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JOT020422

Vintage 【Thunderbird Shop】 "E" Silver Card Case w/TQ

Vintage 【Thunderbird Shop】 "E" Silver Card Case w/TQ
110,000 円(税込)
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【Thunderbird Shop】の作品で、【Frank Patania Sr】フランク・パタニアか【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト 【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナによって制作されたと推測されるシルバー製カードケースです。
おそらくオーダーによって特注制作された品物で、『E』がモチーフとなった美しいデザインのピース。1940年代終わり~60年代前半頃の作品と思われます。

【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェでインディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。

こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、クライアントのオーダーに合わせてイニシャルなどのアルファベットをモチーフにした作品です。 こちらは『E』を左右対称に配置したデザインと思われ、その間には美しいターコイズがセットされています。
こちらのようなアルファベットをモチーフにしたデザインはJulian LovatoやJoe H. Quintana、Mark Chee らも多くの作品を残しています。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSTRLINGのスタンプのみのため、正確な作者を特定することはできませんが、おそらくFrank Pataniaではなく、Julian LovatoやJoe H. Quintanaの可能性が高いと思われます。

カードケースとして作られたピースですが、名刺には少し大きいサイズでいろいろなカードに対応すると思われます。重厚なベンチメイドのカードケースは非常に秀逸で、やはりイニシャル『E』の方のお手元に置いていただきたいピースです。


コンディションはシルバーのクスミがところどころに見られ、ターコイズにわずかンクラックがありますが、石が外れるようなことはありません。

こちらの価格につきましてはお問い合わせください。お手数ですが、氏名・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
【Thunderbird Shop】の作品で、【Frank Patania Sr】フランク・パタニアか【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト 【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナによって制作されたと推測されるシルバー製カードケースです。
おそらくオーダーによって特注制作された品物で、『E』がモチーフとなった美しいデザインのピース。1940年代終わり~60年代前半頃の作品と思われます。

【Frank Patania Sr】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェでインディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。

そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに「サンダーバードショップ」をオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。

「サンダーバードショップ」のオープン初期からFrank Pataniaの作品は色濃くインディアンジュエリーの影響を感じさせます。また、1950年代にはイタリア人でありながら、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドにも協力していたようです。

そして、多くのインディアンアーティストを育てました。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、ほかにも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。
それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。

こちらの作品もそんなPatania Thunderbird style の代表的なデザインのピースで、クライアントのオーダーに合わせてイニシャルなどのアルファベットをモチーフにした作品です。 こちらは『E』を左右対称に配置したデザインと思われ、その間には美しいターコイズがセットされています。
こちらのようなアルファベットをモチーフにしたデザインはJulian LovatoやJoe H. Quintana、Mark Chee らも多くの作品を残しています。

裏面に刻印されているホールマークは【Thunderbird Shop】を表すサンダーバードとSTRLINGのスタンプのみのため、正確な作者を特定することはできませんが、おそらくFrank Pataniaではなく、Julian LovatoやJoe H. Quintanaの可能性が高いと思われます。

カードケースとして作られたピースですが、名刺には少し大きいサイズでいろいろなカードに対応すると思われます。重厚なベンチメイドのカードケースは非常に秀逸で、やはりイニシャル『E』の方のお手元に置いていただきたいピースです。


コンディションはシルバーのクスミがところどころに見られ、ターコイズにわずかンクラックがありますが、石が外れるようなことはありません。

こちらの価格につきましてはお問い合わせください。お手数ですが、氏名・住所・電話番号・メールアドレスを必ずご記載下さいますようお願いいたします。  →お問合せはこちら
Size

縦 約8.1㎝   横幅 約10.4㎝  厚み約1.8㎝

Material

Silver, Turquoise