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JBO005329

【Thunderbird Shop】Half-Round Wire Cuff w/BOX c.1950~

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48,500 円(税込)
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※こちらの品物はすでにご予約のお客様により【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。


イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)により、1927年に創業されたインディアンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで生まれた作品。『ハーフラウンドワイヤー』と呼ばれる半円型の断面を持ったワイヤーで構成されプレーンなシルバーのみの究極にシンプルでミニマルなアンティーク/ビンテージバングルです。元箱つき。


1950年代~1960年代頃のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaらしく、一見してサウスウエストジュエリーやインディアンジュエリーであることが判断できない大変シンプルで簡素な作品となっています。しかしながらそのバンド/地金のハーフラウンドワイヤーは既製のワイヤーではなく、インゴットシルバー(銀塊)をローラーで伸ばすことで成形しており、インディアンジュエリーの伝統的な製法を守って作られています。
本作の様なハーフラウンドワイヤーで構成された作品は、現在でもナバホのシルバースミスに受け継がれており、オーセンティックな造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなクラシックな印象とクリーンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、どのようなスタイルやシーンにもナチュラルに馴染みやすい普遍的な造形スタイルの一つとなっています。

また、本作の内側には【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、が刻印されています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながら究極にシンプルでクリーンなデザインに仕上げられた作品となっています。

また、ミニマルな造形は、スタイルやシーンを問わずお使いいただけ、さり気なくナチュラルに日常のスタイルに取り入れることが可能です。また、重ね付けで他のバングルやブレスレットと合わせるのも良いかと思いますが、厚みとボリューム感があるので、単独でもしっかりとした存在感を示します。

類似したシルバーブレスレットは現代の作品にも発見できると思われますが、その製法やハンドメイド独特の表情には、他にはない味わいが感じられます。


使用感の感じられない大変良好なコンディションを保っています。
箱については、経年を感じさせるダメージがありますが、破れなどはなく補強等もしていません。
※こちらの品物はすでにご予約のお客様により【SOLD】となっております。 大変申し訳ありませんが、ご購入いただけませんのでご注意ください。


イタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)により、1927年に創業されたインディアンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで生まれた作品。『ハーフラウンドワイヤー』と呼ばれる半円型の断面を持ったワイヤーで構成されプレーンなシルバーのみの究極にシンプルでミニマルなアンティーク/ビンテージバングルです。元箱つき。


1950年代~1960年代頃のピースと思われ、インディアンジュエリーの世界に多くの新しい様式や技術を持ち込んだFrank Pataniaらしく、一見してサウスウエストジュエリーやインディアンジュエリーであることが判断できない大変シンプルで簡素な作品となっています。しかしながらそのバンド/地金のハーフラウンドワイヤーは既製のワイヤーではなく、インゴットシルバー(銀塊)をローラーで伸ばすことで成形しており、インディアンジュエリーの伝統的な製法を守って作られています。
本作の様なハーフラウンドワイヤーで構成された作品は、現在でもナバホのシルバースミスに受け継がれており、オーセンティックな造形スタイルの一つとなっています。古代のアクセサリーのようなクラシックな印象とクリーンで洗練された表情を併せ持っているのが特徴で、どのようなスタイルやシーンにもナチュラルに馴染みやすい普遍的な造形スタイルの一つとなっています。

また、本作の内側には【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSterling Silver=925シルバー製であることを表す『STERLING』のスタンプ、が刻印されています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながら究極にシンプルでクリーンなデザインに仕上げられた作品となっています。

また、ミニマルな造形は、スタイルやシーンを問わずお使いいただけ、さり気なくナチュラルに日常のスタイルに取り入れることが可能です。また、重ね付けで他のバングルやブレスレットと合わせるのも良いかと思いますが、厚みとボリューム感があるので、単独でもしっかりとした存在感を示します。

類似したシルバーブレスレットは現代の作品にも発見できると思われますが、その製法やハンドメイド独特の表情には、他にはない味わいが感じられます。


使用感の感じられない大変良好なコンディションを保っています。
箱については、経年を感じさせるダメージがありますが、破れなどはなく補強等もしていません。
Size

Material

Sterling Silver
        約32.3g