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JRH004709

【Lewis Lomay】Hopi Vtg Hollow Form Silver Men's Ring c.1960~

【Lewis Lomay】Hopi Vtg Hollow Form Silver Men's Ring c.1960~
176,000 円(税込)
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【Lewis Lomay】Hopi Vtg Hollow Form Silver Men's Ring  c.1960~
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【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、質が高く細部にもこだわったシルバーワークによって造形しされた美しい作品。【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造によってドーム状の柔らかな曲面を作り出しており、ボリューム感のあるフェイスが構成されたメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1960年代~1970年代頃に作られたと思われる作品で、多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有した同作者ならではのシンプルながら精巧な造形と完成度を持ったピースです。
シャンクは2本のラウンドワイヤーと2本のツイステッドワイヤーの4本を重ねることで重厚で奥行きを感じさせる細工となっており、それらをスプリットシャンクと同じようにセンターに向けて開き、縦に長いオーバルシェイプのフェイスに向けて自然な流れが作り上げられています。
オーバルシェイプでシールド状のフェイス部分は、柔らかな曲面でボリューム感のある立体的な造形となっており、ホロースタイルと呼ばれる中空構造となっています。中空となっていますが、分厚いシルバーで形作られることで大変重量感があり上質感を感じさせます。このような造形は、トップ部分になる方をハンマーワークによってドーム型に成形し、底となるベースをロウ付けしています。柔らかいドーム型の曲面がつけられたそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、美しく指に馴染む立体造形物としての完成度も素晴らしいリングです。
とてもシンプルなデザインでありながら、とても高い技術力を必要とするディテールによって形作られており、360度どこから見ても流麗で完成された造形美を持っています。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つ。美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。


【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。
1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。 1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。 そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。
第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。 その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。
1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。


こちらの作品もナバホの伝統的なディテールや造形スタイルを踏襲しながら、ルイス・ロメイらしい造形力と流麗な曲線/曲面を感じ取ることが出来るピースです。
サイズ・ボリューム感ともに、男性に向いたリング。際立った存在感を示すワイズを持っていますが、石のセットされていないシルバーのみのプレーンでシンプルなデザインは、男性にもナチュラルにフィットし多くのスタイルやシーンでお使い頂けると思われます。

作者の技術力を感じさせるシルバーワークによって、アートピースとしても美しく、ウェアラブルアートとしても高く評価できる作品。高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルな作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、多少の使用感や細かなキズなどは見られますが、ダメージやリペア跡のない良好な状態です。
【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、質が高く細部にもこだわったシルバーワークによって造形しされた美しい作品。【Hollow Style】ホロウスタイルと呼ばれる中空構造によってドーム状の柔らかな曲面を作り出しており、ボリューム感のあるフェイスが構成されたメンズサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1960年代~1970年代頃に作られたと思われる作品で、多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有した同作者ならではのシンプルながら精巧な造形と完成度を持ったピースです。
シャンクは2本のラウンドワイヤーと2本のツイステッドワイヤーの4本を重ねることで重厚で奥行きを感じさせる細工となっており、それらをスプリットシャンクと同じようにセンターに向けて開き、縦に長いオーバルシェイプのフェイスに向けて自然な流れが作り上げられています。
オーバルシェイプでシールド状のフェイス部分は、柔らかな曲面でボリューム感のある立体的な造形となっており、ホロースタイルと呼ばれる中空構造となっています。中空となっていますが、分厚いシルバーで形作られることで大変重量感があり上質感を感じさせます。このような造形は、トップ部分になる方をハンマーワークによってドーム型に成形し、底となるベースをロウ付けしています。柔らかいドーム型の曲面がつけられたそのフォルムはとても美しいボリューム感を持ち、美しく指に馴染む立体造形物としての完成度も素晴らしいリングです。
とてもシンプルなデザインでありながら、とても高い技術力を必要とするディテールによって形作られており、360度どこから見ても流麗で完成された造形美を持っています。


【Hollow Style】中空構造/ホロウスタイルは、1940年代後半頃からみられる技法の一つ。美しく造形するには高い技術を必要とし、本作の様に立体的で綺麗なフォルムを作り上げるのは容易ではありません。ボリューム感のある造形を過剰な重量にすることなく形作ることが出来る技術であり、インディアンジュエリー以外でも古くから見られる技法です。


【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。
1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。 1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。 そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。
第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。 その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。
1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。


こちらの作品もナバホの伝統的なディテールや造形スタイルを踏襲しながら、ルイス・ロメイらしい造形力と流麗な曲線/曲面を感じ取ることが出来るピースです。
サイズ・ボリューム感ともに、男性に向いたリング。際立った存在感を示すワイズを持っていますが、石のセットされていないシルバーのみのプレーンでシンプルなデザインは、男性にもナチュラルにフィットし多くのスタイルやシーンでお使い頂けると思われます。

作者の技術力を感じさせるシルバーワークによって、アートピースとしても美しく、ウェアラブルアートとしても高く評価できる作品。高い希少価値を持ち、非常にコレクタブルな作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、多少の使用感や細かなキズなどは見られますが、ダメージやリペア跡のない良好な状態です。
Size

日本規格 約 20~20.5号   円周 約 61.7㎜   us 10
正面幅 約 39.7㎜

Material

Silver