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JBO004765

Vintage Navajo Pyramidal Cut Coral Row Cuff Bracelet c.1960~

Vintage Navajo Pyramidal Cut Coral Row Cuff Bracelet c.1960~
242,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ピラミッドスタッズのような四角錐型にカットされた美しいレッドコーラルが非常に特徴的な作品。現代的なデザインと上質なシルバーワークも秀逸なアンティーク/ビンテージバングルです。

ホールマーク(作者のサイン)が入らない為、作者は不明となっていますが、こちらの様なデザイン/造形は1927年創業のサウスウエスタンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の影響をつよく感じさせる作品です。Frank Pataniaには、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-2018)や【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Alberto Contreras】アルベルト・コントレーラス等をはじめとする大変多くの教え子を後世に残しており、本作もその中の一人と推測される作品です。


1960年代~1970年代頃の作品と思われ、ベースとなるバンドはオーバーレイ技法によって立体的で重厚な造形に構成されており、そこにピラミッド型のコーラル6つ羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれるスタイルのバングルです。石と石の間には、ナバホジュエリーの伝統的なディテールの一つである
ループ状のハーフランドワイヤーとシルバーボールが配されており、立体的で奥行きのある表情となっています。さらに、サイドからターミナル(両端)にかけてはツイステッドワイヤーをローラーで伸ばしたり、ハンマーで叩くことでフラットなシェイプに成形した装飾が施されています。こちらのようなハンマーワークと組み合わされたツイステッドワイヤーの造形は、高い熟練度が必要で、ハンドメイドのインディアンジュエリー独特の味わいと技術力を感じることのできる造形スタイルです。ビンテージジュエリーでは散見されるディテールとなっていますが、均一なクオリティーに仕上げるのが難しく、現在ではあまり見られなくなった技術の一つです。
シンプルでクリーンでありながら力強いシルバーワークは重厚で、オーバーレイによってマウントされたコーラルの周りに影による黒が構成されており、美しい紅とピラミッド型のカットが強調されています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、イタリア産か東南アジア産と思われ、『Oxblood Coral』等と呼ばれる「牛の血」のように赤いハイグレードコーラルです。美しい色味と共に硬度を感じさせる艶を持っており、貴重で高い市場価値を誇るコーラルです。
紅い色彩は強い存在感を放ちますが、ナチュラルな素材特有のなじみの良い表情を持ち、特に近年は注目度の高い素材となっています。
また、こちらのようなピラミッド型/四角錐型のカットが施された石は、ナバホの巨匠【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(19??-1976)の作品でも少し類似したピースが発見されていますが、インディアンジュエリーにおいてはほとんど他に類を見ないデザイン/ディテールとなっています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

独自性のあるディテールと伝統的な技術や製法を踏襲したビンテージインディアンジュエリーの素朴でエスニシティーな味わいも感じられ、立体的な構造と迫力のあるデザイン/造形によって特別な存在感を放つバングルとなっています。
エッジ―でモダンな印象と共に華やかさも持った作品ですが、意外に汎用性も高く、性別やスタイルを問わず長年にわたってご愛用いただけると思われます。

現在でも新鮮な造形美を持ち、モダンで洗練されたハイエンドな作品。とてもコレクタブルなキラーピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で少しシルバーにクスミや制作上のムラは見られますが、使用感少なく特にダメージのない状態です。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ピラミッドスタッズのような四角錐型にカットされた美しいレッドコーラルが非常に特徴的な作品。現代的なデザインと上質なシルバーワークも秀逸なアンティーク/ビンテージバングルです。

ホールマーク(作者のサイン)が入らない為、作者は不明となっていますが、こちらの様なデザイン/造形は1927年創業のサウスウエスタンジュエリーショップ【Thunderbird Shop】サンダーバードショップを経営したイタリア系の作家【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)の影響をつよく感じさせる作品です。Frank Pataniaには、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-2018)や【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Alberto Contreras】アルベルト・コントレーラス等をはじめとする大変多くの教え子を後世に残しており、本作もその中の一人と推測される作品です。


1960年代~1970年代頃の作品と思われ、ベースとなるバンドはオーバーレイ技法によって立体的で重厚な造形に構成されており、そこにピラミッド型のコーラル6つ羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれるスタイルのバングルです。石と石の間には、ナバホジュエリーの伝統的なディテールの一つである
ループ状のハーフランドワイヤーとシルバーボールが配されており、立体的で奥行きのある表情となっています。さらに、サイドからターミナル(両端)にかけてはツイステッドワイヤーをローラーで伸ばしたり、ハンマーで叩くことでフラットなシェイプに成形した装飾が施されています。こちらのようなハンマーワークと組み合わされたツイステッドワイヤーの造形は、高い熟練度が必要で、ハンドメイドのインディアンジュエリー独特の味わいと技術力を感じることのできる造形スタイルです。ビンテージジュエリーでは散見されるディテールとなっていますが、均一なクオリティーに仕上げるのが難しく、現在ではあまり見られなくなった技術の一つです。
シンプルでクリーンでありながら力強いシルバーワークは重厚で、オーバーレイによってマウントされたコーラルの周りに影による黒が構成されており、美しい紅とピラミッド型のカットが強調されています。

