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JRO003956

【Joe H. Quintana】 Vtg Cochiti Silver Ring w/Oxblood Coral

【Joe H. Quintana】 Vtg Cochiti Silver Ring w/Oxblood Coral
145,000 円(税込)
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【Cochiti】コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)による作品で、同作者の代表的な造形のシルバーワークをベースに、大変美しいレッドコーラルがセットされた素晴らしいクオリティーを持つビンテージリングです。

1970年代~1980年代初頭頃までに作られたと思われる作品で、当時Joe H. Quintanaの作品を取り扱うお店を経営していた【Irma Bailey】のコレクションとして発見されたものであり、長期保管品ではありますが未使用のままコレクションされていたピースです。
キャストで成形されたシャンクは、ずっしりとした重量感があり、アシンメトリーのモダンで洗練されたデザイン/造形となっています。それは、エッジーな直線と柔らかな曲線により構成され、とてもシンプルで高い完成度を感じさせる作品です。また、それらのシルバーワークと真紅のコーラルの組み合わせは非常にバランスが美しく、ビンテージ作品ながら現代的でクリーンな印象に仕上げられています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、『Oxblood Coral』等と呼ばれる「牛の血」のように赤いハイグレードコーラルです。大変美しい色味と共にコーラルとは思えないほどの艶と透明感を持っており、少しオレンジよりの色相を持ったコーラルと比べ貴重であり高い市場価値を誇ります。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)/ジョー・キンタナの功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

また、長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

Joe H. Quintanaの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、こちらの作品のような唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的なスタンプワークを駆使し、非常にエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。 またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。
70年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインはCippy CrazyHorse氏に継承されていますが、Joe H. Quintanaのオリジナルピースは、現在では発見するのがとても困難となっています。


こちらの作品は、Joe H. Quintanaらしい造形を持ったリングであり、非常に美しいコーラルがセットされることで無機質なイメージを持ったシルバーの造形に有機的な印象を与えています。

さり気なく男性の手になじみやすいボリューム感ですが、真紅のコーラルは素晴らしい存在感を放ちます。また、クリーンでエレガントな印象を持った作品の為、少しフォーマルなスタイルやドレスにもフィットし、インディアンジュエリーらしい佇まいと共に、Joe H. Quintana独特の造形センスを宿しています。

当店でも最もハイエンドなリングの一つであり、コレクターの手を離れることのほとんどない貴重なピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。【OLD NEW STOCK】(デットストック)で発見されたものですが、長く保管されていたため僅かな擦れやシルバーのクスミ等は見られます。ダメージやリペア跡はなく、大変良い状態を保っています。コーラルも極僅かなチップがありますが、これはもともと石が持つ天然のものと思われます。
【Cochiti】コチティの巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)による作品で、同作者の代表的な造形のシルバーワークをベースに、大変美しいレッドコーラルがセットされた素晴らしいクオリティーを持つビンテージリングです。

1970年代~1980年代初頭頃までに作られたと思われる作品で、当時Joe H. Quintanaの作品を取り扱うお店を経営していた【Irma Bailey】のコレクションとして発見されたものであり、長期保管品ではありますが未使用のままコレクションされていたピースです。
キャストで成形されたシャンクは、ずっしりとした重量感があり、アシンメトリーのモダンで洗練されたデザイン/造形となっています。それは、エッジーな直線と柔らかな曲線により構成され、とてもシンプルで高い完成度を感じさせる作品です。また、それらのシルバーワークと真紅のコーラルの組み合わせは非常にバランスが美しく、ビンテージ作品ながら現代的でクリーンな印象に仕上げられています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、『Oxblood Coral』等と呼ばれる「牛の血」のように赤いハイグレードコーラルです。大変美しい色味と共にコーラルとは思えないほどの艶と透明感を持っており、少しオレンジよりの色相を持ったコーラルと比べ貴重であり高い市場価値を誇ります。


