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JBO031821

【Jerry Roan】 Navajo Wide Cuff Bracelet w/Gem Grade TQ c.1970

【Jerry Roan】 Navajo Wide Cuff Bracelet w/Gem Grade TQ c.1970
176,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホ(ホピ出身)の偉大な作家の一人【Jerry Roan】ジェリー・ローアン(1919?‐1977?)の作品と思われる、非常に美しいターコイズと重厚でセンスの良いシャドーボックスデザインが印象的なビンテージワイドバングルです。

1970年代中頃の作品と思われ、Jerry Roanのキャリア晩年の作品と推測されます。ターミナルに施されたタブパーツに『JR』(JとRが一体化したマーク)のホールマーク(サイン)が刻印されており、重厚で大変質の高いシルバーワークやターコイズの選択、そのデザインスタイルなどから、Jerry Roanの作品と判断できますが、イニシャル『JR』の作家は非常に多く存在する為、断言することができません。また、Jerry Roanが所属していた【Carl Luthy Shop】カール・ルーシーショップのホールマークは入っていません。

4本のラウンドワイヤーをベースに3つのターコイズがセットされています。それぞれにシャドーボックスと言うベゼルに空洞を見せる技法があしらわれ、細かくカットされたギザギザのデザインによりターコイズの煌きが際立たされています。
【Shadowbox】シャドーボックスは、30年代の後半に確立された技法で、60年代~70年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。
さらに、それらの間とサイド部分には小さなコンチョが施されており、モダンな印象を作るラウンド型にシンプルなスタンプワークで立体的な表情が与えられたコンチョです。これらの細かなディテールも作品の完成度と作者のセンスを感じさせます。また、<約95.8g>と大変重厚な作品で、重く厚いほど難しくなり時間もかかるシルバーワークですが、前述のKenneth Begayにも劣らない素晴らしい完成度を誇っています。


【Jerry Roan】ジェリー・ローアンは、1919年頃にホピの村に生まれながら、ナバホのシルバースミスとして活動を続けた人物で、日本ではあまり知名度がありませんが、アメリカ国内では新しいスタイルを生み出した先駆者として高い評価を受ける巨匠の一人です。 なぜナバホのシルバースミスとして活動したのかは不明ですが、作品にはナバホのオールドスタイルをベースにしながらもカチナ(プエブロの精霊)やホピのオーバーレイに影響を受けた作品を多く残しています。また、その時期や期間は不明ながら、当時の有名ショップCarl Luthy Shopに所属し、素晴らしい石と贅沢なシルバーワークで仕上げられたピースを制作しています。
1969年にはアワードの受賞もあり、亡くなってからもその評価を高めました。特に第64代アメリカ合衆国国務長官マデレーン・オルブライトは職務中に自分の主義・主張を身につけるブローチを使って表現していたことで有名で、そんな女史が愛用したブローチの一つがJerry Roanの制作したカチナをモチーフにした作品であり、近年になって改めて注目されることとなりました。
伝統的な技法を踏襲しながらも独創的な幾何学柄やカチナをモチーフとした作品群は、後進のアーティストたちに多大な影響を与えました。
1976年頃まで制作を続け1977年頃に亡くなられています。

【Carl Luthy Shop】カール・ルーシーショップは、カール・ルーシーとマックス・ルーシー兄弟がニューメキシコ州アルバカーキで運営していたインディアンジュエリーショップ。1960年代に創業し、80年代にはなくなってしまったようです。オーナーであるルーシー兄弟はサントドミンゴ/キワプエブロの出身ですがナバホの職人を多く所属させ、兄弟がツールや材料にターコイズ、さらにはデザインも提供することで、多くのシルバースミスを育てたようです。フラワーモチーフやリーフをモチーフにした細かなシルバーワークや、ホピのデザインワークにも通じるオーバーレイによる作品などが多く見られるのが特徴です。


