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JBO005956

Vintage Navajo Three Gem Red Coral Row Cuff Bracelet c.1955~

Vintage Navajo Three Gem Red Coral Row Cuff Bracelet c.1955~
59,400 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、モダンでクリーンなシルバーワークをベースに大変美しいレッドコーラル(赤珊瑚)がマウントされた作品。作者不明ながら高い完成度を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年代後半~1970年代初頭頃の作品と思われ、ベースとなるバンドはオーバーレイ技法によって立体的な造形に構成される事で『シャドーボックス』の構造に近い効果が与えられています。そこに、3つのコーラルが羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれる造形スタイルの作品となっています。
石と石の間には、ハーフランドワイヤーをアーチ状に成型した装飾が配されており、石を保護しながら立体的で奥行きのある表情が付加されているようです。さらに、サイドからターミナル(両端)には、ビンテージナバホジュエリーらしいクオリティを持ったスタンプワークが刻まれ、クリーンでモダンな印象のブレスレットにナバホジュエリーらしいエスニシティな味わいも感じられる仕上がりとなっています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、イタリア産か東南アジア産と思われ、発色の強い赤に、マーブルの様な文様が入るジェムクオリティのコーラルです。美しい色味と共に硬度を感じさせる艶を持っており、現在では非常に高い市場価値を有するコーラルとなっています。
紅い色彩は強い存在感を放ちますが、ナチュラルな素材特有のなじみの良い表情を持ち、特に近年は注目度の高い素材となっています。


【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。


ホールマーク(作者のサイン)が入らない為、作者は不明となっていますが、こちらの様なデザイン/造形は1927年創業のサウスウエスタンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の影響をつよく感じさせる作品です。Frank Pataniaには、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-2018)や【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Alberto Contreras】アルベルト・コントレーラス等をはじめとする大変多くの教え子を後世に残しており、本作もその中の一人と推測される作品です。

【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

立体的な構造と上質なコーラルの強い発色によって特別な存在感を放つブレスレット。コーラルの華やかさを最大限に活かした作品ですが、性別やスタイルを問わず取り入れて頂けるクリーンなデザインとなっており、日常に素晴らしいアクセントをもたらすことが出来るジュエリーだと思われます。

1990年代以前と比べ格段に価値が上昇したレッドコーラルがメインに構成された作品であり、現在ではとてもコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、多少の使用感と共にシルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラは見られますが特にダメージは無く、コーラルを含め良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、モダンでクリーンなシルバーワークをベースに大変美しいレッドコーラル(赤珊瑚)がマウントされた作品。作者不明ながら高い完成度を誇るアンティーク/ビンテージバングルです。

1950年代後半~1970年代初頭頃の作品と思われ、ベースとなるバンドはオーバーレイ技法によって立体的な造形に構成される事で『シャドーボックス』の構造に近い効果が与えられています。そこに、3つのコーラルが羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれる造形スタイルの作品となっています。
石と石の間には、ハーフランドワイヤーをアーチ状に成型した装飾が配されており、石を保護しながら立体的で奥行きのある表情が付加されているようです。さらに、サイドからターミナル(両端)には、ビンテージナバホジュエリーらしいクオリティを持ったスタンプワークが刻まれ、クリーンでモダンな印象のブレスレットにナバホジュエリーらしいエスニシティな味わいも感じられる仕上がりとなっています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、イタリア産か東南アジア産と思われ、発色の強い赤に、マーブルの様な文様が入るジェムクオリティのコーラルです。美しい色味と共に硬度を感じさせる艶を持っており、現在では非常に高い市場価値を有するコーラルとなっています。
紅い色彩は強い存在感を放ちますが、ナチュラルな素材特有のなじみの良い表情を持ち、特に近年は注目度の高い素材となっています。


【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。


ホールマーク(作者のサイン)が入らない為、作者は不明となっていますが、こちらの様なデザイン/造形は1927年創業のサウスウエスタンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の影響をつよく感じさせる作品です。Frank Pataniaには、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-2018)や【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Alberto Contreras】アルベルト・コントレーラス等をはじめとする大変多くの教え子を後世に残しており、本作もその中の一人と推測される作品です。

【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

立体的な構造と上質なコーラルの強い発色によって特別な存在感を放つブレスレット。コーラルの華やかさを最大限に活かした作品ですが、性別やスタイルを問わず取り入れて頂けるクリーンなデザインとなっており、日常に素晴らしいアクセントをもたらすことが出来るジュエリーだと思われます。

1990年代以前と比べ格段に価値が上昇したレッドコーラルがメインに構成された作品であり、現在ではとてもコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、多少の使用感と共にシルバーのクスミや細かなキズ、制作上のムラは見られますが特にダメージは無く、コーラルを含め良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - M 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約56.4㎜    正面幅(高さ) 約15.3㎜
内周 約135㎜    開口部 約25.5㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1inch  

※バングルはサイズ調整可能です。Sサイズ以上、MLサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver, Gem Quality Coral
        約31.4g