【ZUNI】ズ二のチャンネルインレイ技法で作られたミッキーマウスモチーフの作品。とても厚みのあるフェイスが特徴的で、独特の表情が可愛い印象のビンテージリングです。
1960年代末~70年代頃に作られた作品と思われ、ヒッピーやフラワームーブメント等、当時の時代背景を色濃く反映しており、独特なリラックス感が印象的なミッキーモチーフの作品です。
ズニ独特の技法であるチャンネルインレイはカットしたターコイズやシェルなどをシルバーにピッタリとはめ込む螺鈿細工のような技術です。 こちらの作品もすべてハンドメイドによって作られたシルバーのベースにシェルやジェット、ターコイズが丁寧なカットによってはめ込まれています。 耳や鼻の丸いパーツはドーム型にカットされているのもポイント。 少し荒い部分もありますが、それらも含め当時らしい味わいを感じられます。また、同様のスタイルを持つ作品では標準的なサイズ感のミッキーですが、非常に厚くボリュームを持つのがこちらのピースの特徴となっています。
こちらの様なアイコニックなキャラクターモチーフのインレイジュエリーは【Carol Kee】(インレイを使う珍しいナバホ出身作家)や【Veronica Poblano】等が有名で、ズニの作家によって多くの作品が制作されましたが、ディズニーの指摘などにより、1970年代後半以降はあまり制作されなくなりました。
また、日本ではほとんど紹介されていないアイテムですが、アメリカではコレクターが多く、個体が少ない希少なピースです。
可愛いミッキーモチーフが、当時のファニーな感性とインディアンジュエリー特有の感覚によって、味わい深く遊び心あふれるアイテムに仕上げられています。 その味わいやアイコニックなルックスは、あくまでも大人向けのアイテムではないかと思われ、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージリング。
ナバホやホピのジュエリーとも相性が良く、男性のピンキーリングとしても性別を問わずお使いいただけます。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良好です。制作時のムラや荒さ、シルバーパーツに多少の凹みなどが見られますが、特に目立ったダメージは無く良い状態だと思います。