セットされた石は【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズと思われ、非常に美しい澄んだ水色にタイトなウェブがグラデーションと共に入る宝石としての煌きと価値を持ったターコイズです。
同様の色味やマトリックスを持つターコイズは、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズや【Candelaria】キャンデラリアターコイズでも見られ、緑味のない水色や、レッドマウンテンでは比較的珍しいですが僅かに入るパイライトや赤茶のマトリックス、さらにハイドームとは言えませんが高さのあるカット等の特徴から、Red Mt. Turquoiseと推測されます。

【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズは、ネバダ州の鉱山で1971年に発見された比較的新しい鉱山です。非常に幅広いバリエーションのターコイズを産出し、比較的小さな塊状/ナゲットが採掘でき、ローンマウンテンと似た素晴らしいクオリティーの石も産出した為、多くの巨匠に愛されたターコイズの一つです。


当店ではあまり扱わないタイプと年代のジュエリーですが、Jerry Roanという高い技術と造形センスを持つ作家により、モダンな表情ながら質実剛健で丁寧に形作られた作品です。

ナバホの重厚で高い完成度を持つシルバーワークと、モダンで洗練されたデザインによる現代的な印象を併せ持ったピース。 また、ワイドなボリューム感と、大きさがあり特別な煌きを持つターコイズが織りなす存在感は、スタイルのメインになりうるバングルです。デザイン/造形は男性的な強さを感じさせますが、現代的でクリーンな質感も持ち、女性にも取り入れていただきたい作品です。
スタイルのアクセントとしてとても秀逸であり、希少価値も高いハイエンドな作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションも大変良好で、シルバーに摩耗等の使用感がほとんど感じられず、ターコイズも僅かな擦れ程度で現在も美しい発色と艶を保っています。
また、ターコイズのマトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸です。
【NAVAJO】ナバホ(ホピ出身)の偉大な作家の一人【Jerry Roan】ジェリー・ローアン(1919?‐1977?)の作品と思われる、非常に美しいターコイズと重厚でセンスの良いシャドーボックスデザインが印象的なビンテージワイドバングルです。

1970年代中頃の作品と思われ、Jerry Roanのキャリア晩年の作品と推測されます。ターミナルに施されたタブパーツに『JR』(JとRが一体化したマーク)のホールマーク(サイン)が刻印されており、重厚で大変質の高いシルバーワークやターコイズの選択、そのデザインスタイルなどから、Jerry Roanの作品と判断できますが、イニシャル『JR』の作家は非常に多く存在する為、断言することができません。また、Jerry Roanが所属していた【Carl Luthy Shop】カール・ルーシーショップのホールマークは入っていません。

4本のラウンドワイヤーをベースに3つのターコイズがセットされています。それぞれにシャドーボックスと言うベゼルに空洞を見せる技法があしらわれ、細かくカットされたギザギザのデザインによりターコイズの煌きが際立たされています。
【Shadowbox】シャドーボックスは、30年代の後半に確立された技法で、60年代~70年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。
さらに、それらの間とサイド部分には小さなコンチョが施されており、モダンな印象を作るラウンド型にシンプルなスタンプワークで立体的な表情が与えられたコンチョです。これらの細かなディテールも作品の完成度と作者のセンスを感じさせます。また、<約95.8g>と大変重厚な作品で、重く厚いほど難しくなり時間もかかるシルバーワークですが、前述のKenneth Begayにも劣らない素晴らしい完成度を誇っています。


