ITEM CODE:
JBO003322

【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff c.1965~

【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff c.1965~
75,600HOLD 円(税込)
75,600HOLD 円(税込)
【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
  • 【Fred Thompson】 Vintage Navajo Stamped Silver Cuff  c.1965~
【NAVAJO】ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、とてもシンプルなスタンプワークのみで構成されたビンテージバングルです。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、同作者の作品の中では比較的薄く仕上げられていますが、ビンテージ独特の質感と手首に心地よくフィットする装着感を持っています。スタンプワークは、ラウンドポイントと2種類のベイナーのみのスタンプ(鏨)を使って武骨ながら洗練された紋様が刻まれており、巧みな技術力が垣間見える作品です。また、ナバホらしいスタンプのパターンと武骨な表情を持っていますが、シンプルでクリーンな印象は、プエブロの作品にも通じる雰囲気を与えているようです。
内側に刻まれたホールマークは、Fred Thompson個人の『~』のみとなっており、同作者が長く所属した【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)を表す『TT』のショップマークは入っていません。その為、おそらく1960年代後半以降の作品と推測され、当店の扱っているジュエリーの中ではそれほど古いピースではありませんが、丁寧で伝統を重んじる作者によって造形されることによってアンティーク作品と変わらない工芸品としての質の高さを持った作品です。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。
若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描き、インディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。
残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。


こちらもフレッド・トンプソンらしいナバホのオールドスタイルを踏襲したバングルですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨でワイルドな印象と共に、単純なスタンプによる構成ながら端整なデザインワークによって現代的で洗練された印象も与えます。

また、石が付かずソリッドなシルバーにスタンプワークのみで構成されたデザイン/造形は、とても使いやすく腕に対するフィット感/装着感も素晴らしいバングルに仕上がっています。

ミニマルで素朴な作品ですが、ミッドセンチュリー期に活躍した最高峰の作家の一人であるFred Thompsonの作品であり、史料価値も高いビンテージジュエリーです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーには僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、使用感は少なく良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)の作品で、とてもシンプルなスタンプワークのみで構成されたビンテージバングルです。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたと思われるバンド/地金は、同作者の作品の中では比較的薄く仕上げられていますが、ビンテージ独特の質感と手首に心地よくフィットする装着感を持っています。スタンプワークは、ラウンドポイントと2種類のベイナーのみのスタンプ(鏨)を使って武骨ながら洗練された紋様が刻まれており、巧みな技術力が垣間見える作品です。また、ナバホらしいスタンプのパターンと武骨な表情を持っていますが、シンプルでクリーンな印象は、プエブロの作品にも通じる雰囲気を与えているようです。
内側に刻まれたホールマークは、Fred Thompson個人の『~』のみとなっており、同作者が長く所属した【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)を表す『TT』のショップマークは入っていません。その為、おそらく1960年代後半以降の作品と推測され、当店の扱っているジュエリーの中ではそれほど古いピースではありませんが、丁寧で伝統を重んじる作者によって造形されることによってアンティーク作品と変わらない工芸品としての質の高さを持った作品です。


【Fred Thompson】 フレッド・トンプソンは、1920年代初頭に生まれ、10代の中頃(1930年代中頃)にはニューメキシコ州ギャラップに今も現存するトレーディングポスト【TOBE TURPEN'S TRADING POST】トーブ・トーペン(現Perry Null Trading)でシルバージュエリーの制作に携わっていたようです。
若いころから卓越した技術を身に付け、ナバホのトラディショナルなスタイルの作品を残しました。また、TOBE TURPEN'Sは古くから多くのシルバースミスの作品を扱うトレーディングポストであり、現在も同様のスタイルを守り続ける有名店ですが、Fred Thompsonの作品以外にショップのホールマークである『TT』の刻印を見ることはありません。それは、同氏が所属アーティストとして特別な存在であったことを推測させます。
1960年代末~1970年代頭頃には、TOBE TURPEN'Sから独立してギャラップの少し西にあるチャーチロックという小さな町で自身の店を持っていたようです。また、非常に多くのシルバースミスを指導したことでも有名であり、後進のシルバースミスに多大な影響を与えた作家の一人です。
アメリカの偉大な画家である【R. Brownell McGrew】(1916–1994)は、インディアンの肖像なども多く描き、インディアンジュエリーのコレクターとしても非常に有名な人物ですが、現存している自身のポートレートでFred Thompsonが制作したブレスレットを身に付けています。さらに、UITA6=Borrego Pass Trading Postと共にFred Thompsonのホールマークが刻まれた作品も発見されています。

ナバホのオールドスタイルとハイグレードなターコイズを用いた作品を多く残したことで評価の高いFred Thompsonですが、製作したジュエリーのスタイルは幅が広く、創造性も高かった作家だと思います。また、現代ではトラディショナル/オールドスタイルと呼ばれるようなデザイン/造形のいくつかは氏が生み出した、もしくは確立したスタイルだと推測され、多くの教え子がシルバーワークの技術とともにそれらのデザインスタイルやディテールを受け継いだ結果、氏の制作したスタイル自体がナバホのオールドスタイルと呼ばれるようになったと思われます。
残念ながらFred Thompsonは1980年代末~1990年代初頭には引退し、2002年に亡くなられています。


こちらもフレッド・トンプソンらしいナバホのオールドスタイルを踏襲したバングルですが、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨でワイルドな印象と共に、単純なスタンプによる構成ながら端整なデザインワークによって現代的で洗練された印象も与えます。

また、石が付かずソリッドなシルバーにスタンプワークのみで構成されたデザイン/造形は、とても使いやすく腕に対するフィット感/装着感も素晴らしいバングルに仕上がっています。

ミニマルで素朴な作品ですが、ミッドセンチュリー期に活躍した最高峰の作家の一人であるFred Thompsonの作品であり、史料価値も高いビンテージジュエリーです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーには僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、使用感は少なく良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - XL 程度。

内径最大幅 約59.4㎜    正面幅(高さ) 約13.7㎜
内周 約138㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XXLサイズ以下の男性、女性のXLサイズ以上であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約18.6g