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JBO015401

【NAVAJO GUILD】Vtg Casted Silver Wide Cuff w/Turquoise c.1950

【NAVAJO GUILD】Vtg Casted Silver Wide Cuff w/Turquoise c.1950
110,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。サンドキャストで成形された美しいフォルムに、大変珍しいスパイダーウェブの入るグリーンターコイズがセットされたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

本作の内側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と【NAVAJO】の文字が刻印されている事などから、1950年代頃の作品と思われます。
流麗な造形美を持つバンドはサンドキャスト(砂型鋳物)による成形で、素朴でプリミティブなシルバーワークながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく根源的な美しさや力強さを持ち、インディアンジュエリー創成期の作品を意識したものとなっています。また、サンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれていますが、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。本作は、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーを感じさせます。さらに、多くのサンドキャストに見られる独特の細かな凹凸のある質感が、表裏ともに削り磨くことでなめらかなでスムースな肌に仕上げられており、現代作品に比べ多くの手間と時間が費やされています。
また、ナバホギルドの作品としては珍しくターコイズがマウントされており、そのスパイダーウェブの入るグリーンターコイズも大変希少な特徴となっています。石を留めるベゼル(覆輪)も刻みのあるノッチドベゼル/トゥースベゼルが採用されていますが、ハンドカットによって丁寧に刻みが施されたハンドメイドによる造形となっています。
ナバホの伝統を重視し、重厚で武骨なシルバーワーク・造形で形作られています。しかしながら、その仕事の完成度や丁寧な仕上げ工程により、クリーンで無駄がなく非常に洗練された印象が実現されているようです。

マウントされたターコイズは、渋いローングリーンに強いブラック・ブラウンのスパイダーウェブが入ります。古い作品のため鉱山の特定は非常に困難であり、このようにグリーンを基調とした石にスパイダーウェブが入ることは、非常に稀で珍しい特徴です。おそらく元々グリーンの石と推測されますが、もとは水色だった石が経年により変色して現在の色味になっている可能性も排除しきれません。ビンテージインディアンジュエリーらしい味わい深く複雑な表情を持つ無添加ナチュラルターコイズです。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字や【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


左右対称のシェイプとその完成度は、エレガントで品位を感じさせます。また、現代的な印象を受ける造形ですが、1910年代以前にはもっと粗暴で武骨な造形ながらすでに存在していた作品を踏襲したデザイン・造形。それを1950年代当時にモダンスタイルと呼ばれるような完成度と美しく流麗なデザインでリバイバルとして制作されたのがこちらの作品。またそれは【NAVAJO GUILD】ナバホギルドが重要視した、伝統的な製法やデザインを重視しながらも高い完成度を実現するという理念・思想が具現化されたブレスレットとなっています。

美しい仕上げや上質感は女性にもフィットする作品であり、アーシーなグリーンターコイズはブルーターコイズよりも洋服に馴染みやすい印象を持っています。アウターの袖から少し覗かせたり、ニットの上からご着用いただいても可愛らしい作品。また、クリーンで無駄のないデザインと普遍的な造形美は長くご愛用いただける印象です。

『ナバホギルド』で作られたことが明確で歴史的な資料価値も高く、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、細かなキズやシルバーのクスミなどが見られますが、特にダメージはなく良い状態を保っています。ターコイズも少しマットな質感となっていますが、動きやクラックのない良好なコンディションです。
【NAVAJO】ナバホの中でも傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。サンドキャストで成形された美しいフォルムに、大変珍しいスパイダーウェブの入るグリーンターコイズがセットされたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

本作の内側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と【NAVAJO】の文字が刻印されている事などから、1950年代頃の作品と思われます。
流麗な造形美を持つバンドはサンドキャスト(砂型鋳物)による成形で、素朴でプリミティブなシルバーワークながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく根源的な美しさや力強さを持ち、インディアンジュエリー創成期の作品を意識したものとなっています。また、サンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれていますが、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。本作は、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーを感じさせます。さらに、多くのサンドキャストに見られる独特の細かな凹凸のある質感が、表裏ともに削り磨くことでなめらかなでスムースな肌に仕上げられており、現代作品に比べ多くの手間と時間が費やされています。
また、ナバホギルドの作品としては珍しくターコイズがマウントされており、そのスパイダーウェブの入るグリーンターコイズも大変希少な特徴となっています。石を留めるベゼル(覆輪)も刻みのあるノッチドベゼル/トゥースベゼルが採用されていますが、ハンドカットによって丁寧に刻みが施されたハンドメイドによる造形となっています。
ナバホの伝統を重視し、重厚で武骨なシルバーワーク・造形で形作られています。しかしながら、その仕事の完成度や丁寧な仕上げ工程により、クリーンで無駄がなく非常に洗練された印象が実現されているようです。

マウントされたターコイズは、渋いローングリーンに強いブラック・ブラウンのスパイダーウェブが入ります。古い作品のため鉱山の特定は非常に困難であり、このようにグリーンを基調とした石にスパイダーウェブが入ることは、非常に稀で珍しい特徴です。おそらく元々グリーンの石と推測されますが、もとは水色だった石が経年により変色して現在の色味になっている可能性も排除しきれません。ビンテージインディアンジュエリーらしい味わい深く複雑な表情を持つ無添加ナチュラルターコイズです。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーでした。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人の署名(ホールマーク)が認められていませんでした。そのため共通して、【NAVAJO】の文字や【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。 サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


左右対称のシェイプとその完成度は、エレガントで品位を感じさせます。また、現代的な印象を受ける造形ですが、1910年代以前にはもっと粗暴で武骨な造形ながらすでに存在していた作品を踏襲したデザイン・造形。それを1950年代当時にモダンスタイルと呼ばれるような完成度と美しく流麗なデザインでリバイバルとして制作されたのがこちらの作品。またそれは【NAVAJO GUILD】ナバホギルドが重要視した、伝統的な製法やデザインを重視しながらも高い完成度を実現するという理念・思想が具現化されたブレスレットとなっています。

美しい仕上げや上質感は女性にもフィットする作品であり、アーシーなグリーンターコイズはブルーターコイズよりも洋服に馴染みやすい印象を持っています。アウターの袖から少し覗かせたり、ニットの上からご着用いただいても可愛らしい作品。また、クリーンで無駄のないデザインと普遍的な造形美は長くご愛用いただける印象です。

『ナバホギルド』で作られたことが明確で歴史的な資料価値も高く、大変コレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、細かなキズやシルバーのクスミなどが見られますが、特にダメージはなく良い状態を保っています。ターコイズも少しマットな質感となっていますが、動きやクラックのない良好なコンディションです。
Size

メンズサイズ M - ML 程度。
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約59.2㎜    正面幅(高さ) 約42.3㎜
内周 約143㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver, Green Turquoise