【Joe H. Quintana】(Jose Higineo Quintana)/ジョー・キンタナの功績はこちらで語りつくせるものではありませんが、多くの賞を獲得しただけでなく、革新的な造形を生み出し、技術的にも頂点に達したインディアンジュエリーにおける最高のシルバー・スミスの一人です。 現在、トップアーティストとして活躍する作家【Cippy CrazyHorse】シピー・クレイジーホースの師であり、父親としても有名です。

1915年、Cochiti Puebloに生まれ、1932年頃からシルバースミスのキャリアをスタートさせたようです。1930年代後半頃には、【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】(ユリウス・ガンズ サウスウエスト アーツアンドクラフト)に所属し、シルバースミスの一人としてジュエリーの制作に従事しました。Southwestern Arts and Craftsには、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チーも在籍していた記録が残っており、優秀でクリエイティブな作家を生み育てるバックアップや技術の継承があったと推測されます。
第二次世界大戦中は造船の仕事に従事し、ブラック・スミス(金属(鉄)鍛冶)の技術を身に付け、戦後の1950年代頭頃にニューメキシコに戻り、ロスアラモスの【Turquoise Post】やアルバカーキに在った【Seligman's】、その他にもFrank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】やManny Goodmanの【Covered Wagon】等、多くのインディアンクラフトショップに所属していたと言われています。 その間、1960年代中頃までになんと22本ものアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得しました。
1960年代後半には、【Irma Bailey】の経営する【Irma's Indian Arts & Pawn】等のために作品を制作、70年代にIrma's Indian Arts & Pawnが閉店するとコチティ族の家に戻ってシルバースミスとして活動を継続しました。

また、長いキャリアの中で、特に影響を感じさせるのが【Frank Patania Sr】フランク・パタニアです。1927年にサンタフェに【Thunderbird Shop】をオープンし、自身もアーティストとして評価の高いイタリア人作家のFrank Patania Srは【Joe H. Quintana】だけでなく、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)や、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)にも技術やその美意識を教授した人物として知られています。
彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

Joe H. Quintanaの作品はシンプルで洗練されたクリーンなデザインが特徴で、こちらの作品のような唯一無二のクオリティーを誇るシルバービーズや伝統的なスタンプワークを駆使し、非常にエレガントな作品を生み出すことを得意としています。
石の選別にも素晴らしい物があります。 またそのシルバーワークは多岐にわたり、銀食器や花器など様々な作品を残していますが、やはりジュエリーのクオリティーや美しさは特別なものです。
70年代頭に制作したコンチョベルトはDOORSの【Jim Morrison】が愛用したことでも有名になりました。

ほとんど作品が市場に出ない作家の一人であり、その技術やデザインはCippy CrazyHorse氏に継承されていますが、Joe H. Quintanaのオリジナルピースは、現在では発見するのがとても困難となっています。


こちらの作品は、Joe H. Quintanaらしい造形を持ったリングであり、非常に美しいコーラルがセットされることで無機質なイメージを持ったシルバーの造形に有機的な印象を与えています。

さり気なく男性の手になじみやすいボリューム感ですが、真紅のコーラルは素晴らしい存在感を放ちます。また、クリーンでエレガントな印象を持った作品の為、少しフォーマルなスタイルやドレスにもフィットし、インディアンジュエリーらしい佇まいと共に、Joe H. Quintana独特の造形センスを宿しています。

当店でも最もハイエンドなリングの一つであり、コレクターの手を離れることのほとんどない貴重なピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。【OLD NEW STOCK】(デットストック)で発見されたものですが、長く保管されていたため僅かな擦れやシルバーのクスミ等は見られます。ダメージやリペア跡はなく、大変良い状態を保っています。コーラルも極僅かなチップがありますが、これはもともと石が持つ天然のものと思われます。
Size

日本規格 約 24号   円周 約 65.0㎜   us 11.5
正面幅 約 9.4㎜ 

  コーラル(珊瑚)  縦 約6.2㎜  横 約8.2㎜

Material

Sterling Silver, High Grade Oxblood Coral