、後に【Manufacturers】メーカーによって量産された製品群のデザインソースとなった『オリジナル』作品であり、高い希少性と価値を持っています。

こちらのようなCow/牛がモチーフになった作品はナバホのアンティーク作品で古くから確認されていますが、制作された数は少なくほとんど現存していません。しかしながら、VAUGHN'S INDIAN STOREではいくつか制作されているようです。

また、こちらの作品の作者を特定することは.できませんが、上記のような突出した技術や独自性を持ったシルバースミスを想起させる完成度を持つピース。ポップな印象のカウ/牛モチーフはキャッチーなデザインながら、洗練されたシルバーワークと造形センスによってハイジュエリーのような表情と上質感を感じさせる作品です。

ナバホの伝統的な技術や造形スタイルを用いて、アートの域まで高められたシルバーワークと造形美は非常にハイエンドでコレクタブルなピンブローチです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも経年によるシルバーの僅かなクスミが見られますが、使用感少なく良好な状態です。
Size

縦 約6.8㎝   横 約4.7㎝ 

Material

Starling Silver ,Unknown Turquoise