ITEM CODE:
JBO005122

Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff c.1900~

Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff c.1900~
154,000 円(税込)
154,000 円(税込)
Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
  • Historic Arrow Stamped Ingot Silver "FlatTop" Cuff  c.1900~
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された通称『FlatTop/フラットトップ』と呼ばれる独特なシェイプのバンド/地金にインディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つであるアローのスタンプワークが刻まれた作品。古典期と呼ばれる年代に近い時代に制作された非常に貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

1900年代~1920年代に作られたと思われ、その希少価値を高めているスペシャリティは、独特なバンドのシェイプです。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されています。サイド~ターミナル(両端)にかけては断面がトライアングルのシェイプを持ち、フロント部分はフラットなシェイプに造形されたスタイルです。他にもサイド~ターミナルがハーフラウンドワイヤーとなった作品や、フロント部分に長方形の長いパネルが作られた造形スタイルを総称し『フラットトップ』と呼ばれています。このような立体物として美しく、とても手の込んだ造形は、特にアンティークインディアンジュエリーディーラーの間で人気が高く、市場に出ないアイテムとなっています。
本作においても、サイド~ターミナルにかけては、三角形の断面を持つトライアングルや半円型の断面となったハーフラウンドのシェイプとなっていますが、フロント部分には長方形のフラットなシェイプが形作られています。さらに、本作ではそれらトライアングルとフラットな境目にエッジが与えられており、その造形を強調しているようです。
またそのフラットな部分にはアロースタンプが非常に深く刻み込まれ、その他の細かなスタンプワークによっても特徴的なフラットトップのシェイプを際立たせています。サイド~ターミナルのトライアングルシェイプ部分にかけてもプリミティブなスタンプワークが配されていますが、長い経年と着用による摩耗しています。このようなシルバーの摩耗により、良いコンディションとは言えませんが、100年以上が経過した作品の特徴ともなっており、堅牢なシルバーワークによってしっかりとした完成度に仕上げられた作品のため、現在のような状態でも風格があり、鞣されたシルバーの表情は独特のなめらかで有機的な質感を生み出しているようです。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もすべてのディテールが原始的な技術・技法によって作り上げられた作品ですが、現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、ナローな幅ながら重厚で、武骨でありながら洗練された完成度を感じさせる多面性を持ったバングルとなっています。

その高い完成度によって普遍的な造形の美しさを持ち、多くのスタイルによく馴染むと思われます。さらに、シルバーのみで構成されている為に派手さがなく、少し控えめなボリューム感も使いやすい印象を持ち、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた作品となっています。
また、エッジーでとてつもないセンスを感じさせるバングルであり、オーセンティックで美しいデザインはとても洗練され、長年にわたってご愛用いただける作品です。

本作に類似したヒストリックなピースは、その希少性や史料価値により、多くがミュージアム収蔵品となっています。ディーラーやコレクターからの需要も大変高くなっている為、非常に貴重な作品であり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、経年・着用による摩耗が全体に見られますが、目立ったダメージは無く着用に不安のない状態。また、アンティークのハンドメイド作品の為、制作上のムラ等はありますが、作られた年代を考慮しますと良好な状態だと思われます。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形された通称『FlatTop/フラットトップ』と呼ばれる独特なシェイプのバンド/地金にインディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つであるアローのスタンプワークが刻まれた作品。古典期と呼ばれる年代に近い時代に制作された非常に貴重なアンティーク/ビンテージバングルです。

1900年代~1920年代に作られたと思われ、その希少価値を高めているスペシャリティは、独特なバンドのシェイプです。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されています。サイド~ターミナル(両端)にかけては断面がトライアングルのシェイプを持ち、フロント部分はフラットなシェイプに造形されたスタイルです。他にもサイド~ターミナルがハーフラウンドワイヤーとなった作品や、フロント部分に長方形の長いパネルが作られた造形スタイルを総称し『フラットトップ』と呼ばれています。このような立体物として美しく、とても手の込んだ造形は、特にアンティークインディアンジュエリーディーラーの間で人気が高く、市場に出ないアイテムとなっています。
本作においても、サイド~ターミナルにかけては、三角形の断面を持つトライアングルや半円型の断面となったハーフラウンドのシェイプとなっていますが、フロント部分には長方形のフラットなシェイプが形作られています。さらに、本作ではそれらトライアングルとフラットな境目にエッジが与えられており、その造形を強調しているようです。
またそのフラットな部分にはアロースタンプが非常に深く刻み込まれ、その他の細かなスタンプワークによっても特徴的なフラットトップのシェイプを際立たせています。サイド~ターミナルのトライアングルシェイプ部分にかけてもプリミティブなスタンプワークが配されていますが、長い経年と着用による摩耗しています。このようなシルバーの摩耗により、良いコンディションとは言えませんが、100年以上が経過した作品の特徴ともなっており、堅牢なシルバーワークによってしっかりとした完成度に仕上げられた作品のため、現在のような状態でも風格があり、鞣されたシルバーの表情は独特のなめらかで有機的な質感を生み出しているようです。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。


【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もすべてのディテールが原始的な技術・技法によって作り上げられた作品ですが、現代においてもデザインの独創性や新鮮な印象を失っておらず、ナローな幅ながら重厚で、武骨でありながら洗練された完成度を感じさせる多面性を持ったバングルとなっています。

その高い完成度によって普遍的な造形の美しさを持ち、多くのスタイルによく馴染むと思われます。さらに、シルバーのみで構成されている為に派手さがなく、少し控えめなボリューム感も使いやすい印象を持ち、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた作品となっています。
また、エッジーでとてつもないセンスを感じさせるバングルであり、オーセンティックで美しいデザインはとても洗練され、長年にわたってご愛用いただける作品です。

本作に類似したヒストリックなピースは、その希少性や史料価値により、多くがミュージアム収蔵品となっています。ディーラーやコレクターからの需要も大変高くなっている為、非常に貴重な作品であり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、経年・着用による摩耗が全体に見られますが、目立ったダメージは無く着用に不安のない状態。また、アンティークのハンドメイド作品の為、制作上のムラ等はありますが、作られた年代を考慮しますと良好な状態だと思われます。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約59.6㎜    正面幅(高さ) 約9.2㎜
内周 約136㎜    開口部 約28.5㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 1/8inch  

※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約24.5g