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JRO012860

Vintage Navajo Burst Shape Cast Silver Ring w/Gem TQ c.1950~

Vintage Navajo Burst Shape Cast Silver Ring w/Gem TQ c.1950~
21,600 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、キャストで成形されたミッドセンチュリーらしいバーストデザインのフェイスをベースに、美しいターコイズがセットされたオリジナリティーと楽しさのあるアンティーク/ビンテージリングです。

サンドキャスト(砂型鋳物)及びトゥーファキャストによるシルバーの成形は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、古くから完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、正確な制作年代の判断を困難にしています。不確かな判断材料としては、量産化/パターン化されたデザインであるか、内側の処理・仕上げ、シルバー自体の厚みや質などが目安となります。
こちらの作品では、シェイプデザインも量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーと高い技術を感じさせる作品です。さらに、エッジのしっかりとした造形となっており、大変丁寧に仕上げ工程が施されています。その為、多くのサンドキャストに見られる独特の細かな凹凸のある質感が、表裏ともに削り磨くことでなめらかなでスムースな肌に仕上げられており、現代作品に比べ多くの手間と時間が費やされています。それらの造形/デザインや細かなディテールから、1950年代~70年代初頭頃に作られたと思われるピースで、オールドナバホスタイルとパワフルで楽し気なデザイン/造形を兼ねそろえた作品です。それはまた、当時のアメリカで流行した『ミッドセンチュリーモダン』スタイルの影響を感じさせ、アトミックデザインやモダン建築、工業製品でも見られたミッドセンチュリー独特の価値観と造形美を漂わせています。

この様なバースト(放射状)デザインは、1930年代以前のナバホジュエリーの中でもボタン等で残されている大変伝統的な造形の一つで、『スパイダースター』や『バーストスター』とも呼ばれる造形スタイルです。また、こちらと同様のバーストデザイン/スパイダースターの造形は、インディアンジュエリーをアートの域に高めたホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマも好んだモチーフの一つとなっています。

シンプルかつナバホらしいアーシーな造形は、トゥーファキャストではなくサンドキャストによって成形されていると思われますが、非常に丁寧で美しい鑢(ヤスリ)による仕上げが施されており、キャストではなくシルバープレートやインゴットシルバー(銀塊)から成形したような滑らかな質感に仕上がっています。また、放射状に造形されたフェイスとシャンクはとても綺麗に指にフィットするよう、全体にアールが施されています。

セットされたターコイズについては明確な鉱山は不明ですが、鮮やかな水色にブラウン~ブラックのスパイダーウェブを持ち、【Nevada Blue Turquoise】ネバダブルーターコイズと推測されます。
小さなカットの石ですが、その中にもワイルドなマトリックスと透明感と奥行きのある水色を湛えており、複雑な景色を形成しています。また、現在もハイグロスを保ち、高い硬度を感じさせる艶やかな石であり、ジェムグレード以上にグレーディングできるターコイズです。


【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。


アンティーク作品では、ジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、こちらの様にパワフルでポップな造形の作品にも、質の高いターコイズがセットされる事によって品位とジュエリーとしての上質感が与えられているようです。

また、フロントの幅があり際立つアクセントとして存在感のあるリングですが、指に沿うシェイプや有機的で洗練されたデザインによりスタイリングしやすく、普遍的な造形美は高い汎用性を持ったリングです。

また、オールドナバホの伝統技術と造形スタイルを忠実に受け継ぐデザイン/造形ながら、ミッドセンチュリーらしいキャッチーで楽し気なデザイン/造形に昇華された貴重なビンテージピースの秀作です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。全体に使用感少なく良好なコンディションを保っています。 ただし、ハンドメイド作品のため制作時のムラ等は確認できます。
またターコイズも良い状態を保っており、マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸であり、現在も艶と透明感を持っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージ作品で、キャストで成形されたミッドセンチュリーらしいバーストデザインのフェイスをベースに、美しいターコイズがセットされたオリジナリティーと楽しさのあるアンティーク/ビンテージリングです。

