【NAVAJO】ナバホ族のOLDPAWN・アンティークジュエリー、素晴らしいクオリティーの【Lone Mountain】 ローンマウンテンターコイズと思われる石がセットされたアンティーク/ビンテージリングです。

サイドに施されたスパニッシュコロニアルスタイルのスタンプワークも大変特徴的な作品で、おそらく1930年代終わり～50年代頃に作られたと推測されるリングです。
キャストで成形された重厚なシャンクにワイルドなナゲットターコイズがセットされ、ボリューム感がありとても迫力のある造形。 さらに、サイドに施されているパッチワークは石を包むようにデザインされ、レザーカービング等に見られる【Spanish Colonial Style】のスタンプワークが施されており、非常に美しくハイエンドなピースに仕上がっています。

【Spanish Colonial Stayle】スパニッシュコロニアルは、スペイン南部のアンダルシア地方を発祥に持ち、スペイン領であった中南米やアメリカ南部で発展した建築・装飾様式です。 アーリーアメリカンスタイルとも言われ、建築・建材以外にも馬具をはじめとするレザーアイテムにも多く用いられ、創成期のインディアンジュエリーに多大な影響を与えた装飾様式の一つです。
インディアンジュエリーでは新しいデザインを多く生み出した【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイもスパニッシュコロニアルの影響を強く受けたとされています。
もう一つのインディアンジュエリーの源流であるメキシカンシルバージュエリーと大きな差が生まれたのは、スパニッシュコロニアルスタイルを取り入れた部分にあると思われます。

こちらは、そんなレザーカービングに近い印象のスタンプワークが施されており、初期のインディアンジュエリーに見られるようなアーリーアメリカンなエレガントさやワイルドな表情をもっています。

セットされたターコイズは美しい発色に独特のブラック～ネイビー、ゴールドののスパイダーウェブが入る石で、ミドルグレード以上にグレーディングにされる素晴らしいローンマウンテンターコイズです。
おそらくそれなりの高さのある石で、ワイルドなラフカットでも十分にその美しさが感じられます。独特の深いブルーを湛えるローンマウンテンらしい特徴を備えた無添加ナチュラルのターコイズです。

【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。
非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。 【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。
現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けており、こちらのようなラフカットでサイズもある石はほとんど市場に出てきません。

クラシックなデザインと素晴らしいターコイズ、さらにと大変精巧な作りのハイエンドな作品です。アーリーアメリカンな、武骨でワイルドな表情と洗練された印象があり、どこか美しくエレガントな印象を併せ持っています。

着用画像はこちら↓
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コンディションも良好です。シルバー僅かなクスミが見られる程度。石も綺麗でダメージもありません。良好なコンディションです。