【NAVAJO】ナバホのOLDPAWNジュエリー、オーセンティックなトライアングルワイヤー (竜骨型)のエッジ部分に規則的なスタンプワークが施されたシンプルで洗練された印象のビンテージバングルです。

とてもシンプルなデザイン/造形の作品であり、制作された年代や背景を判断する材料となるディテールが少ない為、正確な作者や制作時期を判断するのは困難ですが、1970年代以降の比較的新しい作品と思われます。また、『JRP』のホールマーク(サイン)がありますが作者は不明となっています。
クリーンで洗練された造形が美しいバングルで、心地よい重量感のあるトラアングルワイヤーをベースにエッジのセンターとサイド部分に規則的にスタンプワークによる刻み模様が施されています。

このようなトライアングル(竜骨型)の断面を持ったシルバーワイヤーをバンドに構成した作品は、ナバホの古典期からみられる伝統的な造形スタイルの一つです。特にこちらのバングルにようなエッジに刻みを施しただけのミニマルなデザイン/造形は、【Cochiti】コチティ族の大巨匠【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品などで類似したピースが散見され、1950年代～1960年代にかけてナバホジュエリーにおいて『モダンスタイル』と呼ばれるシンプルでクリーンな造形スタイルの隆盛があり、その影響を受けた作品と思われます。


古い作品・コンテンポラリー作品のどちらにも馴染みの良いピースであり、エッジーでオーセンティックな印象は他のバングルとの2連、3連等、重ね付けにも向いたピースですが、単体でも十分に存在感を持っています。

トライアングルワイヤーのバングルは、ラフなスタイルでもシンプルなスタイリングにもよくフィットする高い汎用性を備えたピース。また、その普遍的な造形美は長年にわたってご愛用いただけると思われます。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションも良好です。多少のクスミ等が見られますが、使用感の少ないとても良い状態を保っています。