サンドキャスト(砂型鋳物)及びトゥーファキャストによるシルバーの成形は、ナバホジュエリー創成期からみられる技術の一つであり、古くから完成された技術/技法は現在に至るまで大きな変化なく受け継がれている為、正確な制作年代の判断を困難にしています。不確かな判断材料としては、量産化/パターン化されたデザインであるか、内側の処理・仕上げ、シルバー自体の厚みや質などが目安となります。
こちらの作品では、シェイプデザインも量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーと高い技術を感じさせる作品です。さらに、エッジのしっかりとした造形となっており、大変丁寧に仕上げ工程が施されています。その為、多くのサンドキャストに見られる独特の細かな凹凸のある質感が、表裏ともに削り磨くことでなめらかなでスムースな肌に仕上げられており、現代作品に比べ多くの手間と時間が費やされています。それらの造形/デザインや細かなディテールから、1950年代~70年代初頭頃に作られたと思われるピースで、オールドナバホスタイルとパワフルで楽し気なデザイン/造形を兼ねそろえた作品です。それはまた、当時のアメリカで流行した『ミッドセンチュリーモダン』スタイルの影響を感じさせ、アトミックデザインやモダン建築、工業製品でも見られたミッドセンチュリー独特の価値観と造形美を漂わせています。

この様なバースト(放射状)デザインは、1930年代以前のナバホジュエリーの中でもボタン等で残されている大変伝統的な造形の一つで、『スパイダースター』や『バーストスター』とも呼ばれる造形スタイルです。また、こちらと同様のバーストデザイン/スパイダースターの造形は、インディアンジュエリーをアートの域に高めたホピの巨匠【Charles Loloma】チャールズ・ロロマも好んだモチーフの一つとなっています。

シンプルかつナバホらしいアーシーな造形は、トゥーファキャストではなくサンドキャストによって成形されていると思われますが、非常に丁寧で美しい鑢(ヤスリ)による仕上げが施されており、キャストではなくシルバープレートやインゴットシルバー(銀塊)から成形したような滑らかな質感に仕上がっています。また、放射状に造形されたフェイスとシャンクはとても綺麗に指にフィットするよう、全体にアールが施されています。

セットされたターコイズについては明確な鉱山は不明ですが、鮮やかな水色にブラウン~ブラックのスパイダーウェブを持ち、【Nevada Blue Turquoise】ネバダブルーターコイズと推測されます。
小さなカットの石ですが、その中にもワイルドなマトリックスと透明感と奥行きのある水色を湛えており、複雑な景色を形成しています。また、現在もハイグロスを保ち、高い硬度を感じさせる艶やかな石であり、ジェムグレード以上にグレーディングできるターコイズです。


【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。


アンティーク作品では、ジェムクオリティーのターコイズがセットされた作品は非常に貴重であり、こちらの様にパワフルでポップな造形の作品にも、質の高いターコイズがセットされる事によって品位とジュエリーとしての上質感が与えられているようです。

また、フロントの幅があり際立つアクセントとして存在感のあるリングですが、指に沿うシェイプや有機的で洗練されたデザインによりスタイリングしやすく、普遍的な造形美は高い汎用性を持ったリングです。

また、オールドナバホの伝統技術と造形スタイルを忠実に受け継ぐデザイン/造形ながら、ミッドセンチュリーらしいキャッチーで楽し気なデザイン/造形に昇華された貴重なビンテージピースの秀作です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。全体に使用感少なく良好なコンディションを保っています。 ただし、ハンドメイド作品のため制作時のムラ等は確認できます。
またターコイズも良い状態を保っており、マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ凹凸であり、現在も艶と透明感を持っています。
Size

日本規格 約 19~19.5号   円周 約 60.1㎜   us 9.5
正面幅 約 30.2㎜
ターコイズサイズは 5.9㎜×4.1㎜ 程度

Material

Silver, Gem Quality Turquoise