【NAVAJO】ナバホ族のOLDPAWNジュエリーで、シンプルながら迫力のあるドラゴンフライクロスフォブ、ビンテージネックレスです。
スタイルとしては1890年代~1910年代のナバホジュエリー創生期の作品を踏襲していますが、おそらく1950年代~1960年代頃に作られた作品と思われます。
モチーフとなっている【Dragonfly Cross】ドラゴンフライ=蜻蛉 はナバホ族の大変古いモチーフのひとつで水の中に住むヤゴから脱皮し生まれ変わる様子から、チェンジや新しく生まれ変わると言う意味や、水を表す象徴として用いられるようです。 蛇にも近い意味合いのモチーフ。
Isleta CrossやPueblo Crossとも呼ばれ、1500年代頃にムーア人とスペイン人によりデザインされたものとされていますが、それよりも以前からプエブロの人々の間ではトンボの象徴として用いられていたようです。
目標や夢を達成するための守り神や何事も可能であると思い出させる象徴としても使われるドラゴンフライクロスはインディアンにとって大変重要なモチーフの一つです。
下部のハート型の様にカットされたターコイズは蜻蛉の涙を表していると言われています。
ポイントとなる部分に効果的なスタンプワークが施され、マットで上質感のあるシルバーの肌等は非常にヘリテイジ感のある作品です。
また、ドラゴンフライはノーマルなタイプのクロスに比べて、ナバホの伝統的な印象を強く受けるモチーフです。
大きさもあるので存在感あり、シンプルながら力強いスタンプワークが施れた作品。
コンディションも良好です。多少のクスミや使用感などが見られる程度で良いコンディションを保っています。