20世紀初頭にスーベニアの一つとして作られたと思われるアンティークのトゥースピックホルダー(爪楊枝立て)です。
インディアンヘッド型のマーブルグラス製で、名作として多くのリプロダクトが作られたピースです。 1960年代~2000年代まで多くのカラーやcarnival glassと言われるミラー加工されたバリエーションのものが作られたようです。
こちらは底に刻印の入らないオリジナル品と思われますが、正確な製造年代は不明です。(おそらく20年代~30年代製)
当時フレッド・ハービーなどに代表されるスーベニア産業の多くはアメリカ製の大部分がインディアンメイドでしたが、40年代以降は徐々にアジアなどで生産されるものが増えました。 リプロダクトが沢山作られた品物ですので、明言はできませんが、こちらはまだアメリカ製でインディアンメイドによる生産がおこなわれていた時期の個体だと思われます。
乳白色のイエローでよく見るとマーブルになった味わい深いガラス製品です。
サイズは小さ目ですので色々な場所で使いやすいサイズかと思います。
コンディションは製造時に混入したと思われるものが内側に見られますが、使用感なく大変良好なコンディションです。