セットされたレッドコーラル/赤珊瑚は、イタリア産か東南アジア産と思われ、『Oxblood Coral』等と呼ばれる「牛の血」のように赤いハイグレードコーラルです。美しい色味と共に硬度を感じさせる艶を持っており、貴重で高い市場価値を誇るコーラルです。
紅い色彩は強い存在感を放ちますが、ナチュラルな素材特有のなじみの良い表情を持ち、特に近年は注目度の高い素材となっています。
また、こちらのようなピラミッド型/四角錐型のカットが施された石は、ナバホの巨匠【Johnny Mike Begay】ジョニー・マイク・ビゲイ(19??-1976)の作品でも少し類似したピースが発見されていますが、インディアンジュエリーにおいてはほとんど他に類を見ないデザイン/ディテールとなっています。


【Frank Patania Sr.】フランク・パタニアは1899年シチリア生まれのイタリア人で、インディアンジュエリーの世界に新しい価値観を持ち込み、多くの傑作を生み出しました。そして、多くの優秀な後進を育てた人物としても有名です。
6歳からイタリアで金細工師に弟子入りし、その技術を身に付けていきました。10歳のころに母親、兄弟とともにニューヨークに渡り、多くの移民とともに産業革命の喧騒なかで成長していきました。その後、19歳のころにニューヨークでも大手のジュエリーカンパニーでデザイナーとしての仕事に就き、そこでも多くの経験を積んだようです。転機となったのは1924年、当時大流行していた結核に侵され、療養のために訪れたサンタフェで、インディアンのシルバーとターコイズを使った仕事を見たとき、『自分の表現方法を発見した』 そして、『二度とニューヨークに戻りたくなくなった』と語っています。
そして、わずか3年後の1927年にはサンタフェに【Thunderbird Shop】サンダーバードショップをオープンしました。当時、シカゴ~アルバカーキ~南カリフォルニアへ続く鉄道整備に伴なって、アメリカ中西部各都市の観光産業の活況と共にフレッド・ハービー社の隆盛、インディアンアートの産業化もあり、その新しい魅力を持つ「サンダーバードショップ」のジュエリーや工芸品は大変な好評を博しました。
やはり、オープン初期からFrank Pataniaの作品はナバホ・プエブロ双方のインディアンジュエリーの影響を色濃く感じさせます。

また、多くのインディアンアーティストを育てたことでも有名です。【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ、【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ、他にも【Mark Chee】マーク・チーなどもサンダーバードショップで石のカッターとして働いていたようです。
彼ら(特に上記3人)はFrank Pataniaの技術やその美意識を受け継ぎ、『パタニア サンダーバード』スタイルとも言われる作品を残しました。 それらは、独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品で、それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのもが特徴です。


こちらの作品もそんなPatania Thunderbird styleの美意識と共に、インディアンジュエリーの世界に多様性をもたらした試みや、多文化を吸収する新しい意識を感じさせるデザインのピース。造形スタイルやその製法などはナバホジュエリーの伝統を踏襲し、クラシックでありながらモダンで現代的なセンスを感じさせる作品です。

独自性のあるディテールと伝統的な技術や製法を踏襲したビンテージインディアンジュエリーの素朴でエスニシティーな味わいも感じられ、立体的な構造と迫力のあるデザイン/造形によって特別な存在感を放つバングルとなっています。
エッジ―でモダンな印象と共に華やかさも持った作品ですが、意外に汎用性も高く、性別やスタイルを問わず長年にわたってご愛用いただけると思われます。

現在でも新鮮な造形美を持ち、モダンで洗練されたハイエンドな作品。とてもコレクタブルなキラーピースです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で少しシルバーにクスミや制作上のムラは見られますが、使用感少なく特にダメージのない状態です。
Size

メンズサイズ S - ML 程度。
レディースサイズ L - XXL 程度

内径最大幅 約58.1㎜    正面幅(高さ) 約25.4㎜
内周 約134㎜    開口部 約31.5㎜
Inside Measurement 5 7/16 inch   opening 1 1/4 inch 

   ※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver, Coral
        約59.2g