【Jerry Roan】ジェリー・ローアンは、1919年頃にホピの村に生まれながら、ナバホのシルバースミスとして活動を続けた人物で、日本ではあまり知名度がありませんが、アメリカ国内では新しいスタイルを生み出した先駆者として高い評価を受ける巨匠の一人です。 なぜナバホのシルバースミスとして活動したのかは不明ですが、作品にはナバホのオールドスタイルをベースにしながらもカチナ(プエブロの精霊)やホピのオーバーレイに影響を受けた作品を多く残しています。また、その時期や期間は不明ながら、当時の有名ショップCarl Luthy Shopに所属し、素晴らしい石と贅沢なシルバーワークで仕上げられたピースを制作しています。
1969年にはアワードの受賞もあり、亡くなってからもその評価を高めました。特に第64代アメリカ合衆国国務長官マデレーン・オルブライトは職務中に自分の主義・主張を身につけるブローチを使って表現していたことで有名で、そんな女史が愛用したブローチの一つがJerry Roanの制作したカチナをモチーフにした作品であり、近年になって改めて注目されることとなりました。
伝統的な技法を踏襲しながらも独創的な幾何学柄やカチナをモチーフとした作品群は、後進のアーティストたちに多大な影響を与えました。
1976年頃まで制作を続け1977年頃に亡くなられています。

【Carl Luthy Shop】カール・ルーシーショップは、カール・ルーシーとマックス・ルーシー兄弟がニューメキシコ州アルバカーキで運営していたインディアンジュエリーショップ。1960年代に創業し、80年代にはなくなってしまったようです。オーナーであるルーシー兄弟はサントドミンゴ/キワプエブロの出身ですがナバホの職人を多く所属させ、兄弟がツールや材料にターコイズ、さらにはデザインも提供することで、多くのシルバースミスを育てたようです。フラワーモチーフやリーフをモチーフにした細かなシルバーワークや、ホピのデザインワークにも通じるオーバーレイによる作品などが多く見られるのが特徴です。


セットされた石は【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズと思われ、非常に美しい澄んだ水色にタイトなウェブがグラデーションと共に入る宝石としての煌きと価値を持ったターコイズです。
同様の色味やマトリックスを持つターコイズは、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズや【Candelaria】キャンデラリアターコイズでも見られ、緑味のない水色や、レッドマウンテンでは比較的珍しいですが僅かに入るパイライトや赤茶のマトリックス、さらにハイドームとは言えませんが高さのあるカット等の特徴から、Red Mt. Turquoiseと推測されます。

【Red Mountain Turquoise】レッドマウンテンターコイズは、ネバダ州の鉱山で1971年に発見された比較的新しい鉱山です。非常に幅広いバリエーションのターコイズを産出し、比較的小さな塊状/ナゲットが採掘でき、ローンマウンテンと似た素晴らしいクオリティーの石も産出した為、多くの巨匠に愛されたターコイズの一つです。


当店ではあまり扱わないタイプと年代のジュエリーですが、Jerry Roanという高い技術と造形センスを持つ作家により、モダンな表情ながら質実剛健で丁寧に形作られた作品です。

ナバホの重厚で高い完成度を持つシルバーワークと、モダンで洗練されたデザインによる現代的な印象を併せ持ったピース。 また、ワイドなボリューム感と、大きさがあり特別な煌きを持つターコイズが織りなす存在感は、スタイルのメインになりうるバングルです。デザイン/造形は男性的な強さを感じさせますが、現代的でクリーンな質感も持ち、女性にも取り入れていただきたい作品です。
スタイルのアクセントとしてとても秀逸であり、希少価値も高いハイエンドな作品です。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションも大変良好で、シルバーに摩耗等の使用感がほとんど感じられず、ターコイズも僅かな擦れ程度で現在も美しい発色と艶を保っています。
また、ターコイズのマトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸です。
Size

レディースサイズ ML - XL 程度
メンズサイズ XS - M 程度。

内径最大幅 約55.3㎜    正面幅(高さ) 約47.3㎜
内周 約131㎜    開口部 約22㎜
Inside Measurement 5 1/8inch   opening 1/8 inch 

  ターコイズ(センターの石) 縦 約34.5㎜  横 約13.9㎜

※バングルはサイズ調整可能ですが、こちらは非常に硬く厚いシルバーの為、調整幅は大きくありません。MLサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であれば多くの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver, Spiderweb Turquoise(probably Red Mountain Turquoise )
        約95.8g